書籍詳細

『民泊ビジネスのリアル』

民泊ビジネスのリアル

三口 聡之介

出版社名:幻冬舎メディアコンサルティング

発行年月:2016年12月

世界中で大ブームとなっている「民泊」。日本でも約4万6000件の物件が民泊用のマッチングサイトに登録されています。民泊が広まっている背景にはシェアリング・エコノミーの流行、人口減少による遊休不動産の増加、訪日旅行客の急増による宿泊施設の不足などがあります。空き家・空き部屋をそのままにしておくのはもったいないという気持ちで民泊を始め、月に100万円を稼ぐ人もいるほどです。
しかし、民泊の運営には本来、自治体の許認可が必要です。実は現行の民泊は、その多くが認可をとっていない違法な民泊であり、多くの人がトラブルに巻き込まれていることはほとんど知られていません。
本書では、実際に合法的に民泊ビジネスを実践している立場から、現在蔓延している違法な民泊の実態、そのリスクと、安心・安全な民泊実現のために求められる法令の整備や、宿泊業者との協力、今後の民泊の広まりにより実現が期待される新しい旅の形なども紹介していきます。

とまれる株式会社
代表取締役

京都大学在学中、株式会社ガイアックスを起業。上場に伴い退社したのち、楽天株式会社に入社、プロデューサーとしてMyRakuten等を担当。2013年より株式会社百戦錬磨に参画、取締役に就任。IT業界に精通している立場から観光業に携わったことで〝違法民泊〞の横行に強い問題意識を持つようになる。2013年にとまれる株式会社を設立、代表取締役社長に就任。国が進める国家戦略特区構想のアイデア公募に、空室物件と宿泊者をマッチングし、観光立国化と不動産価値の向上も実現できる民泊の仕組みをいち早く提案した。2013年末に提言が採用され特区法13条が成立、2014年4月からは他社に先駆けて特区民泊事業をスタートさせた。現在は「STAY JAPAN」を運営し、民泊オーナーと旅行客のマッチングを推進している。

著者紹介

掲載記事

[連載]トラブル回避!オーナーが知っておくべき「民泊新法」

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