医師の資産形成にあたって「法人化」をするメリットとは?
将来の事業展開を考えるのであれば法人格は必要不動産運用をする個人事業主が法人化する業種としては、不動産管理会社などの不動産関連がほとんどです。 しかし医師の皆さんなら、ここまでに紹介したように、ほかにも実現できる事業の選択肢は無数にあります。また、将来的に事業への展開を考えるのであれば、医療法人の設立も含めてぜひ検討すべきです。 個人医院でも保険証が使える保険医療機関であれば「みなし介護保険事業者」として、居宅療養管理指導(介護予防含む…
ニーズが高まる「サ高住」に医師の力が必要とされる理由
医師と施設の密接な連携が求められている「サ高住」2012年の介護保険法の改正では、介護を行う人材とサービスの質の向上が厳しく求められるようになりました。 ご存じの通り、介護福祉士や一定の教育を受けた現場経験のある介護職員などは、これまで医師法で医師と看護師以外はできなかった、たんの吸引などの医療行為を行えるようになりました。具体的には次の医療行為になります。 ●たんの吸引(口腔内、鼻腔内、気管カニューレ内部)●経管栄養(胃ろう、腸ろう、経鼻…
「サ高住」の推進につながる「地域包括ケアシステム」とは?
高齢者が5つのサービスを一括で受けられる支援体制2012年にサ高住に係る介護保険法と老人福祉法の改正がありました。この改正でもっとも注目すべきは、「地域包括ケアシステム」の推進です。 地域包括ケアシステムはご存じの通り、介護が必要になった高齢者が住み慣れた自宅や地域で暮らし続けられるように「医療・介護・介護予防・生活支援・住まい」の5つのサービスを一括的に受けられる支援体制のことです。 65歳以上の人口は現在3000万人を超えており、国民の約4人に1…
不動産投資による「節税効果」の具体例
長期的にはインカムゲインで資産を増やしていく前回ご紹介した計算式を見て(下記図表参照)、200万円の不動産運用損に対して、節税効果が86万円では、114万円のマイナスではないか、と思われた方、心配ありません。 運用損には、「減価償却費450万円」が含まれていることに注目してください。この減価償却費450万円というのは、損益通算上マイナスとして計上していますが、実際に皆さんの手元にある現金等のキャッシュが減るわけではありません。 一方で諸経費については…
「高額納税者」と「不動産投資」の相性がいい理由
不動産運用による収入は給与所得と損益通算が可能皆さんのような高額納税者にとって不動産運用は非常に相性がいい。なぜなら不動産から得た収入は、勤務医としての給与所得と合算する「損益通算」してから確定申告できるからです。 これだけ聞くと当たり前のように思うかもしれませんが、株やFXで得た不労所得は損益通算できません。これらは給与とは別途に計算し、その額に応じて納税しなければならないのです。給与と合算できるのは、事業所得だけです。ここが株やFXと不…
医師だから活かせる不動産投資の「レバレッジ効果」とは?
借金をしない限り「レバレッジ効果」は生まれない医師が資産10億円を目指すなら、不動産運用が最短距離といえます。それは資金を融資してもらうことによってレバレッジ効果が期待できるからです。 融資とは借金です。そう捉えること自体は間違いではありません。しかし、借金という言葉には、日本人特有の価値観が埋め込まれてしまっています。日本人は「借金=悪」と考える人が多い。「借金しない?」と聞くとほとんどの人が「とんでもない!」と答えるでしょう。事業資金…
医師という属性が不動産投資で力を発揮する理由
医師という職業は最上位の個人属性のひとつ不動産運用が、医師の資産形成にとって最適である理由を2つ挙げましょう。それは、 1.レバレッジを効かせやすい2.節税効果がある ということなのです。節税効果を享受できるのは、高収入である医師の皆さんにしか当てはまらないことです。しかも不動産にしかできないものです。 そしてレバレッジが効くというのは、融資額の上限が大きいということです。これは医師という職業が弁護士などと並ぶ最上位の個人属性だからです。…
多忙な医師の資産形成――「不動産投資」が有効な理由
不動産運用による資産形成は医師にとっては容易!?筆者は基本的に時間のない医師にとって理想的な資産運用方法は、以下の3条件に当てはまることが必須と考えます。 1.予備知識がそれほど必要ない2.管理に時間を取られない3.10億円の資産形成の道筋が具体的に描ける この3条件を満たす数少ない選択肢はそうはありません。その数少ない選択肢の一つが不動産運用です。 不動産運用による資産形成は比較的単純なので、それほど苦労せずに身につきます。超難関の医師国家試…
多忙な医師が「手を出してはいけない」投資&ビジネスとは?
「普通預金・定期預金」で資産は形成できない医師の高収入を活用する方法はいろいろありますが、医師向けの有名なポータルサイト「m3.com」の2013年の調査では、医師の資産運用に関する調査結果は次のように出ています。 「どのような資産運用をしているか」という問いに対して一番多かった答えが「普通・定期預金」(74.2%)。そして「株式」(21.8%)、「何もしていない」(20.6%)と続き、「不動産投資」は7番目(7.4%)でした。 『金持ち父さん貧乏父さん』の著者…
医師の資産形成で目指すべき「最終ゴール」とは?
