書籍詳細

『自考』

自考

岡田 豊

出版社名:プレジデント社

発行年月:2022年2月

アメリカでの勤務を終えて帰国した時、著者は日本は実に息苦しい社会だと気付いたという。人をはかるモノサシ、価値観、基準の数があまりにも少ない。自殺する人があまりにも多い。笑っている人が少ない。他人を妬む。他人を排除する。出る杭を打つ。決められたモノサシから外れたりする人を異質と決め付ける。
ナンセンスな社会です。おかしな社会です。大事なのは、一人ひとりの個の人です。すべての人が価値ある存在であり、すべての人の価値観が受け入れられていいはずです。
これからは私たち一人ひとりが、自分たちの質を高めていくしかありません。必要なことは、一人ひとりが、古びた過去と決別し、新しいやり方を「自考」で創り出し、行動することだという結論に、至ったという。
約30年間、メディアの視点から日本を見つめてきたテレビ朝日、元アメリカ総局長の著者がたどり着いた、人生を取り戻すヒントとは。


ジャーナリスト

1964年、群馬県高崎市生まれ。日本経済新聞記者を経て1991年から共同通信記者。山口支局、大阪支社、経済部。阪神淡路大震災、大蔵省接待汚職事件、不良債権問題、金融危機など取材。2000年からテレビ朝日記者。経済部、外報部、災害放送担当(民放連災害放送専門部会委員)、福島原発事故担当、ANNスーパーJチャンネル・プロデューサー、副編集長、記者コラム「報道ブーメラン」編集長、コメンテーター、ニューヨーク支局長、アメリカ総局長(テレビ朝日アメリカ取締役上級副社長)。トランプ氏が勝利した2016年の米大統領選挙や激変するアメリカを取材。共著『自立のスタイルブック「豊かさ創世記」45人の物語』(共同通信社)など

著者紹介

掲載記事

[連載]自分の頭で考える、自分のやり方を考える

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