和田 秀樹


和田秀樹こころと体のクリニック院長
1960年、大阪府生まれ。精神科医。東京大学医学部卒業。東京大学医学部附属病院精神神経科助手、米国カール・メニンガー精神医学校国際フェロー、高齢者専門の総合病院である浴風会病院の精神科を経て、現在、和田秀樹こころと体のクリニック院長。
高齢者専門の精神科医として30年以上にわたり高齢者医療の現場に携わっている。
主な著書に『70代で死ぬ人、80代でも元気な人』(マガジンハウス)、『80歳の壁』(幻冬舎)、『70歳が老化の分かれ道』(詩想社)、『老いの品格』(PHP)、『逃げ上手は生き方上手』(実業之日本社)などがある。

この著者の連載

この著者の書籍

  • 70代、80代を楽しむためにこれだけは知っておこう!
    著者
    和田 秀樹
    出版社名
    かや書房
    発行年月
    2022年10月
    ベストセラー連発で大反響! 和田秀樹、注目の最新刊 70代、80代を楽しく生きるために 知っておくべき「新常識」を 教えます!! これを読んで、 無理せず「老い」を乗り越えよう!! ☆序章 人生を楽しむために必要なこと 70代・80代を生きるための心構え/意識を変えて楽しんで得する人生を送る /「老い」の時期を2つに分けて考える/健康寿命を延ばして自立する /我慢をしないことで楽しみが増える ☆第1章 医療の知っておくべきこと 〇医師の選び方と付き合い方 ヤバい医師と理想的な医師の見分け方 患者の意見を尊重する医師を選ぼう/ドクターショッピングで医師探し 〇薬の正しい飲み方 危険な多剤併用と薬の飲み過ぎはNG 薬との上手な付き合い方/「なってから医療」には予防薬はいらない   〇血圧・血糖値・コレステロール値の嘘 数値を下げても逆効果   数値を下げて生まれる別のリスク/数値のみで判断せずに身体の状態を見極める 〇がんは切らない・治療しない 高齢者にとって早期発見・早期治療は無意味 私ががんの手術をしない理由/早期発見と転移の確率/がんと一緒に生きる選択 〇新型コロナの本当の被害 過剰な恐怖心と無意味な予防策の弊害 免疫力が落ちて脳機能や運動機能も低下/恐怖感が過度に強くなる心の病 〇穏やかに生きる終末期医療 死を恐れずに考えておくこと 病院に行かず老衰を選択する生き方/闘病せず、病気で苦しまない /死への恐怖を克服して自分らしく生きる 〇病院ではなく自宅で最期を迎える 有終の美を飾るための在宅看取り 死ぬ時期がわかったときの選択肢   ☆第2章 生活習慣で知っておくべきこと 〇肉を食べて老化予防 タンパク質中心の食生活を心がける アミノ酸を多く含むタンパク質が重要/セロトニン不足が認知症の原因になる /物事を記憶するのに役立つのが意欲&好奇心/健康の良し悪しは総合的に判断しよう   〇我慢をしない食事法 身体が欲しているものを素直に食べよう 好きなものをどんどん食べる/慢性的アレルギーは人それぞれ違うもの /朝のブドウ糖不足には要注意   〇効果を引き出す食事法 タイミングに合った身体に良い食べ方 朝カレーが素晴らしい理由/夜の炭水化物抜きは脳に悪影響    /がんになりやすい食事   〇脳を刺激する日常生活 人生を楽しむ日記や趣味の効果 前頭葉の効率的な鍛え方/計算やパズルは効果なし /高齢者になっても恋や性欲は大事   〇男性ホルモンを増加させて魅力UP 若い人が羨むような「面白い高齢者」を目指す 他人が羨むオリジナルの思考力/「面白い高齢者」になることで老化予防 /男性ホルモンの男女での働き/好奇心旺盛で優秀な人の共通点 〇睡眠のメカニズムと重要性 快楽物質を分泌させて睡眠の質を上げる 「メラトニンシャワー」を分泌させる方法 〇問題を解決する楽々日光浴 1日30分だけでも太陽の光を浴びよう 朝日や日光に当たる効果 〇免疫力を活性化する簡単な運動 激しい運動をしなくても軽い運動を続ければOK 