FXには聞き慣れない専門用語が多く存在します。この記事では最初のどの用語を覚えればいいのか悩んでいる人のため、元初心者の著者が初心者目線でピックアップした24の用語を解説しています。この24語を理解すれば大きな障害なくトレード可能です。さらに覚えた後の次のステップについても解説しています。
FX初心者が最初に覚えるべき用語は24語!最速でトレードに挑もう!

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「FXを始めたいけど、最低限知っておくべき用語ってなに?」

「FX必須用語をわかりやすく解説してほしい」

FXには独特の用語が多く覚えるのに苦労している人はあなただけではありません。

 

こんにちは!トレード歴2年の岡田です! 

私も初心者の頃は専門用語の多さに苦労しましたが、用語の概要を理解してからトレードを初めて本当によかったと思っています。

 

理由はトレードに集中できたからです。用語を知らないと都度調べる必要があり、トレードに集中できず勝機を逃してしまいます。

 

FXの目的はトレードで稼ぐことです。基礎ステップは手短にクリアして、本来の目的である稼ぐステップに早く移行しましょう。

 

この記事では、私が初心者の頃に「これを知っていたから大きな障害なくトレードできた24の用語」をピックアップしてわかりやすく解説しています。

 

FX用語は名称が難しそうなだけで内容は実はシンプルです。気負いせず概要だけでも理解してくださいね。
 

この記事でわかること
・FXで初心者が最低限覚えておくべき用語24選
・用語を覚えた後にとるアクション
・FX初心者におすすめのFX会社3選

 

 

FXとは?
実際に運用するお金「証拠金」
FXの投資対象「通貨ペア」
注文金額が決まる「取引通貨量・ロット」
4万円を100万円として取引できる仕組み「レバレッジ」
1取引毎にかかるコスト「スプレッド」
毎日発生する損益「スワップポイント」
口座資金が危険な時に執行される「ロスカット」
注文時に使う独特な専門用語
保有中の通貨量を意味する「ポジション」
新規に注文を行う意味の「エントリー」
決済注文を意味する「イグジット」
損失を想定内に抑える「損切り」
勝ち決済をする「利確」
覚えておきたい注文方法
成行注文
指値注文
逆指値注文
OCO注文
IFD注文
IFO注文
FXの4つのトレードスタイル
スキャルピング
デイトレード
スイングトレード
長期トレード(ポジショントレード)
2種類あるFXの分析手法
テクニカル分析
ファンダメンタルズ分析
FXの基礎用語を覚えたら何をすればいい?
初心者におすすめのFX会社3選
まとめ

FXとは?

為替差益例

FXは外国為替証拠金取引(英語:Foreign Exchange)のことで、2カ国の通貨で売買を行う為替差益を狙う投資です。

 

例えば、上の図解のように米ドル/円 = 100円の時に10ドル買って、米ドル/円 = 110円の時に売れば100円の利益となります。

 

反対に米ドル/円 = 90円の時に10ドル売った場合、100円の損失となります。

 

FXで利益を上げる仕組みは、安く買って高く売る高く売って安く買うとシンプルです。

 

ここからは、FXトレードを始めるうえでよく使う用語覚えておくべき用語を解説します。

 

個別の記事ではより詳細に解説しているので、リンクを載せておくので参考にしてくださいね。

 

 

実際に運用するお金「証拠金」

証拠金」はFX会社の口座に預けることでFX取引ができるようになるお金です。

 

FXは外国為替証拠金取引という名前の通り、実際のお金を売買するのではなく、売買したと仮定した差額だけ精算します。

 

ややこしいと思う人は、証拠金はFX取引を行うために必要なFX口座に入れる資金と覚えておけば問題ありません。

FXの投資対象「通貨ペア」

通貨ペア

通貨ペア」は、2国の通貨を組み合わせを指します。

 

FXは必ず2国間で通貨を売買する取引なので、2国の通貨を組み合わせた名称が通貨ペアです。

 

例えば、米ドルと円であれば「米ドル/円」となります。

 

また、日本語表記だけでなくUSD/JPYと英語表記が使われる場面も多いので合わせて覚えておくと良いでしょう。

 

通貨ペアには、取引量が多く値動きが比較的安定しているメジャー通貨、取引量が少なく値動きが不安定なマイナー通貨があります。

 

