『資産形成ゴールドオンライン』は複数の企業と提携して情報を提供しており、当サイトを経由して申込みがあった場合、各企業から報酬が発生することがあります。しかし、提携の有無などが本ページ内のサービスの評価や掲載順位に関して影響を及ぼすことはありません(提携会社一覧)。
「デモトレードって本当に意味があるの?」
「デモトレードのおすすめの活用方法ってあるの?」
「口座を選ぶ際の基準はどうすればいいの?」
FX投資を始める際は、デモトレードがほとんどの人にとっての登竜門です。
そんなデモトレードですが、いざ開始するにあたって疑問は尽きませんよね。
私もトレードを始めたころは、右も左もわからず、一体何から手をつけていいものか分からなかった記憶があります。
FX投資は統計でも示されている経験者優位のトレードです。
未経験者が損失リスクのないデモトレードから始めるのは理に適っていると言えます。
今回の記事では、「デモトレードを使って一体何をしていくのが良いのか」、「デモトレード用の口座をどうやって選べばいいのか」をしっかりと解説していきます。
この記事を読むと、あなたがFX投資を始めるためのデモトレード口座とその活用方法がわかってもらえますよ。
・初心者におすすめのデモトレード口座3選
・未経験者がデモトレードから始めるべき理由
・デモトレードのおすすめ練習法6ステップ
・デモトレードに意味はないのか?
・10社のデモ口座を5つのポイントで徹底比較
・チャートが高機能の口座を選ぼう
・デモトレードの期限は長い方が良い
・スマホアプリの使える口座
・少額取引が可能なら移行もスムーズ
・スプレッドが優秀なら本番でも利用しやすい
・初心者におすすめのデモトレード口座3選
・100万口座達成「GMOクリック証券」
・みんかぶFX年間ランキング 総合部門 第1位!「みんなのFX」
・低スプレッド・高スワップ!「GMO外貨」
・未経験者がデモトレードから始めるべき理由
・経験ある投資家の方が利益をあげやすい! デモは未経験を脱却する場
・デモトレードを活用してFX経験がつめる
・デモトレードのおすすめ練習法6ステップ
・自分のトレードスタイルを見つける
・様々な注文方法に慣れよう
・各通貨ペア・時間帯の特徴を知る
・テクニカル分析手法を試そう
・根拠のあるトレードで経験を積む
・損切りを徹底して資金管理を身につける
・デモトレードで練習する際の注意点と取り組み
・デモ取引の心得は「本番取引している感覚で挑む」
・意味のある練習:本番に近いロット数で取引する
・意味のある練習:トレード記録をつけるべし
・まとめ
FXのデモトレードとは?
FXのデモトレードとは、自己資金を使わずにFX取引の体験ができる練習ツールです。
取引のやり方や注文方法など、実際のツールを用いて一連の流れを確認できます。
さらに、架空の資金をつかって練習ツール上での、トレードが可能です。
架空のお金を使って取引の体験を行うので、仮に損失が発生しても自己資金を失うリスクはありません。
デモ口座を利用すれば、本番トレードと同じ環境で経験を積んでから本番の取引に臨めます。
デモトレードに意味はないのか?
デモトレードを不要という人もいますが、デモトレードは決して無意味ではありません。
なぜなら、損失に繋がるリスクが一切なく、FX初心者が存分に練習できるからです。
(引用:その他調査レポート等 | 一般社団法人 金融先物取引業協会)
金融先物取引業協会のレポートでは、初心者を含む半数近くが1年の間にロスカットを経験していると報告されています。
始めたばかりの右も左もわからない時期に、いきなり資産を運用するのはリスクが高いといえますね。
自己資金を使わずにノーリスクで、FX取引の経験を積めるのがデモトレードの大きなメリットなのです。
10社のデモ口座を5つのポイントで徹底比較
デモトレード口座を選ぶ際には、当面の練習だけではなく、「将来的に使える口座かどうか」を意識するのがポイントです。
以下の5つに当てはまるかどうかを確認するようにしましょう。
・チャートが高機能の口座を選ぼう
・デモトレードの期限は長い方が良い
・スマホアプリの使える口座
・少額取引が可能なら移行もスムーズ
・スプレッドが優秀なら本番でも利用しやすい
デモトレードは練習が一番の目的ですが、今後使うFX口座の見極めにも活用できます。
折角のお試し機会なので、幾つも試して自分にあったものを見極めよう!
