[連載]資産防衛のための「信託」の基礎知識

信託とは、財産を持っている人(委託者)がその財産を第三者(受託者)に所有権を移転して管理してもらい、財産から得られる収入を委託者の指定する者(受益者)に支払ってもらう制度です。本連載では、信託の基礎知識について見ていきます。

本連載の著者紹介

虎ノ門法律経済事務所 所長弁護士

昭和41年3月、中央大学法学部法律学科卒業。昭和48年3月、早稲田大学大学院修士課程政治学研究科修了。昭和45年4月、弁護士登録(東京弁護士会)。昭和47年4月、千賀法律事務所を開設(現在の虎ノ門法律経済事務所)。平成11年に日弁連常務理事、平成12年に東京家庭裁判所調停委員、平成14年に東京弁護士会弁護士研修センター運営委員会委員長など、数多くの公職を歴任。現在は、虎ノ門法律経済事務所を母体とする株式会社虎ノ門サポート信託の代表取締役も務め、個人を中心に不動産信託に特化した財産管理のサポートをしている。

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