それぞれ主要な通貨ペアを一覧にしたので参考にしてください。

 

【主要なメジャー通貨ペアの例】
・米ドル/円(USD/JPY)
・ユーロ/円(EUR/JPY)
・ポンド/円(GBP/JPY)
・豪ドル/円(AUD/JPY)
・ユーロ/米ドル(EUR/USD)

 

【主要なマイナー通貨ペアの例】
・南アフリカランド/円(ZAR/JPY)
・メキシコペソ/円(MXN/JPY)
・トルコリラ/円(TRY/JPY)

 

 

注文金額が決まる「取引通貨量・ロット」

取引通貨量」は1トレードで売買を行う通貨の数で、単位には「ロット(lot)」が使われています。

 

FXの最低注文数は1ロットからで、1ロットは1万通貨が一般的です。

 

例えば、「1ロット = 1万通貨」で「米ドル/円 = 100円」「ユーロ/円 = 140円」の時、それぞれの通貨ペアで1ロット取引するのに必要な注文金額は次の通りです。

 

【米ドル/円】
100円 ×  10,000通貨 = 1,000,000円

【ユーロ/円】
140円 × 10,000通貨 = 1,400,000円

 

このように、注文金額は取引通貨量(ロット)と通貨ペアのレートで決まります。

 

しかし、FX会社によっては「1ロット = 1,000通貨」もあり統一はされていないので、事前に確認しましょう。

 

 

4万円を100万円として取引できる仕組み「レバレッジ」

レバレッジイメージ

レバレッジ」は、口座資金以上の金額で投資運用ができるFXの仕組みです。

 

レバレッジの仕組みは、トレーダーが口座資金から証拠金を担保として業者に差し出し、FX会社が担保から数倍の金額での取引を保証することで成立しています。

 

ちなみに、英語のレバレッジ(Leverage)を日本語訳すると「てこの原理」で、小さい力で大きなものを動かすという仕組みが似ていることからレバレッジと呼ばれています。

 

国内FX会社であれば最大レバレッジは25倍なので、上の図解ように1万円入金していれば最大25万円分10万円であれば最大250万円分の取引可能です。

 

例えば「米ドル/円 = 100円」、レバレッジ25倍で1万通貨注文したい時に、口座に必要な証拠金は次の通りです。

 

【米ドル/円を1万通貨注文するのに必要な金額】
100円 ×  10,000通貨 = 1,000,000円

【レバレッジ25倍で取引するために必要な証拠金】
1,000,000円 ÷ 25倍 = 40,000円

 

このように、4万円あれば100万円分の取引ができます。

 

しかし、レバレッジを使うと利益も大きくなりますが、負けた時の損失も大きくなるので注意が必要です。

 

 

1取引毎にかかるコスト「スプレッド」

スプレッド例

スプレッド」とは1トレード毎に発生するコストです。

 

スプレッドは1通貨毎に発生します。例えば、米ドル/円のスプレッドが1銭の時、1万通貨の取引すると次の式のようになります。

 

【スプレッドの計算例】

10,000通貨 × 0.01円(1銭) = 100円(スプレッドによるコスト)

 

100円がコストとしてかかります。

 

スプレッドは取り扱う通貨ペア、FX会社によって異なるため、できるだけスプレッドの低い会社選びが重要です。

 

国内FX会社のスプレッド一覧表を見る

スプレッド比較 米ドル/円 ユーロ/円 ポンド/円 豪ドル/円 ユーロ/米ドル ポンド/米ドル 豪ドル/米ドル トルコリラ/円 メキシコペソ/円 南アフリカランド/円
松井証券 0.2 0.5 1.1 0.7 0.4 1.0 0.9 2.9 0.3 1.0
GMOクリック証券 0.2 0.4 0.9 0.5 0.3 1.0 0.4 原則固定対象外 0.2 0.9
DMM FX 0.2 0.4 0.9 0.5 0.3 1.0 0.4 - 0.2 1.0
SBI FXトレード 0.18 0.48 0.88 0.58 0.38 0.90 0.80 1.58 0.18 0.88
GMO外貨 0.2 0.4 0.9 0.5 0.3 1.0 0.4 3.0 0.2 1.3
外為どっとコム 0.2 0.4 0.9 0.5 0.3 1.0 0.6 1.6 0.2 0.3
みんなのFX 0.2 0.4 0.9 0.6 0.3 0.8 0.8 1.6 0.3 0.9
LIGHT FX 0.2 0.4 0.9 0.6 0.3 0.8 0.8 1.6 0.3 0.9
マネパ 0.0 0.0 0.0 0.0 0.1 0.5 0.3 0.9 0.0 0.1
外為オンライン 1.0 2.0 4.0 3.0 1.0 3.0 2.0 6.0 1.0 15.0