FX会社 | 手軽さ | 取引ツール | スマホ アプリ対応 |
スプレッド (銭) |
デモの期限 | 最低取引単位 | 詳細 |
メアド + ニックネーム + パスワード |
0.2 ※原則固定 |
1ヶ月間 | 1000通貨 (※ランド/円とペソ/円は1万通貨単位) |
デモトレ登録 | |||
登録不要 | 0.2 | 無期限 | 1,000通貨 | デモトレ登録 | |||
メアド + パスワード | 0.2 | 1ヶ月間 | 1,000通貨 | デモトレ登録 | |||
メアド + ニックネーム | 0.2 | 3ヶ月間 | 1,000通貨 | デモトレ登録 | |||
ID + パスワード | 0.1 | 無期限 | 1,000通貨 | デモトレ登録 | |||
ソーシャルアカウント | 0.2 | 30日間 | 1,000通貨 | デモトレ登録 | |||
メアド + パスワード + ニックネーム |
0.2 | 3ヶ月間 | 10,000通貨 | デモトレ登録 | |||
メアド + ニックネーム | 0.2 | 3ヶ月間 | 1,000通貨 | デモトレ登録 | |||
メアド + ニックネーム + パスワード |
0.2 ※原則固定(例外あり) |
90日間 | 1,000通貨 | デモトレ登録 | |||
メアド + ニックネーム | 1.0 | 無期限 | 1,000通貨 | デモトレ登録 | |||
上記データは2024年5月調べ。資金・スプレッドは米ドル/円のもの。 |
あわせて読みたい:【2024年最新版】おすすめFX会社!22社を21項目で徹底比較
チャートが高機能の口座を選ぼう
まずは、使い易く、チャートが高機能の口座を選びましょう。
チャートの使い勝手やインジケーターの種類は、分析のしやすさや分析の幅を決める大事な要素です。
FX会社によって提供ツールが違うため、チャート画面の見やすさ、描画ツールの使い勝手、インジケーターの種類も異なります。
本番トレードでも継続して同じFX口座が使えるように、デモ取引からチャートが高機能で使いやすい口座を選ぶようにしましょう。
チャート分析不要! 買い時・売り時を教えてくれる外為どっとコムの「お天気シグナル」
「お天気シグナル」は移動平均線、ボリンジャーバンド、MACD、RSIなど7種類の主要テクニカル指標で自動分析してくれて、「買い時・売り時」をチャート上に表示してくれます。
その通りに売買するだけの手軽さが、FX初心者に人気!
そのテクニカル指標で売買した結果の累計損益が表示されるので、過去にそのテクニカル指標の通りに売買して儲かったかどうかが一目でわかります。
外為どっとコムの「お天気シグナル」はテクニカル分析が苦手な初心者におすすめのツールです。
デモトレードの期限は長い方が良い
初心者の方は一定の練習期間を考慮して、できるだけ利用期限が長いFX会社を選びましょう。
一朝一夕にFXトレードが上手くなる訳ではないので、しっかり練習期間が確保できる口座の方がおすすめです。
みんなのFXやFXTFなど無期限の口座もありますが、FX会社から提供される多くのデモ口座は約1〜3ヶ月とバラツキがあります。
短期間の口座でも期限が切れた後の再申し込みは可能です。
しかし、デモトレード期間の長い方が、過去の取引が振り返りやすいという利点があります。
スマホアプリの使える口座
なるべくスマホアプリに対応しているFX会社を選びましょう。
スマホならPCをさわれない時間でも、チャートを確認したり、デモトレードで練習できるようになります。
以前は、FXトレードといえば、パソコンがメインでした。
しかし、最近ではほとんどのFX会社がスマホアプリに対応しています。
特にポジションを持っている時に外出する場合、スマホアプリで利用できると利便性が向上します。
スマホアプリで取引ができれば、外出先でも値動きをみながら、注文を調整できるぞ。
中でも、App Store で高評価を受けている GMO外貨のスマホアプリなど、使いやすいものがおすすめだ。
あわせて読みたい:【最新】少額で取引できるFXアプリおすすめ3選!コスト削減で利益UP
少額取引が可能なら移行もスムーズ
将来を見据えて、少額トレード可能なFX会社の口座を選べば尚良しです。
少額でトレードが始められるFX口座なら、デモトレードから本番トレードへの移行もスムーズになります。
デモトレードで基本を身につけた後は、少額スタートから本番トレードに挑むのが最善の手順です。
少額から口座開設できるFX会社を選べば、デモで慣れ親しんだツールや環境で、本番トレードも始められます。
練習通りの取引がしやすくなるので、デモ口座の選択時から少額取引可能な口座を選ぶのがおすすめです。
デモトレードでちょっと勝てたからと言って油断は禁物!デモトレードから少額トレードの流れは鉄板だよ。
予算10万円以下で少額スタートする予定なら、1,000通貨単位の会社を選ぶのがポイント!
