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「FXの注文方法がわからない」
「FX初心者に最適な注文方法が知りたい」
「注文するときに注意するポイントは?」
といった悩みが解消できます。
FXで勝つためには、逆指値注文(損切り注文)を使って損失を小さくするのが重要です。
なぜなら、FXで損失を出してしまう理由の56.5%が「損切りができなかったから」です。
(画像:一般社団法人 金融先物取引業協会)
FX初心者の多くは損をしたくない一心で損切りができません。
トレーダー歴3年の私も最初は損切りができず、大きく損をした苦い経験があります。
FXで勝つには損をしたくない感情に流されてトレードしてはいけないんです。
この記事は現役トレーダーの私が、初心者のうちに知りたかった注文方法や注意してほしいことをまとめています。
FX初心者の人は逆指値注文で損失を少なくして、トータルで勝てる取引を目指しましょう。
・FXの主な4つの注文方法
・トレード手法ごとの最適な注文方法
・注文する前に注意すべきこと
・絶好の売買タイミング
・初心者におすすめの注文方法
・成行注文
・指値注文
・逆指値注文
・FXでよく使う4つの注文方法
・IFD注文(IF DONE)
・OCO注文(One Cancel the Other)
・IFD-OCO注文(IFD+OCO)
・トレール注文
・トレードごとの最適な注文方法
・スキャルピング
・デイトレード
・スイングトレード・長期トレード
・実際に注文する前の注意点
・デモトレードで注文の仕方に慣れる
・初心者はドル/円の取引で慣れる
・最初は少額で取引をする
・注文時か注文後に必ず損切り注文を入れる
・売買の絶好のタイミング
・押し目買い
・戻り売り
・節目を超えたときのトレンドフォローの注文(買い注文・売り注文)
・PCを使った場合の注文手順 5STEP
・スマホアプリを使った場合の注文手順
・注文機能が使いやすいおすすめFX会社は?
・FXの注文方法 まとめ
FXの注文方法の種類一覧
FXの注文方法の種類と概要 | |
注文名称 | 概要 |
成行注文 | ・リアルタイムに手動で注文する |
指値注文 | ・現行レートより有利なレートを指定する ・指定したレートに達したら自動的に注文される |
逆指値注文 | ・現行レートより不利なレートを指定する ・指定したレートに達したら自動的に注文される |
IFD注文 | ・新規注文と決済注文を同時に出す |
OCO注文 | ・2つの注文を同時に出して片方の注文が成立すると、もう一方の注文がキャンセルされる |
IFD-OCO注文 | ・IFDとOCOを組み合わせた注文方法 ・新規注文1つと決済注文2つを同時に出す |
トレール注文 | ・すでに持っているポジションの逆指値注文がレートの上昇に追従する |
FXでよく使われる7種類の注文方法を一覧表にまとめました。
上の表にある7種類を覚えておけば、注文方法で困ることはありません。
この時点でイメージできなくても、記事内で各注文方法を図解を使ってわかりやすく解説しているので安心してくださいね。
初心者におすすめの注文方法
FXの基本となるシンプルな注文方法で初心者におすすめなのがこの3つです。
・成行注文
・指値注文
・逆指値注文
それぞれ特徴があるので理解していきましょう。
成行注文
成行注文は「今すぐ買いたい」「今すぐ売りたい」ときに使う注文方法です。
値段を指定せず、リアルタイムのレート(値段)で取引を行います。
スキャルピング(数十秒〜数分)やデイトレード(数十分〜1日)など、短い時間でトレードするときに適した方法です。
初心者の場合は、成行注文を多用するとギャンブル要素が強くなり損をする可能性が高くなるためオススメしません。
成行注文は「クイック注文」「ストリーミング注文」とも呼ばれます。
指値注文
指値注文はレートの指定をして取引をする注文方法です。
「新規取引」と「すでにポジションを持っているとき」、どちらの場合でも使えます。
【ポジションとは?】
新規で買注文もしくは売注文をおこない、決済せず通貨を保有した状態。
ポジションは建玉(たてぎょく)とも呼ばれる。
【例① 新規でポジションを持ちたいとき(1ドル100円の場合)】
- 95円まで下がったら上がりそうだから買いたい
- 逆に105円まで上がったら下がりそうだから売りたい
今よりお得に「買いたい」「売りたい」ときに指値注文が有効。
【例②:すでにポジションを持っている場合】
- 買い注文を持っている場合:105円になったら売りたい(決済注文)
- 売り注文を持っているとき:95円になったら買いたい(決済注文)
今より利益が上がったときに指値注文が有効。
指値注文を使うと「狙っていた値段になったのに見逃して取引できなかった」といった失敗がなくなる。
仕事をしていてチャートを見れない人にオススメの注文方法だ。
あわせて読みたい: 【FXの指値注文とは?】利益が増える活用法と損をしないコツ
逆指値注文
指値注文と同様にレートを指定して取引する注文方法ですが、意味合いが少し変わります。
逆指値注文の場合も「新規取引」、「すでにポジションを持っているとき」それぞれで見ていきましょう。
【例① 新規注文(1ドル100円の場合)】
今は上がるか下がるかわからない
- でも、101円を超えたら更に上がりそうだから、101円より上になったら買おう
- 逆に99円を下回ったら更に下がりそうだな、99円を下回ったら売ろう
新規ではトレンドフォローするときに逆指値注文が有効。
トレンドフォローとは?