更新日:2024年4月9日。対円通貨ペアの単位は銭、対円以外通貨の単位はpips。
*GMOクリック証券のスプレッドは原則固定(例外あり)。キャンペーンスプレッドを含む。詳細は公式HPをご確認ください。

*外為どっとコムは原則固定(例外あり)。キャンペーンスプレッドを含む。詳細は公式HPをご確認ください。*マネーパートナーズのスプレッドは原則固定(例外あり)米ドル/円は5万通貨まで、ユーロ/円、豪ドル/円は1万通貨まで、ポンド/円は5,000通貨まで、メキシコペソ円は3万通貨までのスプレッド。(9:00〜27:00) ユーロ/米ドル、ポンド/米ドルは1万通貨まで、トルコリラ/円、南アランド/円は3万通貨までのスプレッド。詳細は公式HPをご確認ください。

 

 

毎日発生する損益「スワップポイント」

スワップポイントとは

スワップポイント」とは、2国間の金利差によって支払われる利益です。

 

例えば上の図解のように、米ドル/円でアメリカの金利が0.50%、日本の金利がマイナス0.10%の時に米ドル/円を買ったとします。

 

この場合、2国通貨間の合計金利差である0.6%分のスワップポイントを受け取れます。

 

しかし、次のように合計金利差がマイナスだった場合は、支払いスワップ(マイナススワップ)として逆に支払いが発生します。

 

支払いスワップとは

 

スワップポイントは、実際の金利差をそのまま反映しているわけではなく、各FX会社によって異なります。

 

スワップポイント目的で運用を考えている人は、次の記事でスワップポイントが高いFX会社がわかるので参考にしてください。

 

国内FX会社のスワップポイント一覧表を見る

スワップ比較 南アフリカランド/円 トルコリラ/円 メキシコペソ/円 米ドル/円 豪ドル/円 NZドル/円
LIGHT FX 18 -18 41 -41 25 -25 257 -257 137 -137 122 -122
みんなのFX 17 -17 36 -40 8 -8 256 -266 137 -137 122 -122
GMOクリック証券 18 -18 48 -48 27 -27 256 -256 143 -143 129 -129
松井証券 17 -27 47 -57 24 -34 239 -279 108 -138 127 -154
GMO外貨 15 -18 17 -17 25

-25

256 -259 132 -135 133 -136
SBI FXトレード 17 -20 36 -51 25 -30 244 -252 129 -139 133 -143
ヒロセ通商 17 -36 36 -66 25 -51 170 -300 120 -147 136 -191
インヴァスト証券 マイメイト 19 -29 47 -57 27 -32 225 -285 120 -165 140 -175
外為どっとコム 17 -27 36 -56 24 -29 260

-290

135 -150 120 -135
DMM FX 18 -21 - - 27 -30 233 -236 129 -139 126 -129

更新日:2024年4月9日

 

 

口座資金が危険な時に執行される「ロスカット」

ロスカットの流れ

ロスカット(強制ロスカット)」とは、トレーダーの資金を守るための仕組みです。

 

簡潔にいうと、含み損が大きくなり口座の残高が危険になると強制決済される機能で、口座に入金した金額以上の損失を防ぐ役割を持っています。

 

ロスカットの執行条件は証拠金維持率によって決まります。

 

証拠金維持率とは?

