書籍詳細

『ジェネレーションフリーの社会』

ジェネレーションフリーの社会

北岡 孝義

出版社名:CCCメディアハウス

発行年月:2015年7月

もう年金には頼れない。では、どうやって暮らしていくか──。現行の年金制度が危機に瀕している日本が目指すべき道は、定年という障壁をなくし、あらたな日本型雇用を創出することだ。さらには、個々人の働くことへの意識改革が求められる。
“生涯現役”は、日本を救うかもしれない。老いも若きも国民全員が働く社会、つまり「ジェネレーションフリー」の社会は、現役世代が高齢の退職世代を支える世代間扶養の社会ではない。国民全員が全員を支える、相互扶養の共生社会のことである「ジェネレーションフリー」の新しい日本型雇用慣行・雇用制度を構築することこそ、グローバル化への真の対応なのである。
政府による労働市場制度改革について一石を投じる書。

明治大学 商学部
教授

1977年、神戸大学大学院経済学研究科博士後期課程中退。経済学博士。専門は金融・証券市場の実証分析。
著書に『スウェーデンはなぜ強いのか』(PHP研究所)、『ジェネレーションフリーの社会』(CCCメディアハウス)、『Eviewsによるデータ分析入門』(共著、東京図書)、 『EViewsで学ぶ実証分析の方法』(共著、日本評論社)などがある。

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