トレンドフォローとは、相場の流れにそったトレードのことです。
例えば「上昇相場なら買い・下落相場なら売り」のように、トレンドの方向へ向かって取引を行います。
トレンドの発生をいち早く見つけて取引すると、利益を大きく伸ばせる可能性があります。
【例② すでにポジションを持っている場合】
- 買い注文を持っている場合:95円を下回ったら、マイナスが大きくなる前に損切り
- 売り注文を持っている場合:105円を上回ったら、マイナスが大きくなる前に損切り
ポジションを保有している状態では損切を行うときに逆指値注文が有効。
実践で有効な使い方は損切り設定するときです。
チャートから目を離したり、損切りできずに悩んだりしている間に損失が拡大するのを防げる。
初心者は必ず逆指値注文を入れておくのがオススメだ。
あわせて読みたい: 【FXの逆指値注文】トレンドフォローと利確・損切りにおける3つの手法!
FXでよく使う4つの注文方法
基本の注文方法が分かったところで、FXでよく使う注文方法を紹介します。
主な注文方法はこの4つです。
・IFD注文(IF DONE)
・OCO注文(One Cancel the Other)
・IFD-OCO注文(IFD+OCO)
・トレール注文
この注文方法を使うと、基本の注文で紹介した指値、逆指値注文を組み合わせて使えます。
IFD注文(IF DONE)
IFD(イフダン)注文を使うと、新規注文と決済注文を同時に出せます。
IFD注文は次の場面で使います。
- 新規注文を入れて、利益確定の設定をしたいとき
- 新規注文を入れて、損切りの設定をしたいとき
【例① 新規 + 利益確定の場合】
(A)100円のレートが99円になったら買注文(新規注文)を実行
(B)101円になったら売注文(利益確定)を実行
この場合は、(A)の注文が約定(成立)しなければ(B)の注文は実行されません。
(A)が約定した状態で、(B)のレートになってはじめて利益が確定します。
【例② 新規 + 損切りの場合】
(A)100円のレートが99円になったら買注文(新規注文)を実行
(B)98円になったら売注文(損切り)を実行
この場合も、(A)の注文が約定(成立)しなければ(B)の注文は実行されません。
(A)が約定した状態で、(B)のレートになると損切り注文が約定し損失確定します。
OCO注文(One Cancel the Other)
OCO(オーシーオー)注文は、2つの注文を同時に出して片方の注文が約定するともう一方の注文がキャンセルされる注文です。
OCO注文は次の場面で使います。
- 相場がどちらに動くかわからない(新規注文)
- 利確、損切りを同時に設定したいとき(決済注文)
【例①(新規注文)】
(A)100円のレートが99円になったら買注文セット⇨お得に買いたい(指値)
(B)101円になったら買注文セット⇨101円を超えたらもっと上がりそう(逆指値)
この場合は、(A)が約定すると(B)の注文はリセットされます。
【例②(決済注文)100円の買いポジションを持っている場合】
(A)101円になったら売り⇨利益確定(指値)
(B)99円になったら売り⇨損切り(逆指値)
利確と損切りの同時注文ができ、特に大事なのが②の決済注文です。
損失の拡大を防ぐためにも、あらかじめ損切りポイントを決めておくことが大切なんだ。
チャートから目を離すときは、OCO注文を使って決済注文をしておきましょう!