あわせて読みたい:【少額FXでおすすめの口座3選】小さく始め大きく稼ぐ2ステップ!
スプレッドが優秀なら本番でも利用しやすい
本番取引を視野に入れた再に、大事になってくるのがスプレッドです。
デモから本番取引に変わると、取引ごとにスプレッド(手数料)が発生してしまいます。
特にスキャルピングやデイトレードなど、取引回数が多いトレードをやってみようと思う人は、手数料もバカになりません。
口座開設後のことを考えて、スプレッドが狭い口座を初めから選ぶのも大事なポイントです。
スプレッドの広さはFX会社ごとに異なるので、デモ口座選びからスプレッドも確認しておきましょう。
あわせて読みたい:【全20社調査】FXスプレッドの広がりを徹底比較!手数料で損しない口座トップ3
5つの比較ポイントを見てきましたが、改めて整理してみましょう。
・チャートは高機能であることが、まず重要
・デモトレードの期限は長い方が良い
・スキャルピング以外は、スマホアプリが使える口座も大事
・本番取引を10万円以下でスタートするなら少額取引可能な口座
・短期取引は、スプレッドが広い会社は避けて
全部がパーフェクトなFX会社はないから、あなたのスタイルにあった会社を選んでみてね。
いくつか試してから、利用口座を決めるのがオススメよ。
初心者におすすめのデモトレード口座3選
5つの比較ポイントを踏まえた上で、将来的にも使っていただけるおすすめのデモトレード口座を3つご紹介します。
取引コストが安く、分析機能が使いやすい「GMOクリック証券」
スプレッド (ドル/円) |
ユーロ/円 | ポンド/円 |
0.2銭 |
0.4銭 | 0.9銭 |
取引単位 | スワップ | キャッシュバック |
1000通貨 | 新規FX口座開設+お取引で 最大1,000,000円キャッシュバック |
スプレッドは原則固定(※例外あり)。キャンペーンスプレッドを含む。詳細は公式HPをご確認ください。
南アフリカランド/円とメキシコペソ/円の取引単位は10,000通貨単位
・初心者も上級者も持ってて間違いなしの口座
・最安水準のスプレッド!デイトレに最適
・38種類のテクニカル指標があり、分析ツールが充実
スプレッドが安い上に、FXのプロがうなるほどの高機能分析ツールが有名!
初心者から上級者が使っているFX会社だ。
初心者からプロまで、GMOクリック証券が一番おすすめ!
みんかぶFX年間ランキング 総合部門 第1位!「みんなのFX」
スプレッド (ドル/円) |
ユーロ/円 | ポンド/円 |
0.2銭 | 0.4銭 | 0.9銭 |
取引単位 | スワップ | キャッシュバック |
1000通貨 | 1,000,000円 |
スプレッドは原則固定(※例外あり)
・低スプレッド・高スワップ
・1000通貨(ドル円なら5千円)からFXの取引が可能
・分析ツールが充実。他人のポジション情報が見れる
低スプレッド・高スワップなので短期から中長期まで対応できる万能型のFX会社!