【証拠金維持率とは?】
証拠金維持率は必要証拠金に対する有効証拠金の割合で、数字が大きいほど安全で、小さいとロスカットの危険性が高くなります。

計算式は次の通りです。

証拠金維持率 = 有効証拠金 ÷ 必要証拠金 × 100

例えば、口座資金100万円、1米ドル = 100円の時に1万通貨で取引した時の証拠金維持率は次のようになります。

2,500% (証拠金維持率) = 1,000,000(有効証拠金) ÷ 40,000円(必要証拠金)

 

ロスカット水準は100%や50%などFX会社によって異なるため、FX会社を選ぶ時は必ずロスカット水準が何%なのか確認しましょう。

 

国内FX会社のロスカット水準一覧表を見る

 

ロスカット比率 比較 証拠金維持率
松井証券 50%~
GMOクリック証券 50%
DMM FX 50%
SBI FXトレード 50%
GMO外貨 50%
外為どっとコム 100%
LINE証券 100%
みんなのFX 100%
LIGHT FX 100%
マネーパートナーズ 40%
外為オンライン 100%
FXプライム byGMO 80%
ヒロセ通商 100%
FXブロードネット 100%
auカブコムFX 75%
JFX 100%
FXTF 100%
インヴァスト証券 マイメイト 100%
アイネット証券 100%
マネースクエア 100%
セントラル短資FX 100%
ひまわり証券 100%

*広告を含む場合があります。

 

 

 

注文時に使う独特な専門用語

注文時に使う専門用語

続いてはFXトレード中によく使う用語です。

 

聞き慣れない言葉ですが、有識者がよく使う用語で情報収集するときに知ってると便利です。

今後書籍やTwitterで勉強する際に役立つのでこの機会に覚えてしまいましょう! 

 

保有中の通貨量を意味する「ポジション」

ポジション」とは、新規注文後に決済をしていない状態です。

 

FXでは「(ある)通貨を買っている」や「(ある)通貨を売っている」という状況を表す言葉として使われています。

 

例えば、次の図解のように買いで新規注文している状態は、「ロングポジション」及び「買いポジション」という表現します。

 

ロングポジション

 

反対の売りで新規注文している状態を「ショートポジション」及び「売りポジション」と表現します。

 

ショートポジション.jpg

 

特に「ロング」と「ショート」という表現は独特でとっつきにくいかもしれませんが、YouTubeやTwitterなどの著名人が、よく使う表現なので覚えておきましょう。

 

 

新規に注文を行う意味の「エントリー」

エントリー」とは、新規に「買い」及び「売り」注文することです。

 

例えば、「買いでエントリー」というと、「買いで取引を始める」、「買いポジションを持つ」といった意味になります。

 

また、エントリーポイントという言葉もよく使われており、これは「新規注文をするタイミング」を意味します。

 

FXはエントリーをするタイミングが重要で、よく使われる表現です。合わせて覚えておきましょう。

 

決済注文を意味する「イグジット」

イグジット」は、エントリーの反対で保有しているポジションを決済することを意味します。

 

決済するので損益が確定するアクションです。

 

「エグジット」と表記する場合もありますが、英語の「exit」の呼び方が違うだけで意味は同じです。

 

また、決済することを「クローズ」と表現するトレーダーもいるので覚えておきましょう。

 

損失を想定内に抑える「損切り」

損切りイメージ

損切り」は損益がマイナスの状態で負け決済することです。

 

FXの損失を拡大させないためのテクニックの一つで、例えば相場が上がると予測してエントリーしたものの相場が下がったとします。

 

このような時は、予測が外れたと判断して損失が拡大する前にあえて負け決済をします。

 

エントリーする前にあらかじめ損切りラインを決めておくのがFXの定石です。

 

勝ち決済をする「利確」

利確」は、利益確定の略で利益のある状態で保有ポジションを決済をすることです。

 

「100円に到達したから利確した」、「101円を利確ラインにする」のように使います。

 

FXはエントリーの時点で、利益を確定するラインを決めておくの基本です。

 

よく使われる用語なので覚えておきましょう。

覚えておきたい注文方法

FXの注文方法

FXには複数の注文方法があり、これらを使いこなせれば有利にトレードできるようになります。

 

その中でも、よく使われる次の6つの注文方法について、簡単に解説します。

 

・成行注文
・指値注文
・逆指値注文
・OCO注文(オーシーオー注文)
・IFD注文(イフダン注文)
・IFO注文(イフダンオーシーオー注文)

 

それぞれの注文方法をもっと詳しく知りたい人は、各項目リンク先で詳しく解説しているので参考にしてくださいね。

 

 

成行注文

成行注文イメージ

成行注文」とは、「今スグに買いたい(売りたい)」時に注文する方法です。

 