散歩コースを変えて脳を刺激 ☆第3章 続けたほうがいいこと、やめたほうがいいこと 〇仕事は続けたほうがいい 退職後に一気に老け込む可能性 運動機能と脳機能の低下/どのような形態でも「働く」ことが大切 /奇跡の長寿県・長野県の驚きのデータ   〇過剰なダイエットはやめたほうがいい 栄養が欠けると老化が進行 栄養過多より栄養不足が問題/食事や娯楽を大切にする   〇自動車の運転は続けたほうがいい 高齢者の事故件数は減少傾向 免許の返納は自分で決める/運転をやめた人の健康リスク 〇健康診断はやめたほうがいい 必要な健診と不必要な健診 健康診断に寿命を延ばす効果なし/無駄な節制と有害な健康診断   /心臓&脳ドックで突然死を回避 〇無理な人付き合いはやめたほうがいい 我慢してきた人間関係をスッキリさせる 「夫婦」という関係から「同居人」へ 〇お酒の飲み過ぎはやめたほうがいい 高齢者も他人ごとではないアルコール依存症 孤独な状態が招く依存症 ☆第4章 認知症・ボケとの付き合い方 〇認知症を予防する3つのポイント 習慣を見直して認知症の発症を遅らせよう 認知症の種類と脳の健康を保つポイント 〇趣味による認知症の予防効果 趣味を持って意欲的に活動することが認知症を遠ざける 趣味を持ち続けることは脳を活性化させる/日々の出来事を記す日記でも十分な効果 〇アルツハイマー型で起きる脳の変化 誰にでも起こる脳の変化と一緒に生きる 特別ではないアルツハイマー型の変化 〇アルツハイマー病の進行を遅らせる方法 トレーニング次第で脳は活性化 85~89歳の認知症有病率は41・4%/アルツハイマー病だったアメリカ大統領 〇ど忘れ防止のための5カ条 出力障害〝ど忘れ〟をしない脳のつくり方 ど忘れは病気ではなく前頭葉の老化現象/ど忘れを防止するための5つのポイント 〇ど忘れしないための記憶術 埋もれた記憶を掘り返す方法と記憶を埋もれさせない方法   思い出すために大切なきっかけ/余計な上書きをせずに感情を伴って記憶する ☆第5章 うつ病の最善対策 〇うつ病かな? と感じた場合 気になったら専門医への受診が大切 セロトニン不足がうつ病を招く?/「眠りの質」でうつ病がわかる /うつ病のサイン・「食欲」「仕事の能率低下」/最善対策は専門医の治療 〇うつ病になりにくい思考パターン 心のコントロールができれば人生が楽しくなる 自分の心は自分でコントロールしよう 〇うつ病になりにくい身体づくり 心の病でも適度な運動が効果的 楽しく身体を動かすことが万病を遠ざける 〇前頭葉を刺激してうつ病予防 新しい知識を学ぶことで脳が活性化 自分の頭で考えるトレーニング/楽しく頭を使うことで脳が活性化 〇過去や未来を悩まず今を考える 過去の栄光を引きずらないで未来に不安を抱かない 過去にこだわることは時間の無駄/未来について不安を抱かない ※本書は2022年7月に株式会社メディアックスより刊行された『和田秀樹監修 70歳、80歳でとても幸せになる人、不幸になる人』を加筆・修正して書籍化したものです。
  • 老けない習慣ベスト100
    著者
    和田 秀樹
    出版社名
    総合法令出版
    発行年月
    2024年8月
    歳を重ねても若々しい人がいる一方、体力、気力の衰えを感じる人は多い。 そんな、体も見た目も若々しい人は、老ける人と何が違うのか? 本書では、医師や大学等の研究機関から発表されている、いわゆる老けない習慣、老化スピードを遅くする、長生きに必要な事柄を100集めて紹介。 脳の老化を防ぐ思考、行動、アンチエイジングに効く食べ物や栄養、若々しい体力を維持するための運動やボディケア、ストレスをためない人間関係など、老けない習慣を100ピックアップしました。 本書の監修は、精神科医で高齢者向け生活習慣の著書も多い和田秀樹先生。

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