分析ツールと為替情報が充実。他人のポジション情報が見れるので、どのレートになると相場が動きやすいか分析ができるわ。
自動売買やバイナリーオプションも取引できるので、多角的な投資が可能よ。
みんなのFXのキャンペーンをみる
【高金利通貨のスワップポイント・スプレッド】
【夏のプレゼントキャンペーン】
低スプレッド・高スワップ!「GMO外貨」
スプレッド (ドル/円) |
ユーロ/円 | ポンド/円 |
0.2銭 | 0.4銭 | 0.9銭 |
取引単位 | スワップ | キャッシュバック |
1000通貨 |
マイナススワップが大きい |
最大1,000,000円 |
スプレッドは原則固定(※例外あり)
*キャンペーンスプレッドを含む。詳細は公式HPをご確認ください。
・1000通貨(ドル円なら5千円)からFXの取引が可能
・トルコリラなどの高金利通貨のスワップが高く、スワップ狙いの取引に最適
・スマホの取引ツールが使いやすいことで有名
最小取引単位が1万通貨が多いFX業界で、1000通貨(ドル/円なら5千円)から取引が可能!
スプレッドが安く、高スワップなので短期から中長期まで対応できる万能型のFX会社よ。
高機能の分析ツールが有名で、スマホでのツールも使いやすく人気の高いFX会社。
未経験者がデモトレードから始めるべき理由
何故FX未経験者はデモトレードから始めた方が良いのでしょうか? ここではその理由を徹底解説していきます。
経験ある投資家の方が利益をあげやすい! デモは未経験を脱却する場
FXで勝っている人と経験年数には、相関関係が見られます。
イギリスにあるFXのオンライン教室「Forex School Online」が公開しているアンケート結果を参照してみましょう。(49カ国計400名以上の投資家から調査)
- 利益をあげている投資家の平均投資年数:5.4年
- 損失をだしている投資家の平均投資年数:2.5年
経験年数の長い方が利益をあげている傾向にありますね。
つまり、経験年数が少ないどころか未経験の初心者がいきなりFXで勝てる確率は低いと言えます。
デモトレードは、初心者が一切の損失リスクがない状況で、経験を積める最高の練習の場なのです。
なぜデモが大事かわかってもらえたのではないでしょうか。
デモトレードを活用してFX経験がつめる
体験をするにはまずトレードに触れてみるのが一番です。
百聞は一見にしかず。実際にやってみてこそ、本やネットの情報では得られない体感的な学びが得られます。
本やネットで基礎知識を身につけたら、次はデモトレードを活用して実際に手を動かしながら学んでいきましょう。
デモトレードで「勝てるトレード」を見つけられれば、本番に移行してからあなたの資産が増える可能性は飛躍的に高まります。
いきなり本番トレードで実践するのではなく、練習環境で検証することが、デモトレードの何よりの目的なんだね。
身につけた知識を元にチャートを分析し、取引練習を行うことこそ、FX経験の第一歩なのです。
デモトレードのおすすめ練習法6ステップ
では、デモトレードで何を経験すれば、本番トレードに繋がってくるのでしょう。
デモトレードを将来につながる大事な経験の場とするための、6つのおすすめ練習アプローチをご紹介します。
・自分のトレードスタイルを見つける
・様々な注文方法に慣れよう
・各通貨ペア・時間帯の特徴を知る
・テクニカル分析手法を試そう
・根拠のあるトレードで経験を積む
・損切りを徹底して資金管理を身につける
では1つずつ詳しくみていきましょう。
試すうちに理解は深まっていくもの。
焦らないで、トレードスタイルの確認から、順番に試していくと分かりやすいわよ。
自分のトレードスタイルを見つける
デモ口座を開設したら、スキャルピング、デモトレード、スイングトレードの3つのトレードを試してみましょう。
これら3つのトレードスタイルは取引の期間によって区別されています。
取引手法 | 1回の取引時間 | 1日の取引回数 | テクニカル分析 | ファンダメンタルズ分析 |
スキャルピング | 数秒〜数分 | 1日に数回〜数十回 | ||
デイトレード | 数分〜数時間 | 1日に数回 | ||
スイングトレード | 数日〜数週間 | 1月に数回 |
スキャルピングやデモトレードなら1日の決まった時間に取引するのが望ましく、スイングトレードなら生活しながらポジションを持ち続けることになります。