例えば、「レートが110円になったから今買いたい」という時に使います。

 

成行注文は、手動で行うためトレーダー自身がトレードできる状態でないとできない注文方法です。

 

しかし、FXには予約注文のようなあらかじめレートを指定して、そのレートに到達したら自動的に注文する注文方法があります。この後いくつかご紹介しますね。
 

 

指値注文

指値注文イメージ

指値注文は、現行レートよりも有利なレートで注文できる注文方法です。

 

買い注文なら現行レートより安い売り注文なら高いレートになったタイミングで注文できます。

 

例えば、上の図解のように現行レート100円の時「99円になったら買いたい」という状況で使えるのが指値注文です。

 

また、99円で買いエントリー後に「101円になったら利確(売りたい)したい」時にあらかじめ指値注文を指定しておくこともできます。

 

仕事や家事で忙しい時でも、あらかじめレートを指定することでチャンスを逃すことなくトレードできるのも大きな利点です。

 

 

逆指値注文

逆指値注文イメージ

逆指値注文は、現行レートよりも不利なレートで注文できる注文方法です。

 

買い注文の場合は現行レートより高い売り注文なら安いレートになったタイミングで注文できます。

 

よく使われるシチュエーションは損切りです。

 

例えば100円の時に買い注文をした時、損切りラインを99円にしたとします。

 

その時にあらかじめ99円に到達したら売り注文をするよう逆指値注文を指定しておくと、その後98円や97円まで下落しても99円時の損失に抑えられます。

 

損切りラインに逆指値注文を仕込んでおけば、仮に負けても損失を想定内に抑えられるので活用しましょう。

 

 

OCO注文

OCO注文イメージ

OCO注文(オーシーオー)とは、2種類の注文を一度に出し、どちらかの注文が確定した場合はもう一方が自動的にキャンセルされる注文方法です。

 

相場の動きが上昇したら買い注文、下降したら売り注文をしたい時に有効です。

 

また、決済注文でも有効で、損切り注文と利確注文を同時に指定できます。

 

 

IFD注文

 

IFO注文イメージ

IFD注文とは、新規注文と決済注文を同時にする注文方法です。

 

例えば「もし○○円になったら新規で買い、その後〇〇円になったら決済したい」という時に使います。

 

エントリーからイグジットまで自動で行うため、取引画面を見る必要がなく時間がない人に有効な注文方法です。

 

 

IFO注文

 

IFO注文イメージ

IFO注文(イフダンオーシーオー)とは、IFD注文とOCO注文を組み合わせた注文方法です。

 

IFO注文では、新規注文、利確のための指値注文、損切りのための逆指値注文3つを同時に発注することができます。

 

負けた時は想定内の損失に抑えられ、買った時は想定の利益を得られるため、とても安全にトレードできる注文方法です。

 

 

FXの4つのトレードスタイル

トレードスタイル

FXにはトレード期間によって異なる4つのトレードスタイルが存在します。

 

・スキャルピング:数秒から数分
・デイトレード:1日以内
・スイングトレー:数日から数週間
・長期トレード(ポジショントレード):数ヶ月から年単位

 

それぞれの名称と特徴だけでも覚えておきましょう。

 

スキャルピング

スキャルピング」とは、数秒から数分の短い期間でトレードを終えるトレードスタイルです。

 

FXの中で最も短い期間で、一瞬の判断に必要な瞬発力、短期間の相場の動きを読む経験が必要で、4つの中でも比較的難しいトレードスタイルとなります。

 

1トレードで獲得できる利幅も少なくトレード回数で稼ぐスタイルのため、スプレッドによるコストをいかに抑えるかも重要となります。

 

初心者には難易度が高いので、次で紹介するデイトレードやスイングトレードから始めるのがおすすめです。

 

 

デイトレード

デイトレード」は、1日以内でトレードを終えるトレードスタイルです。

 

具体的には、睡眠を挟まないで終えるトレードと覚えておくといいでしょう。

 

デイトレードは、この後解説するテクニカル分析がスキャピングより機能しやすくなるので、初心者の最初のトレードスタイルとしておすすめです。

 

デイトレードであれば、1日に1円動くことも珍しくないのでスキャルピングよりも大きな利幅が狙えます。

 

