著者紹介

杢野 暉尚

社会福祉法人サンライフ/サン・ビジョン

理事・最高顧問

設計監理事務所経営後、1984年都市住宅研究所を設立。1987年社会福祉法人サンライフ、1996年社会福祉法人サン・ビジョン創設を経て、介護、住宅、医療、児童福祉事業を愛知県、岐阜県、長野県にて展開。

1995年、アメリカ合衆国カリフォルニア州ジョン・F・ケネディ大学より名誉博士号授与。2004年、米国International Leadership Foundationより2004年Leadership賞を授与。2006年、愛知県老人保健施設協会監事就任。2007年、アメリカ合衆国連邦政府保険省高齢者庁より表彰状授与。2009年より全国個室ユニット型施設推進協議会副会長。2010年、介護老人保健施設事業功労者厚生労働大臣賞受賞。2014年、全国ノーリフト施設協議会代表理事就任。同年春の藍綬褒章受章。2015年、一般社団法人愛知・名古屋ふくしネットワーク代表理事、一般社団法人国際介護士協会代表理事就任。2016年、一般社団法人名北労働基準協会理事就任。

書籍

人生を破滅に導く「介護破産」

『人生を破滅に導く「介護破産」』

杢野 暉尚

介護が原因となって、親のみならず子の世帯までが貧困化し、やがて破産に至る──といういわゆる「介護破産」は、もはや社会問題の一つになっています。 親の介護には相応のお金がかかります。入居施設の中でも利用料が安い特別養護老人ホームでさえ、一人当たり月額およそ15万円程度、両親とも入所させる場合は30万円程度の費用がかかるのです。そのため、「介護サービスの費用が払えないので、仕事を辞めて自分で介護するしかない」「施設利用の費用を捻出するために預金を食いつぶしている」といったケースが増えています。 離職による収入途絶や重い介護費用負担によって家計のやりくりが難しくなった子世帯を待ち受けるのは、「貧困から破産へ」という最悪のシナリオです。介護サービスは年々充実してきているにも関わらず、最適なサービスや施設はどれなのか、公的援助はどうすれば受けられるのか……といった基本的なことも一般にはほとんど知られていません。そのため、不必要に高額なサービスや施設を選んだり離職したりして、経済的困窮や破産に至ってしまうケースが後を絶たないのです。 しかし逆に言えば、利用する側が積極的に動いて情報を集め、最適なサービスや施設を正しく見極めたうえで、公的援助なども活用すれば、介護破産に陥るリスクは大きく軽減できます。 本書では、著者の長年にわたる介護業界での経験をもとに、介護破産の実態、介護サービスの基礎知識、要介護者や家族の条件に合ったサービスや施設を選ぶポイントについて、具体例を示しながら解説していきます。

書籍紹介

掲載記事

[連載]介護破産を回避する「介護サービス」「施設選び」のポイント

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