和田秀樹の老い方上手

和田 秀樹
出版社名
ワック
発行年月
2023年10月
年をとると幸せになる——えっ?体は弱るし、ボケもくる、そんなことないだろうと思いがちですが、
米国ダートマス大学の年齢と幸福度の調査では、幸福度は50代が最低、ところがV字回復をして、80代が幸福絶頂期になる。日本でもそうでした。
つまり、老いて行くことはマイナスではないのです。
認知症を心配しますが、ご安心を。80代になれば程度の差はあれ、みんな認知症になります。
でも軽度のうちなら、レーガン大統領のように、アメリカの大統領だって務まります。
老人医療専門の私が言うのですから確かです。
ただし、老け込む人、若く居られる人の分かれ道は70歳。
どう生きればいいか、和田秀樹流「老い方上手」のエッセンスをどうぞ。

この書籍の著者

和田 秀樹

和田秀樹こころと体のクリニック院長
1960年、大阪府生まれ。精神科医。東京大学医学部卒業。東京大学医学部附属病院精神神経科助手、米国カール・メニンガー精神医学校国際フェロー、高齢者専門の総合病院である浴風会病院の精神科を経て、現在、和田秀樹こころと体のクリニック院長。
高齢者専門の精神科医として30年以上にわたり高齢者医療の現場に携わっている。
主な著書に『70代で死ぬ人、80代でも元気な人』(マガジンハウス)、『80歳の壁』(幻冬舎)、『70歳が老化の分かれ道』(詩想社)、『老いの品格』(PHP)、『逃げ上手は生き方上手』(実業之日本社)などがある。

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