実際に試してみると、自分の好みに合っているのかどうか、生活に支障がないのかが見えてきます。
トレードスタイルが決まったら、確認する時間足や、おすすめの取引時間、通貨ペアなども選び易くなります。
まずは、自分が挑戦するトレードスタイルを見つけるところから始めましょう。
スキャルピングやデイトレードは、取引回数も多いから、短期間で上達できるチャンスがあるよ。
ファンダメンタルズに詳しいならスイングトレードでも結果に繋がりやすいかも。
様々な注文方法に慣れよう
デモトレードで、全ての注文方法を試してみましょう。
状況に応じて適切な注文方法を使い分けられるように、デモトレードで慣れておけば、本番トレードでスムーズな発注が行えます。
FXには成行注文や指値注文をはじめ、様々な注文方法があり、それぞれ用途が異なります。
目的によって適当な注文方法が変わってくるぞ。
超短期のスキャルピングなら成り行き注文がベースとなり、複数日にまたがるスイングトレードならOCO注文も活用すると言った具合だな。
トレードスタイルによっても、有効な注文方法は異なってくるので、あなたのスタイルによって活用する注文方法を取捨選択してください。
超短期取引以外は、損切り設定での利用が多い、逆指値注文を使いこなせる様にしましょう。
あわせて読みたい:【OCO注文とは】利確・損切りを同時に発注!4つの活用方法と注意点
各通貨ペア・時間帯の特徴を知る
通貨ペア・時間帯の値動きの特徴を体験してみましょう。
FXでは通貨ペア毎や時間帯によって値動きの特徴が異なります。
定番の「米ドル/円」以外にも、「ユーロ/米ドル」など興味のある通貨ペアを選んで、トレンドや値幅の違いを見比べましょう。
特にスキャルピングやデイトレードといった1日で完結する取引を行う場合に、時間帯の特徴理解が大事になります。
米ドル/円の場合、日中時間は値動きが停滞する傾向にあります。
その反面、ヨーロッパの市場が動き出す16時頃、ニューヨーク市場が始まる21時頃は相場が活性化してくるのです。
実際に取引を行う時間が決まっているなら、その周辺時間も合わせて特徴をつかみましょう。
重要な経済指標が発表されると相場が急変することもあるので、経済指標カレンダー時の動きもチェックしてみよう。
特にスイングトレードをする人は、指標発表や政治・経済の動向にも要注意だぞ。
テクニカル分析手法を試そう
デモトレードでテクニカル分析手法をどんどん試していきましょう。
インジケーターやラインなど、テクニカル分析の方法はたくさんありますが、何を選択するかは人によって異なります。
本やネットで学んだ分析方法を、実際のチャートに表示して、値動きと見比べてみてください。
何から手をつけていいのかわからない人は、分析の基本となる「ローソク足」「ライン」「移動平均線」から始めてみましょう。
相場は多様な大衆心理によって動いています。
多くの投資家が参考とするこの3つの理解は、相場のトレンドや転換点を知るスタートです。
リアルタイムの値動きを分析しながら、効果的かつ自分が使いやすいテクニカル分析手法を見つけていきましょう。
根拠のあるトレードで経験を積む
デモトレードから、分析に基づいた根拠のあるエントリーを心がけましょう。
(引用:その他調査レポート等 | 一般社団法人 金融先物取引業協会)
金融先物取引業協会のアンケートで、FX取引時に損失を出した理由の40%近くに挙げられたのが、「根拠の薄い取引」です。
データからも、根拠のない自信だけでは勝てないのが見て取れますね。
テクニカル分析の目的は、根拠のあるエントリーをすることにあります。
もちろん勝つために分析するのですが、分析に基づいた仮説を持って取引すると、自身のトレード検証・改善にもつながってくるのです。
デモ取引から、根拠のあるエントリーを徹底すると、得られる経験値は飛躍的に高まります。
損切りを徹底して資金管理を身につける
そして、エントリー時の仮説が間違っていた際は損切りを行いましょう。
(引用:その他調査レポート等 | 一般社団法人 金融先物取引業協会)
FXで損失を出す最も大きな原因は「損切り」にあります。
デモ取引から損切りの癖をつけておけば、本番トレードのリスクは軽減されます。
逆指値注文とも併せて、「エントリーする際の根拠が敗れたときには、損切りする」トレードを徹底しましょう。