また、1日以内に終わるので、睡眠中の相場の変動も気にする必要もないので、精神的にも安定してトレードできますよ。

 

 

スイングトレード

スイングトレード」は、数日から数週間の期間のトレードスタイルです。

 

スキャルピングとデイトレードとの大きな違いの一つは、睡眠を挟むことです。

 

FXは平日24時間相場が動いているため、いつ大暴落が起きても不思議ではありません。

 

しかし、先述した注文方法を活用すれば、睡眠中の相場急変にもある程度対応可能なので、しっかり対策して挑めば問題ありません。

 

スイングトレードは、期間が長い分利幅も大きいため、大きく稼げるメリットがあります。

 

 

長期トレード(ポジショントレード)

長期トレード 及び ポジショントレード」は、数ヶ月から数年単位のトレードスタイルで、スワップポイントを狙った運用が一般的です。

 

スワップポイントは、保有している通貨量に対して毎日付与される支払われる利益です。

 

しかし、為替差益で損失しないことが大前提であるため、スワップポイント狙いの長期トレードは、複数の通貨ペアに分散して運用するとリスクを抑えられます。

 

スワップポイントの高い通貨ペアは、為替の大暴落のリスクが高いので気をつけましょう。

2種類あるFXの分析手法

FX2つの分析手法

FXで勝つためには分析は必須です。

 

なぜなら、FXは運だけで勝ち続けるられるほど甘い世界ではないからです。

 

FXにはテクニカル分析ファンダメンタルズ分析の2種類の分析手法があります。

 

それぞれの概要を理解してトレードに活かしましょう。

 

テクニカル分析

テクニカル分析とは、チャートの動きや形、テクニカル指標(インジケーター)から未来の相場を予測する分析手法です。

 

完結にいえばチャート画面上で完結する分析手法です。

 

例えばチャートには、「チャートがこの形になったら上昇しやすい」といったチャートパターンが複数存在します。

 

また、テクニカル指標も同様で「このラインに触れたら反発しやすい」といった傾向があります。

 

FXはこれらのテクニカル分析を組み合わせて、より精度の高い根拠を持ってトレードする投資です。

 

 

ファンダメンタルズ分析

ファンダメンタルズ分析は、世界情勢や経済のイベントを基に未来の相場を予測する分析手法です。

 

なぜFXに重要かというと、為替相場は世界情勢や経済状況の結果が反映されるからです。

 

例えば、2022年に起きた円安問題です。3月から6月にかけて20円程度円安になり、過去30年の最安値を水準に達しました。

 

その最もたる原因はアメリカとの金利差拡大です。

 

日本は長らく超低金利を維持していますが、アメリカは金利の引き上げを行いました。

 

一般的に投資家は金利が高い通貨を好むため、ドル買い円売りが加速したため今回の円安問題へと発展しました。

 

このようにファンダメンタルズ分析をしていると、相場の見通しが立てやすく有利に取引できるようになりますよ。

 

 

FXの基礎用語を覚えたら何をすればいい?

基礎用語を覚えた後のアクション

FXで必要な基礎用語は覚えたらどうすればいいの?

 

デモトレードで実際のトレードを体験しましょう。

 

多くのFX会社は本番と同等環境でトレードを試せるデモトレードを無料で提供しています。

 

用語は頭で覚えるより実践で試しながらの方が2倍早く覚えられるぞ! 

まずはここで学んだ用語に触れるだけで問題ない! 

 

全て無料でノーリスクで試せるのでぜひ一度試して見てください! 

 

いろいろ触っているうちに、気づいたらトレードできるようになっているはずです。

 

デモトレード可能なFX会社一覧表を見る

 

FX会社 手軽さ スマホアプリ対応 詳細
みんなのFX
登録不要
デモトレ登録
GMO外貨
メアド + パスワード
デモトレ登録
ヒロセ通商
メアド + ニックネーム
デモトレ登録
JFX
メアド + ニックネーム
デモトレ登録
FXTF
ID + パスワード
デモトレ登録
auカブコムFX
ソーシャルアカウント
デモトレ登録
DMM FX
メアド + パスワード + ニックネーム
デモトレ登録
GMOクリック証券
メアド + ニックネーム + パスワード
デモトレ登録
外為どっとコム
メアド + ニックネーム + パスワード
デモトレ登録
外為オンライン
メアド + ニックネーム
デモトレ登録
FXブロードネット
メアド + ニックネーム
デモトレ登録
アイネット証券
メアド + ニックネーム
デモトレ登録
ひまわり証券
メアド + 名前
デモトレ登録
セントラル短資FX
メアド + ユーザーネーム ※ミラートレーダーのみ
デモトレ登録

*広告を含む場合があります。

 

 

 

初心者におすすめのFX会社3選

最後に、「これからFXを始めたいけどどの会社にしようか?」と悩んでいる人のために、初心者におすすめのFX会社を3社ご紹介します! 

