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「スキャルピングの損切りは何pipsですればいい?」
「損切りのタイミングがいつも分からない…」
「スキャルピングで損切りの幅とかコツを教えて!」
これらの悩みが解決できます。
スキャルピングにおいて、損切りは避けて通れない重要な手法です。
損切りは、どのトレーダーも同じように悩みながら取引しています。
初心者のころは損切りは負けを認めるような感じがして嫌でした。
ですが損切りは必要経費、使いこなせないと相場で戦えませんよ。
この記事では、スキャルピングの損切りについて、戦略から実践方法まで詳しく解説しています。
メンタル面の克服法も解説しているので、あなたの傾向を知って、損切りができなくて大きくなっている損失を50%カットしましょう!
・トレール注文を使うと仕組みで損切りできる
・利益を狙うにはリスクリワードを活用する
・損切りはメンタルとの戦い
【基本】スキャルピングの損切りとは?
損切りとは、損失をかかえている状態で保有している通貨を売却し、損失を確定させることです。
スキャルピングは、数秒から数分の短時間で何度も取引を行い、小さな利幅から利益を積み重ねます。
小さな利益を積み重ねるため、損失を最小限に抑える損切りが重要です。
損切りがなぜ重要なのか、詳しく役割を見ていこう。
【なぜ重要?】スキャルピングにおける損切りの役割
スキャルピングで損切りが重要なのは、3つの役割があるからです。
・損失の最小化
・次のトレード資金の確保
・心理的負担の軽減
詳しく解説するので、損切りの役割をきちんと理解しましょう。
損失の最小化
損切りの一番重要な役割は、損失を最小限に抑えることです。
予測と違う方向に相場が動いた時や、急激なトレンド転換時にエントリーしたままでいると、損失が大きくなるばかりです。
特に取引時間が短いスキャルピングは、ダマシに遭いやすいトレード手法。
損失を最小限に抑えるためにも、予測が外れた時には勇気を持って損切りしましょう。
ダマシとは
ダマシとは、売りや買いのサインが出ていたにも関わらず、逆の値動きをすることです。
次のトレード資金の確保
2つ目は、次のトレード資金の確保です。
損切りは損失を確定させますが、損失が少なければ少ないほど、次のトレードに資金を投じられます。
損失を小さくして、何度も取引を行い、小さな利益を積み重ねるのがスキャルピングです。
次のトレード資金を確保するために、損切りを有効に使うぞ。
心理的負担の軽減
損切りは心理的負担を軽減します。
目の前で損失が膨らめば、人は冷静な判断ができません。
資金量に応じて損切りラインを事前に決めておけば、感情的な判断を避けられ、冷静に取引できます。
心理的負担を軽減して冷静な取引をするために、損切りを有効活用しましょう。
プロも実践!スキャルピングの効果的な3つの損切り戦略
スキャルピングで効果的な損切りの戦略は3つあります。
・固定値で損切り
・トレール注文の活用
・相場に合わせた損切り戦略
難易度の優しい順に解説するぞ
固定値で損切り
いちばん簡単な戦略は、あらかじめ許容する損失を決めた固定値での損切りです。
たとえば、1000通貨で取引し、1回の損失が100円になったら損切りします。
固定値で損切りは、証拠金に応じて1回の損失額を決定するので、初心者にとって使いやすい戦略です。
トレール注文の活用
戦略の2つ目は、トレール注文の活用です。
トレール注文とは、逆指値注文を設定しつつ、相場が有利な方向に動いた時に、逆指値を自動的に修正する注文です。
たとえば、トレール注文を0.5円に設定します。
- 注文後すぐ0.5円損失が出れば決済、0.5円の損失
- 0.6円利益が出て0.5円損失になると決済、0.1円の利益
トレール注文は、損失を抑えて、利益も狙えます。
エントリーする時に、トレール注文を設定しておけば、あとは静観するだけです。
相場の値動きが激しかったり、レンジ帯だったりするとちょっと使いにくいから注意してね。
あわせて読みたい:【トレール注文とは?】利用できるFX会社と実践における4つのやり方
相場に合わせた損切り戦略
一番難易度が高いのは、相場に合わせた損切り戦略です。
テクニカル分析でエントリーポイントを見つけて、利確と損切りの幅や、損切りのタイミングを決めます。
損切りの幅を決めるのは、リスクリワードを使うのが一般的で、相場に応じて状況判断が必要な分、狙える利益も大きくなります。
リスクリワードを使った方法を詳しく解説するわね!