私は毎回決済注文として使っていて、何度OCO注文に助けられたかわかりません。
あわせて読みたい:【OCO注文とは】利確・損切りを同時に発注!4つの活用方法と注意点
IFD-OCO注文(IFD+OCO)
IFD-OCO(イフダンオーシーオー)注文はIFDとOCOが合わさった注文方法です。
新規注文1つと決済注文2つを同時に出せます。
【例】
①110円で指値注文(新規)
②111円に指値(利確)
③109円に逆指値(損切り)
①の約定後、② ③のどちらかにレートが達すると注文が約定されます。
一度入れた注文は「当日」「週末」「無期限」「日時指定」など設定した期限まで有効です。
初心者のうちは最初に決めたルールを破りがちです。
そのためIFD-OCO注文を使って計画通りのトレードを心がけましょう。
あわせて読みたい:【FXのIFO注文】メリット・デメリットは?使う際のコツと実践方法
トレール注文
トレール注文とは、すでに持っているポジションの逆指値注文がレートの上昇に追従していく注文方法です。
例えば上昇トレンド中だった場合、相場の上昇にあわせて決済注文も上昇するため、利益を最大化できます。
【例:100円でポジションを持っている場合】
【条件】
・逆指値注文:99円
・値幅:1円
100円で持っているポジションが101円に上昇すると、設定していた値幅の1円分、「逆指値注文」の設定が99円⇨100円に追従します。
一度上昇した逆指値注文は、レートが下落しても変わりません。
トレンドが発生したときに利益を伸ばしながら、損失を限定する注文方法です。
あわせて読みたい:【トレール注文とは?】利用できるFX会社と実践における4つのやり方
トレードごとの最適な注文方法
FXにはさまざまなトレード方法があり、代表的なのはこの4つです。
・スキャルピング
・デイトレード
・スイングトレード
・長期トレード
トレード方法に応じて最適な注文方法も変わるので、順番に紹介していきます。
スキャルピング
スキャルピングは、数十秒〜数分単位の超短期売買で利益を積み重ねていくトレード手法です。
一瞬の判断が必要で、難易度が高く初心者にはオススメしません。FXに慣れるまでは控えたほうが良いでしょう。
初心者はチャートから数分後の値動きを予想するのが難しい。
そのため、「なんとなく上りそう、下がりそう」といった、根拠がないトレードになりがちだ。
スキャルピングをする場合に最適なのは「成行注文」です。
すぐに注文が反映されるため、素早い取引ができます。
もし画面を見れなくなる場合には、急落に備えて逆指値注文を入れるようにしましょう。
デイトレード
デイトレードは数十分〜数時間、長くても1日の間に取引を終了します。
注文方法は成行、指値注文をよく使います。
タイミングとレートを見て新規注文する、OCO注文で「指値」「逆指値」を入れるのがオススメです。
初心者にありがちなのが、常にポジションを持っていたいという感情。
適切なタイミングではないときにトレードをしても、良い結果は得られないぞ。
相場が自分の決めた取引ルールに合わないときは、トレードしないのも大切です。
スイングトレード・長期トレード
スイングトレード、長期トレードは数日〜数週間以上の長い期間を使って取引します。
指値、逆指値が使えるIFD-OCO注文を使うことが多いです。
時間軸が長めのトレードになるため狙える値幅が広く、大きな利益が期待できます。
また、通貨ペアによってはスワップポイント(金利差調整分)によって収入を得られます。
【例① 米ドル/円を買った場合】
金利の高い「米ドル(0.25%)」を買って、金利の低い「日本円(-0.1%)」を売っている状態です。
米ドルの金利をもらって、円の金利を支払うため【0.25 -( -0.1) = 0.35%】の金利を受け取れます。
【例② 米ドル/円を売った場合】
金利の高い通貨を売って金利の低い通貨を買うため、金利分を支払います。
【(-0.1) - 0.25 = -0.35%】
スワップポイントは1日ごとに加算されるため、取引で重要な要素です。
スイング、長期トレードのときはスワップポイントがプラスになる取引を目指しましょう。
実際に注文する前の注意点
最適な注文方法が分かったところで、すぐに取引を始めたいと思いますが少し待ってください。
実際にトレードする前に、次の4つを試して本番に備えましょう。
・デモトレードで注文の仕方に慣れる
・初心者はドル/円の取引で慣れる
・最初は少額で取引をする
・注文時か注文後に必ず損切り注文を入れる
いきなりトレードをしても、勝てる確率は低いです。
上記の注意点を取り入れれば、FXで負ける確率を抑えることができますよ。
デモトレードで注文の仕方に慣れる
まずは、デモトレードを使って注文の仕方に慣れましょう。
注文の操作に慣れていないと、相場が急変したときに対応できず損をすることがあります。
また、ツールに慣れないうちは間違った注文をしてしまう恐れもあるので、操作方法を覚えるために練習するのがオススメですよ。
練習したことをそのまま活かせるように、デモトレードは本番の取引で使う予定のFX会社を選びましょう。
3社とも利用者が多く、使いやすいのが特徴です。
特にGMOクリック証券はチャート分析ツールが充実している上に、スマホでの操作性が抜群でおすすめの1社です。
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初心者はドル/円の取引で慣れる
FXでは円、ドル、ユーロなどさまざまな通貨ペアがあります。
この中で初心者におすすめしたいのが、米ドル/円です。
米ドル/円はレートの動きが穏やかなので、落ち着いて取引可能な初心者向けの通貨です。
通貨によって値動きのクセがありますので、米ドル/円で慣れてきたら他の通貨の取引にもチャレンジしてみてください。
最初は少額で取引をする
実際に自分のお金で取引するときは、少額からスタートしましょう。
初心者のうちは操作の問題や知識不足から、負けてしまう可能性が高いです。
「ポジションを持っているとチャートが常に気になる。」
こういうときは、自分にとって適正な取引量でない可能性が高い。
少額の取引をで損失を最小限にして、勝てる感覚を身につけていきましょう。
始めるなら失っても痛くない金額で取引をしてください。
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注文時か注文後に必ず損切り注文を入れる
成行、指値に関わらず、新規注文を入れたあとには必ず損切り(逆指値注文)を入れるようにしましょう。
新規注文をいれるときは、利益確定と損切りのレートを考えておくのが重要です。
利確、損切りのポイントが決められないトレードは、根拠がないギャンブルだと思いませんか?