 

・100万口座達成の高い人気:『GMOクリック証券
・100円からできるFX:『松井証券
・低コスト&高スワップポイント:『GMO外貨

 

いずれも初心者にも使いやすい親切設計で、上級者になっても愛用できるFX会社です。

 

選んで間違いない3社なので、悩んでいる方は参考にしてくださいね! 

 

取引コストが安く、分析機能が使いやすい「GMOクリック証券」

GMOクリック証券
 
スプレッド
(ドル/円)
ユーロ/円 ポンド/円

0.2銭

0.4銭 0.9銭
取引単位 スワップ キャッシュバック
1000通貨 最大550,000円

スプレッドは原則固定(※例外あり)。キャンペーンスプレッドを含む。詳細は公式HPをご確認ください。
南アフリカランド/円とメキシコペソ/円の取引単位は10,000通貨単位

 

・初心者も上級者も持ってて間違いなしの口座
・最安水準のスプレッド!デイトレに最適
・38種類のテクニカル指標があり、分析ツールが充実

 

スプレッドが安い上に、FXのプロがうなるほどの高機能分析ツールが有名!

 

初心者から上級者が使っているFX会社だ。

 

初心者からプロまで、GMOクリック証券が一番おすすめ!

 

 

 

100円からできるFX「松井証券」

松井証券
スプレッド
(ドル/円)
ユーロ/円 ポンド/円
0.2銭 0.5銭 1.1銭
取引単位 スワップ キャッシュバック
1通貨
マイナススワップが大きい
最大100万円

スプレッドは原則固定(※例外あり)
 

1通貨(ドル円なら5円)からFXの取引が可能
・最安水準のスプレッド!デイトレに最適
・初心者向けセミナー動画が充実

 

最小取引単位が1万通貨が多いFX業界で、1通貨(ドル/円なら5円)から取引が可能!

 

レバレッジ1倍なら100円、25倍なら5円という少額で取引ができるのが最大の特徴よ。

 

少額から取引ができるので大損するリスクが無く、初心者でも安心して取引ができるわ。

 

 

 

低スプレッド・高スワップ!「GMO外貨」

GMO外貨

 

スプレッド
(ドル/円)
ユーロ/円 ポンド/円
0.2銭 0.4銭 0.8銭
取引単位 スワップ キャッシュバック
1000通貨
マイナススワップが大きい
最大550,000円

スプレッドは原則固定(※例外あり)
*キャンペーンスプレッドを含む。詳細は公式HPをご確認ください。

1000通貨(ドル円なら5千円)からFXの取引が可能
・トルコリラなどの高金利通貨のスワップが高く、スワップ狙いの取引に最適
・スマホの取引ツールが使いやすいことで有名

 

最小取引単位が1万通貨が多いFX業界で、1000通貨(ドル/円なら5千円)から取引が可能!

 

スプレッドが安く、高スワップなので短期から中長期まで対応できる万能型のFX会社よ。

 

高機能の分析ツールが有名で、スマホでのツールも使いやすく人気の高いFX会社。

 

 

まとめ

FXを始めるうえで最低限知っておくべき用語を紹介してきました。

 

最後にこの記事の内容をまとめます。

 

・用語の概要をザックリと理解したらデモトレードで試して体でも覚えると倍速で上達する
・初心者におすすめして間違いないFX会社は『GMOクリック証券

 

この記事で紹介した用語さえ覚えれば、大きな障壁なくトレードに挑めるはずです。

 

FXには独特の用語が多くとっつきにくいイメージがあったと思いますが、実際に触れてみると案外すんなり覚えられるものばかりです。

 

実際に手を動かして覚える方が身につきやすいので、ぜひデモトレードから触って見てください。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました! 

 

参考元