スキャルピングの勝敗を分けるリスクリワードとは
リスクリワードとは、損失(リスク)と利益(リワード)の比率のことです。
スキャルピングで利益を出すためには、リスクリワードを意識した取引が必要です。
リスクリワードを使えば、エントリーする相場に応じた損切り幅を決められます。
【リスクリワードと勝率の関係】
リスクリワード |
損切り幅 | 利確幅 | 必要な勝率 |
1:0.5 | 4pips | 2pips | 66.7% |
1:1 | 4pips | 4pips | 50.0% |
1:2 | 4pips | 8pips | 33.3% |
1:3 | 4pips | 12pips | 25.0% |
リスクリワードは損切り幅を小さくすると、ダマシに巻き込まれやすくなって稼げません。
逆に、利確幅を大きくすると利確まで時間がかかりすぎてしまい、取引チャンスが減ります。
リスクリワードの比率は1:1〜2程度がおすすめだ!
リスクリワードを使った損切り幅の決定方法4STEP
リスクリワードを使った損切り幅の決定方法を4つのSTEPで解説します。
STEP①テクニカル分析でエントリーポイントを確認
まずテクニカル分析でエントリーポイントの確認です。
- 移動平均線
- トレンドライン
- ダブルボトムやダブルトップ
2つ以上根拠のあるエントリーポイントが確認できると、優位性の高い取引につながります。
STEP②利確ポイントを決める
次に利確ポイントを決めましょう。
エントリーする根拠に応じて利確ポイントは変わります。
- トレンドラインのブレイクなら、ブレイクした先にある抵抗帯
- 押し目買いや戻り売りなら、起点となった安値や高値
- 何度も反発している抵抗帯やキリ番
エントリーして価格が動いた先に何があるかによって、利確ポイントを考えます。
STEP③損切り幅を決める
損切り幅を決めましょう。
利確するポイントが決まれば、利確までの値幅分、損失側に損切りポイントを置きます。
たとえば、狙う利幅が0.5円なら、損失も0.5円にするとリスクリワードは1:1になります。
また、押し目買いや戻り売りでエントリーするなら、押し安値や戻り高値が損切りポイントです。
押し安値や戻り高値を損切りポイントにするなら、リスクリワード1:1で設定するといいぞ。
損切りする価格にラインを引いておけば、視覚的にも分かりやすくていいですよ。
STEP④エントリーポイントになるまで待つ
利確ポイントや損切り幅が決まったらエントリーするポイントまで待ちましょう。
スキャルピングは、狙ったエントリーポイントが来るまで待つのも仕事です。
テクニカル分析から損切り幅を決めるまで、時間が足りないなら5分足を使うと、時間的にゆとりが持てるわよ。
狙ったエントリーポイントに来たら、設定した利確または損切りポイントで決済して取引を終了します。
これで解決!失敗しない3つの決済タイミング
エントリーしてすぐに予測と反対側に行った時も、損切りポイントまで待つの?
決めた損切りを守るのも大切だ。でも、タイミングの良い損切りができないと、損失は減らないぞ!
【利確や損切りをする3つのタイミング】
・エントリー直後
・レジサポラインを使った損切り
・ローソク足を活用した決済
損失を抑え、利益を狙うために、タイミングもしっかり理解しましょう。
エントリー直後
1つ目のタイミングは、エントリー直後です。
取引時間の短いスキャルピングでは、ダマシが存在します。
ダマシにあった時は、すぐに損切りできないと損失が大きくなります。
エントリー直後に、予測と反対側にチャートが動いた時は、すぐに損切りしましょう。
ダマシからすぐ予測した値動きに戻ったら、またエントリーし直せばいいぞ。
あわせて読みたい:【登竜門】1分足のスキャルピングで勝つ!取引チャンスを掴むコツ6つ
レジスタンスラインを使った損切り
2つ目は、レジスタンスラインを使った損切りです。
レジスタンスラインをブレイクした後、時間おいて再度ブレイクするようなら損切りしましょう。
利益が出ていても、抵抗帯やキリ番に跳ね返される時もあります。
エントリーしたら値動きをチェックし、ブレイクしたレジスタンスラインを再度ブレイクするようなら損切りです。
自分で決めたルールを守ることが大切だね。
ローソク足を活用した決済
3つ目は、ローソク足を活用した決済です。
ローソク足には、値動きの反転するサインがあります。
ピンバーや長いヒゲは、代表的なトレンド転換のサインです。
利益が出ていても、トレンドが転換するローソク足を見つけたら決済しましょう。
損失を恐れて、小さい利益で利確ばかりしていると利益は増えない。許容する損失と狙う利益のバランスが重要だ。
【スピード勝負】損失を拡大させないためのツール選び
損切りを確実に実行するには、優秀なツールが必要です。
特に細かい判断を繰り返すスキャルピングだからこそ、高性能な分析ツールが求められます。
おすすめのツールを4つ紹介します。
プロが使う! チャートの高機能分析ツール
38種類のテクニカル指標でチャート分析ができ、為替だけではなく米国株価や原油、金など様々なチャートを表示できます。
直近の「高値・安値」を自動で表示してくれるので、それを意識したトレードがしやすく、勝率がUPします。
初心者でも使いやすく、FXのプロもうなる高機能チャートがGMOクリック証券のプラチナチャート+です。
ボタン一つで自動分析! 初心者でも高度な分析ができる
自動でトレンドラインを引いてくれて、「直近の高値・安値の自動表示」、「フィボナッチリトレースメントも自動表示」など、至れり尽くせりのラクラク機能が満載!