運用資金の2%程度を1取引あたりの損失許容額として運用する等、運用額をルール化すると、資金管理の練習にもなります。
損切りは資金管理の肝となるので、練習期間中に癖付けて、将来の大損リスクを無くしましょう。
ここまで6つのアプローチを見てきましたが、ここで改めて実践することを総括してみましょう。
・「自分のトレードスタイル」を見つける
・「注文方法」を使いこなせる様になる
・「通貨ペアや時間帯の特徴」を知る
・「テクニカル分析を実践」し、「根拠のあるトレード」と「損切りの徹底」で経験値を蓄える
デモトレードで練習する際の注意点と取り組み
デモトレードには損失リスクがないものの注意点は存在します。
・デモ取引の心得は「本番取引している感覚で挑む」
・意味のある練習:本番に近いロット数で取引する
・意味のある練習:トレード記録をつけるべし
陥りやすい罠にハマらないために、実践してほしい取り組みについて解説していきますね。
デモ取引の心得は「本番取引している感覚で挑む」
デモトレードは本番取引している感覚で挑むように心がけましょう。
デモトレードでは、現実の資金を運用していないため、緊張感が欠損しやすくなりがちです。
それに甘んじて、なんとなくのトレードを続けていると、トレード練習にも資産運用シミュレーションにもなりません。
これから解説する下記の2点を実践すると、より意味のあるのトレードの練習が行えますので、ぜひ参考にしてみてください。
意味のある練習:本番に近いロット数で取引する
実運用に近いロット数で取引しましょう。
運用資金と近いロット数でエントリーすれば、金額的にリアリティをもった取引が行えます。
実践に近いロット数で運用すると、本番トレードを想定した資産運用シミュレーションとしても、振り返れますね。
ただデモトレードで練習するのではなく、本番を意識したトレードをデモから実践するのがポイントです。
◆逆の経験も試してみよう
デモトレードならではの、最大限にリスクをとった取引も試してみましょう。
「大勝ち」と「大負け」を経験すると、ハイレバレッジ時のリスクとリターンが体感できます。
無理な資金管理では破産するという経験は、その後のリスク管理にも繋がってきます。
意味のある練習:トレード記録をつけるべし
デモ取引からトレード記録をつけるようにしましょう。
トレード記録に手間をかける分、取引にも真剣さが増してきます。
トレードの損益だけでなく、エントリー根拠もしっかり記載するようにすると、毎回のエントリーが実践感覚に近づいてきます。
さらには、トレード記録は後から見返すことも可能です。
振り返った時に、どういったトレードで利益がでていて、いつ負けているのかを把握できると、自身のエントリーやトレードルールの見直しにも役立つのです。
手間はかかりますが、是非実践してみてください。
まとめ 焦らずしっかり練習の場として活用しよう
今回はこれからFXを始める方向けに、デモトレード口座を選ぶ基準と活用方法を解説しました。
上記で紹介した「デモトレードのおすすめ練習法6ステップ」を実践すれば、本番に備えてデモトレードを十分活用いただけるはずです。
では、もう一度、この記事の内容をおさらいしましょう。
・デモ口座選びは「将来的に使える口座かどうか」も踏まえて検討しよう
・経験ある投資家の方がFXで利益をあげやすい! デモは未経験を脱却する場として活用しよう
・FXのデモトレード6つのおすすめ練習アプローチを実践しよう
・デモ取引を有意義なものにするために、実践に近いロット数で取引して、トレード記録をつけよう ・デモ口座のおすすめは、取引ツールが優れもののGMOクリック証券と少額可能でバランスの良いみんなのFX
デモトレードはFX初心者が最も成長できる場なので、焦らずしっかり練習の場として活用してください。
たくさん経験を積んで、慣れてきてから、少額での本番取引に移行していきましょう。
デモトレードで経験を蓄えてから、本番トレードに移行するならば、きっと資産を増やしていけるはずです。
最後まで読んで頂きありがとうございました。参考になれば幸いです。
FXをもっとやさしく はじめてでも安心|みんなのFX
GMOクリック証券 - FXなど投資を身近にもっと便利にするネット証券会社
その他調査レポート等 | 一般社団法人 金融先物取引業協会
Forex Statistics & Trader Results From Around the World