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「70代で死ぬ人」と「80代でも元気な人」の徹底的な差【精神科医が解説】
連載
「70代で死ぬ人」と「80代でも元気な人」の徹底的な差【精神科医が解説】
※本連載は、和田秀樹氏の著書『70代で死ぬ人、80代でも元気な人』(マガジンハウス)より、一部を抜粋・再編集したものです。
2024.02.22
第3回
絶望する人が多いが…ガンは「死ぬ準備ができる、畳の上で死ねる病」の真意【医師が解説】
2024.02.21
第2回
「もう若くない」と思ったら「ステーキ」を食え!“70代で弱り始める人”と“まだまだ元気で生きる人”の決定的な違いとは?【医師が解説】
2024.02.20
第1回
「高齢者の免許返納」は要介護老人を増やすだけ、といえるワケ【医師が解説】
著者
和田 秀樹
国際医療福祉大学 教授/ヒデキ・ワダ・インスティテュート 代表/一橋大学国際公共政策大学院 特任教授/川崎幸病院精神科 顧問
1960年大阪市生まれ。1985 年東京大学医学部卒業。
東京大学医学部付属病院精神神経科、老人科、神経内科にて研修、国立水戸病院神経内科および救命救急センターレジデント、東京大学医学部付属病院精神神経科助手、米国、カール・メニンガー精神医学校国際フェロー、高齢者専門の総合病院でもある浴風会病院の精神科を経て、現在、川崎幸病院精神科顧問、一橋大学経済学部・東京医科歯科大学非常勤講師、ルネクリニック東京院院長。
著書に『70歳が老化の分かれ道』(詩想社新書)、『80歳の壁』『70歳の正解』(以上、幻冬舎新書)、『医者が教える50代からはじめる老けない人の「脳の習慣」』(ディスカヴァー携書)、『70歳から一気に老化する人しない人』(プレジデント社)、『老いの品格』(PHP新書)など多数。
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関連書籍
70代で死ぬ人、80代でも元気な人
著者
和田 秀樹
出版社名
マガジンハウス
発行年月
2022年3月
「徹子の部屋」出演、大反響!
<マガジンハウス新書創刊第2弾>
70歳が人生のターニングポイント!
老化を遠ざける、明日からできる「習慣」と「心がけ」
「〇〇さんが大腸がんの手術をした」「■■くんが脳卒中で倒れた」など、70歳を過ぎると友人知人が大病をしたという話が聞こえてきます。
また、同世代の喪中はがきが届きはじめるのが70代になってからでしょう。「ああ、あいつが旅立ってしまったのか……」と、60代ではあまり意識しなかった「死」をリアルに感じてくるのが70~80という年代です。
これは統計にも表れています。
ガン死亡率は60代と70代では2倍以上増加し、認知症や要介護となると60代と70代では5倍以上増加します。
厚生労働省の「簡易生命表(令和2年)」によると、2020年の日本人の平均寿命は男性が81.64歳、女性が87.74歳です。男女ともに平均寿命が80歳を越えましたがあくまで平均ですので、男性の場合は半数近くが70代でお亡くなりになる方がいるということになります。つまり、とくに男性は70代が“魔"の時期と言えるのです。
一方で、“魔"の70代を軽々と乗り越え、80歳を過ぎても元気に溌剌と暮らしている方々もたくさんいます。
「70代で死ぬ人、80代でも元気な人」――両者の違いとは、いったい何でしょうか。
本書で詳しくお話ししていきますが、私は「レジリエンス(回復力)」と「免疫力」にそのヒントがあると考えています。
わたしたちの身体には、たとえ病気やケガをした場合であっても自ら回復する力が備わっています。この力を高め、維持することこそが重要であり、健康長寿を伸ばす秘訣なのです。(「まえがき」より)
「元気な80代を迎えるための心がけ」から「老化に負けない生活習慣」「70代、80代の健康学」まで――。
精神科医であり、高年学のオーソリティがお届けする、健康長寿への処方せん!
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