「目標」が定まらないと「行動」はできない幸い医師の皆さんは一般的なサラリーマンよりも収入が多い。これは資産形成の上で、非常に大きなアドバンテージになります。 勤務医の年収は1500万円前後ということですから、平均月給にすれば100万円から120万円。一方で35歳から39歳男性の平均年収は498万円、40歳から44歳は561万円ですから確かに高所得です。 この現状をまず確認した上で、それではここから、一体どのくらいの資産を形成することを目指すか? 行動するにして…
不動産運用を成功に導く「パートナー」の選び方
企画書を持ってくる「提案力のある営業担当」を選ぶ収益物件で長期間競合物件と差別化を図るには、周辺地域のニーズに合ったコンセプトが必須であり、医師免許は強い武器になります。 ところが、残念ながらコンセプトというものはすぐに思いつくものではありません。まして一般的な社会人よりもはるかに多忙なドクターに、そのことを考える余裕はないのではないでしょうか。 そこで頼りにしたいのが、収益物件の仲介や販売を行うパートナー、つまり不動産会社の営業担当で…
「周辺エリアの医師の数」を重視するドクターの不動産投資
人口の少ない地方都市でも経営は成り立つたとえば、シングルマザーの多いエリアなら託児所を併設した「シングルマザー向けシェアハウス」や、高齢者が多い地域なら日帰りで利用できる「デイサービス付き高齢者住宅」といったものです。 このように医師ならではのコンセプトを明確に打ち出せれば、多少、人口の少ない地方都市でも十分に経営は成り立ちます。同時に、シングルマザーや高齢者が生き生きと生活できるといった地域の活性化にも役に立てるでしょう。 逆に、いく…
人口減少時代に不動産投資で収益を上げ続ける方法
20年、30年後も人口を維持できる地域を探す医師に限らず、一般的に初めて収益物件を買おうとする人は、自宅周辺で探そうとします。土地勘があることや常に管理状態を確認したいからでしょう。その気持ちはよく分かります。 しかし、「駅近」で「割安」といった理想的な条件の物件は、当然ながらなかなか見つからないものです。自身の土地勘があるようなエリア内で物件を探すのは、あまりにも範囲が狭いといえるでしょう。 すでに説明しましたが、収益物件を探すならその範…
ドクターの不動産運用――法人化のタイミングとは?
「不動産運用の開始=同時に法人設立」ではないここで一つ理解しておきたいのが、「不動産運用の開始=同時に法人設立」ではないということです。ドクターに限らず不動産運用をはじめると、すぐに法人化をしたがるケースが多々見受けられます。まるで法人化ありきのようです。 事業を立ち上げたならば一国一城の主。法人を設立し、「代表取締役」となりたい気持ちは十分理解できます。しかし、資産形成という意味では、すぐに法人化せずにタイミングを見定めるべきです。 …
医療法人の設立による所得税・相続税対策上のメリットとは?
医療・健康サービス付き施設の価値を高められるサ高住のほかにもシングルマザー向けシェアハウス、メディカルエステ、医食同源をアピールするヘルシーレストランなどドクターがオーナーであることが、そのままメリットになる施設は無数に考えられます。医師だから実現できるこうしたサービスは、不動産の持つ潜在的価値を最大化させることで周辺の競合物件との差別化が図れ、同時に社会貢献にもつながるはずです。 このような医療・健康サービス付きの施設へのニーズは、今…
医師との連携が強く求められている「サ高住」の施設
医師への連絡体制等の整備が不可欠な「サ高住」2012年の介護保険法の改正では、介護を行う人材とサービスの質の向上が厳しく求められるようになりました。 たとえば、介護福祉士や一定の教育を受けた現場経験のある介護職員などは、これまで医師法で医師と看護師以外はできなかった医療行為が行えるようになりました。具体的には次の医療行為になります。 ●たんの吸引(口腔内、鼻腔内、気管カニューレ内部)●経管栄養(胃ろう、腸ろう、経鼻経管栄養) 今まで介護職員…
医師の力が必要とされている「地域包括ケアシステム」とは?
住み慣れた自宅や地域で暮らし続けられるケアシステム2012年、サ高住に係る介護保険法と老人福祉法の改正によって、より医師が経営すべきと考えられる状況になりました。この改正でもっとも注目すべき点が「地域包括ケアシステムの推進」です。 地域包括ケアシステムの推進によって、介護が必要になった高齢者が住み慣れた自宅や地域で暮らし続けられるように「医療・介護・介護予防・生活支援・住まい」の5つのサービスを一括的に受けられる支援体制の強化が図られること…
医師が「サ高住」のオーナーになることが理想的な理由
医療と不動産を絡めた事業展開も考えられる現物投資である不動産は、投資対象そのものに価値があり、株式のように紙くずになることはありません。また、巨大地震などの災害などに遭わない限り、物理的になくなってしまうことも、ほとんどないのです。それに、万が一災害によって大きな被害が出たとしても、保険に入っていれば資産のすべてを失うことはありません。 不動産の活用方法は無限大です。たとえば、医師である皆さんがこれから所有する不動産は、将来的に家賃収入…
新築マンション一戸の投資から始めて安定的に資産を築く方法
新築物件は空室・売却リスクが低い前回に引き続き、資産10億円を築くための具体的な実現プランを見ていきます。今回は、3つ目のプランについてです。 【最もリスクが小さい新築マンション1戸の5年プラン】経験上、前回紹介した2つのプランは非常に現実的で、どちらも成功の可能性は高いといえます。それでも億単位の運用は怖い――いくら理詰めの話を聞いても、この気持ちを変えられない人もいるでしょう。筆者も不動産業界で数多くの実績を収めていなければ、そう思うかも…
医師が4年以内に資産10億円を築くための方法とは?
リスクヘッジとして一棟買いをする今回は、資産10億円を築くための具体的な実現プランを3つご紹介します。どれも実際に筆者が提案して成功したプランです。 【最短で10億円を築く2年プラン】医師が最短で資産10億円を実現するために購入すべき収益物件は、区分所有の新築マンション2戸と中古マンション1棟です。費用としては新築マンションが1戸当たり2500万円前後、中古マンションが一棟当たり2億円前後で合計2億5000万円から3億円といったところでしょう。 スタートから…
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