トレンドラインを引くのは初心者には難しいですが、ヒロセ通商の「LIONチャートPlus+」を使えば自動でできます。
また、他のトレーダーの注文状況もチャート上に表示してくれるので、売り注文や買い注文が厚いレートがわかり、相場の予想が格段にしやすくなります。
自動で未来予想! 上がるのか下がるのか教えてくれる
「みらい予測チャート」は最大約12年分(ローソク足2500本分)の過去チャートの中から、現在のチャートと形状が似ている時期を瞬時に探し出し、「過去の値動き」を参考にして「将来の値動き」を予測します。
過去のチャートとの一致率も表示されるので、高い精度で未来を予測可能!
これを使いたくて、外為どっとコムに口座を作る人がいるほど人気です。
チャート分析不要! 買い時・売り時を教えてくれる
「お天気シグナル」は移動平均線、ボリンジャーバンド、MACD、RSIなど7種類の主要テクニカル指標で自動分析してくれて、「買い時・売り時」をチャート上に表示してくれます。
その通りに売買するだけの手軽さが、FX初心者に人気!
そのテクニカル指標で売買した結果の累計損益が表示されるので、過去にそのテクニカル指標の通りに売買して儲かったかどうかが一目でわかります。
外為どっとコムの「お天気シグナル」はテクニカル分析が苦手な初心者におすすめのツールです。
スキャルピング公認!おすすめFX会社3選
顧客満足度 第1位! 取引コストが安い「SBI FXトレード」
スプレッド (ドル/円) |
ユーロ/円 | ポンド/円 |
0.18銭※ | 0.38銭※ | 0.88銭※ |
取引単位 | スワップ | キャッシュバック |
1通貨 | 1,005,000円 (2025年1月17日まで増額中) |
※注文量1~100万通貨までのスプレッド
・1通貨(ドル円なら約6円※)からFXの取引が可能
・全通貨においてスプレッドが安く、取引コストが安い
・スワップポイントも業界最良水準で長期運用にもおすすめ
※またはそれ以上の数値を想定
最小取引単位が1万通貨が多いFX業界で、1通貨(ドル/円なら約6円※)から取引が可能!
高機能チャートと為替情報が充実しているうえにスプレッドが安く、短期から中長期まで対応できる万能型のFX会社と言える。
オリコンランキングで「顧客満足度 第1位」になるなど、人気の高いFX会社だ。
※またはそれ以上の数値を想定
取引コストが安く、分析機能が使いやすい「GMOクリック証券」
スプレッド (ドル/円) |
ユーロ/円 | ポンド/円 |
0.2銭 |
0.4銭 | 0.9銭 |
取引単位 | スワップ | キャッシュバック |
1000通貨 | 新規FX口座開設+お取引で 最大1,000,000円キャッシュバック |
スプレッドは原則固定(※例外あり)。キャンペーンスプレッドを含む。詳細は公式HPをご確認ください。
南アフリカランド/円とメキシコペソ/円の取引単位は10,000通貨単位
・初心者も上級者も持ってて間違いなしの口座
・最安水準のスプレッド!デイトレに最適
・38種類のテクニカル指標があり、分析ツールが充実
スプレッドが安い上に、FXのプロがうなるほどの高機能分析ツールが有名!
初心者から上級者が使っているFX会社だ。
初心者からプロまで、GMOクリック証券が一番おすすめ!
