特集 投資2.0…資産防衛・運用の最新トレンド

投資2.0…資産防衛・運用の最新トレンド

コロナパンデミックにはじまり、ウクライナ問題、世界的なインフレ進行による金利の上昇など、従来の常識が通用しなくなりつつある現代。この流れは資産防衛・運用においても同様です。そこで、自身の資産を守るため、いま知っておくべき「資産防衛・運用の最新トレンド」について、各分野の専門家が解説します。

総資産2,500億円!急成長する金融資産「デジタル証券」の実態【金融のプロが解説】
三好 美佐子
デジタル証券の総資産は2,500億円に迫る勢い日本のデジタル証券市場は急激に成長しています。引き続き、不動産デジタル証券が主流ではありますが、大手対面型証券会社のほか商社系企業のオンライン販売も活性化してきているようです。[図表1]をご覧いただくとわかるように、成長に加速がついてきており、現在は総資産ベースで2,500億円に迫る勢いです。 [図表]成長するデジタル証券(総資産) 期待される 「安定利回り」+「値上がり」 不動産デジタル証券の魅力には…
大手証券会社の“独壇場”に三井物産、丸紅が参入…「デジタル証券市場」のイマ【金融のプロが解説】
三好 美佐子
2021年4月、証券業界で初のSTが発売2020年5月の改正金融商品取引法施行から1年弱経過した2021年4月、証券業界で初めてのST(セキュリティ・トークン)※が発売されました。投資対象証券は社債であり、大手オンライン証券である発行者が自ら投資家に勧誘する「自己募集」の形です。発行した1億円分(利率0.35%)の債券は、わずか数日で完売したといわれています。※ST(セキュリティ・トークン):ブロックチェーンで発行・管理するカタチの有価証券のこと。デジタル証券と…
【投資トラブル】自分のお金を守るために…「悪徳業者」の簡単な見分けかた
三好 美佐子
芸人も引っかかった投資トラブル…回避するには少し前に、ある芸人さんが巻き込まれた投資トラブルがテレビを賑わしていました。投資の内容については詳しく報道されていないようでしたが、「無登録業者」というワードが目立ちました。 そこで、命の次に大切なお金を預ける投資のうえで「登録」の意味について考えてみましょう。 他人のお金を投資して収益に還元することを目的とする業は、投資対象や市場に対する深い知識と理解がなければうまくいきません。図らずも投資…
「有事の金」は意外とリスキー?資産防衛・長期的な資産形成に適した“投資先”を考える【税理士が解説】
板山 翔
投資先を選ぶ5つのポイント投資先を選ぶときには、リスクとリターンだけに着目すればよいわけではなく、次の5つのポイントを考慮する必要があります。 1. リスク…価値が下がるリスクは低いか2. リターン…リターンは大きいか3. 流動性…すぐに換金できるか4. 管理コスト…管理の手間や手数料は少なくて済むか5. 税制…税制面では有利か ひと言で投資と言っても株や債券、投資信託などの有価証券、不動産や金などの実物資産、FXや仮想通貨(暗号資産)のような投機性が高…
円安、インフレ、増税の同時進行…“最悪のシナリオ下”で資産を守れる「投資先」【税理士が解説】
板山 翔
円安、インフレ、増税の同時進行に備えるべしロシアのウクライナ侵攻によるエネルギー価格・食料品価格の高騰に加え、日米の金利差の拡大による円安を背景とした輸入価格の上昇もあいまって、コストプッシュ型のいわゆる「悪いインフレ」が日本を直撃しています。 海外情勢の影響を受けて悪いインフレが起きてしまったと見られることが多いですが、本質的な原因は、むしろ日本国内の情勢にあると見ています。 というのも、エネルギー資源や食料を輸入に頼っていたり、アメ…
スマホひとつで一流物件のオーナーに…「デジタル×不動産」の新たな資産防衛
三好 美佐子
不動産投資のいいとこ取り…不動産デジタル証券とはブロックチェーン技術を活用した新時代の投資商品「デジタル証券」。日本では2020年5月に誕生して以降、アンテナの高い一部の投資家には注目されているものの、市場規模はまだまだ拡大の途中です。ただ、最近では群馬県草津の温泉宿が証券化されるなど、金融商品としてこれまでにない取り組みが話題となっています。 そもそも「デジタル証券」は、①財産的な裏付けがある、②利益の分配を行う、③その持ち分はブロックチ…

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