このままでは日本の後進国入りは避けられない…日本人の最後の切り札となる「自考」とは? (※写真はイメージです/PIXTA)

高校に入学したばかりの4月、母親ががんで他界。さらに、唯一の支えだった野球を捨ててしまいます。母を失ったショックで精神のバランスが崩れ、グラウンドに立てなくなりました。ジャーナリストの岡田豊氏が著書『自考 あなたの人生を取り戻す不可能を可能にする日本人の最後の切り札』(プレジデント社)で解説します。

私たちが失った経済成長する時間

■やるべきことをしなかった30年、自考は「日本人の最後の切り札」

 

経済や国際情勢に詳しい方は認識していると思います。世界における日本の国力は凋落傾向にあります。バブル崩壊後、なかなか立ち直れない日本経済のことを「日本の失われた30年」と指摘されます。

 

しかし、この長い時間は「失われた」のではありません。日本人が未来を切り拓くために、やるべきことをやらなかっただけのことにすぎません。「失われた」という言葉には、当時者意識が薄く、責任逃れの印象がにじみ出ます。

 

「私たちが失った」のです。総じて、政治家、公務員、企業経営者、会社員、有識者、メディア人など大勢の大人が、やるべきことを30年間、怠ってきたのです。私もその一人です。

 

私たち大人は、この30年間、それなりに一生懸命やってきたと自分では思っているはずです。実際に身を削って懸命に頑張ってきた人も多いでしょう。しかし、残念ながら日本全体としては、未来につながる明るい材料を積み上げられていない。このまま、これまでのやり方を続けていくと、さらに40年、50年と失うことになるのは確実です。

 

「このままでは日本の後進国入りは避けられない」

 

証券会社の知人はこう危機感を募らせています。私たち日本人は謙虚になって、これまでのやり方をゼロベースで見直す必要があると思うのです。

 

そこで「自考」です。過去の成功体験や栄光を切り離し、自分たちの頭で、新しい社会づくり、新しい経済づくり、新しい国づくりをする必要があります。自分が長年やってきたやり方を捨てたり、否定したりすることは、実につらいことです。

 

でも未来を切り拓くためには、新しいやり方に切り替える勇気が必要です。自考こそが、日本の停滞を逆転させる大きな切り札となるでしょう。

 

自考は日本と日本人にとって「最後の切り札」になると確信しています。自考には、それだけ大きな意味があり、変革をもたらす大きなパワーがあると確信しています。

 

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ジャーナリスト

1964年、群馬県高崎市生まれ。日本経済新聞記者を経て1991年から共同通信記者。山口支局、大阪支社、経済部。阪神淡路大震災、大蔵省接待汚職事件、不良債権問題、金融危機など取材。2000年からテレビ朝日記者。経済部、外報部、災害放送担当(民放連災害放送専門部会委員)、福島原発事故担当、ANNスーパーJチャンネル・プロデューサー、副編集長、記者コラム「報道ブーメラン」編集長、コメンテーター、ニューヨーク支局長、アメリカ総局長(テレビ朝日アメリカ取締役上級副社長)。トランプ氏が勝利した2016年の米大統領選挙や激変するアメリカを取材。共著『自立のスタイルブック「豊かさ創世記」45人の物語』(共同通信社)など

著者紹介

連載自分の頭で考える、自分のやり方を考える

本連載は、岡田豊氏の著書『自考 あなたの人生を取り戻す不可能を可能にする日本人の最後の切り札』(プレジデント社)より一部を抜粋し、再編集したものです。

自考

自考

岡田 豊

プレジデント社

アメリカでの勤務を終えて帰国した時、著者は日本は実に息苦しい社会だと気付いたという。人をはかるモノサシ、価値観、基準の数があまりにも少ない。自殺する人があまりにも多い。笑っている人が少ない。他人を妬む。他人を排…

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