高スワップ&低スプレッドで万能! 高機能分析ツールの「外為どっとコム」
スプレッド (ドル/円) |
ユーロ/円 | ポンド/円 |
0.2銭 | 0.4銭 | 0.9銭 |
取引単位 | スワップ | キャッシュバック |
1000通貨 |
マイナススワップが大きい |
最大100万円 対象期間:口座開設月から翌月末まで |
スプレッドは原則固定(※例外あり)
*キャンペーンスプレッドを含む。詳細は公式HPをご確認ください。
・最安水準のスプレッド!デイトレに最適
・スワップポイントも業界最高水準で長期運用にも適したオールラウンダー
・売買の方向性とタイミングを教えてくれる「お天気シグナル」が無料で使える
スプレッドが安い上に、FXのプロがうなるほどの高機能分析ツールが有名!
初心者向けの動画セミナーや為替の見通し予想動画などがあり、トレードの実力がUPしやすい。
相場の未来を予測してくれる「みらい予測チャート」や自動でテクニカル分析をして売買のシグナルを表示してくれる「お天気シグナル」は必ず使うべきツールだ。
【メンタル面】なぜ損切りできないのか?4つの理由と克服法
どれだけルールや仕組みを使っても、損切りできない人がいます。
なぜ損切りができないのか、4つの理由と克服法を解説します。
・損失確定への恐怖心
・プライドが邪魔をする
・反転への期待と希望的観測
・過去の成功体験による過信
損失を避けたい人の本能と向き合えるかが重要です。
損失固定への恐怖心
1つ目は、損失確定への恐怖心です。
損切りは損失を確定する行動なので、恐怖心がつきまといます。
同じ1.0円の値動きでも、1000通貨は1,000円ですが、1万通貨だと1万円です。
取引量が増えるほど、損失額が大きくなり、損切りの恐怖心が強くなります。
取引量は、損失確定が恐怖にならない量に抑えましょう。
プライドが邪魔をする
「損切り=負け」と認識していると、負けを認めたくない勝気な人ほど損切りできません。
FX市場は、トレーダーの予想や願望とは無関係に動きます。
プライドが邪魔をして損失を大きくするより、謙虚に相場と向き合い、冷静に取引をしましょう。
反転への期待と希望的観測
反転への期待と希望的観測があると損切りできません。
人は損失が大きくなっている時ほど、反転を期待してしまいます。
- もう少ししたらトレンドが変わる
- その抵抗帯で反発するはず
結局、値動きは変わらず、損失は大きくなるばかりです。
根拠のない期待と希望的観測は損切りを遅らせます。
損失を大きくしないために、一旦損切りして次のトレードに備えましょう。
過去の成功体験による過信
過去の成功体験による過信も損切りの邪魔をします。
たまたま大きな損失から回復し、利益につながった成功体験は再現性がありません。
過去に成功した体験を過信しすぎると、損失が大きくなり、ロスカットや相場から一発退場のリスクとなります。
過去の成功体験を過信せず、損失が大きくなる前に損切りしましょう。
どうしても損切りできないなら、逆指値の設定も有効だ。
損切りが苦手なら、自動売買も戦略の1つ
FXの自動売買とは、あなたの代わりにプログラムが自動で発注と決済を行う取引方法です。
決められたルールに従って24時間取引を繰り返すので、チャートを分析したり、損切りに悩んだりせずに利益を狙えます。
自動売買ならメンタルに邪魔されずに取引できるので、損切りが克服できない方におすすめの手法です。
詳しくは次の記事で解説しているので、損切りに悩んでいるならぜひ参考にしてくれ!
あわせて読みたい:FXの自動売買を少額から始めたい!利益率80%以上の口座と稼ぐコツ
まとめ スキャルピングで損切りは必須のスキル!できない時は仕組みを有効活用しよう
この記事では、スキャルピングの損切りについて解説しました。
損切りをするには勇気が必要ですが、取引回数の多いスキャルピングでは、利確と損切りを淡々と繰り返せるメンタルとルールも重要です。
どうしても損切りができない時は、トレール注文など仕組みも活用しましょう。
最後にこの記事のおさらいです。
・損切りは、損失を最小限にするために一番重要
・初心者が始めやすい損切りは、損失額を決めた損切り
・利益を狙うためには、リスクリワードを使うと効果的な損切りが可能
・ローソク足の反転サインを使って利益を守る
・過去の成功体験は損切りを遅らせる
スキャルピングで損切りをマスターするのは、難易度が高いです。
トレール注文や自動売買など、あなたに合ったやり方を選んで、損切りに立ち向かっていきましょう!
最後までお読みいただきありがとうございました。
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【GMOクリック証券】 |
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【外為どっとコム】 |