一般的に1回のトレードで許容する最大損失額は2%と言われています。
例えば、10万円の資金で始めた場合の2%は2,000円。
1000通貨で取引するなら、2円(200Pips)のマイナスを最大損切り値にしよう。
売買の絶好のタイミング
「初心者が注意することはわかったけど、売買するタイミングはどう判断すればいいの?」
こんな疑問が湧いた方もいるのではないでしょうか。
そこでここからは、いくつか実例を交えて適切な売買タイミングについて紹介していきます。
押し目買い
押し目買いとは、上昇トレンド中の一時的な下落時に「買い注文」を入れることです。
強い上昇トレンドの中でも、下がらずに上がり続けることはありません。大小の違いはあっても、一時的な下落があります。
チャートを見るべきポイントはこの2つ。
・長い時間足(1時間足以上)で見る
・トレンドラインを意識する
短い時間軸で見ると、動きが激しくよくダマされます。
勝利を約束するものではありませんが、この2つを意識するだけでも大きな負けは少なくなりますよ。
戻り売り
戻り売りとは、下降トレンド中の一時的な上昇時に「売り」を入れることです。
考え方やポイントは押し目買いと同じですね。
右肩下がりのチャートにトレンドラインを引いて、ラインに戻ってきたら「売り」を入れていきましょう。
覚えておくと力強い武器になってくれます。
節目を超えたときのトレンドフォローの注文(買い注文・売り注文)
もう一つ覚えておきたいのが、節目を超えたときのトレンドフォローです。
節目は「チャートを見ている人たちが強く意識しているポイント(レート)」です。
・直近の高値、安値
・サポートライン
・レジスタンスライン
・100円などキリのいい値段
他にも節目はありますが、この4つは特に覚えておくべきポイントです。
節目を超えると強いトレンドがよく生まれます。
ただし、節目を超えたからといってすぐに取引するのではなく、節目を超えたあとの「押し目買い」「押し目売り」をするのがおすすめだ。
FXにおいて慎重すぎて悪いことはありません。
すぐに儲けようと考えるのではなく、長い目でみるようにしましょう。
PCを使った場合の注文手順 5STEP
次に、実際の注文画面を使って注文手順を5STEPで見ていきましょう。
注文の流れは以下の通り。
①取引する通貨ペアを選ぶ
②成行・指値・逆指値注文のどれかを選ぶ
③注文数量を入力
④注文ボタンを押す
⑤注文後、決済注文を入れる
使用する会社によって違いはありますが、操作方法はほぼ一緒なので安心してください。
(※例はGMOクリック証券を使用)
STEP 1 取引する通貨ペアを選ぶ
はじめはUSD/JPY(米ドル/円)を選んでおきましょう。
STEP 2 成行、指値、逆指値注文のどれかを選ぶ
【成行注文】
①注文タイプを選択。
このときに「買い」か「売り」も一緒に選んでおきましょう。
【指値、逆指値】
注文タイプで成行以外を選択すると②「指値」「逆指値」を選択できます。
IFD-OCO注文の場合は、③指値レート(利確ポイント)と逆指値レート(損切りポイント)も選択可能です。
また「指値」「逆指値」の場合は、④有効期限がありますので任意の設定を選んでくださいね。
STEP 3 注文数量を選ぶ
次に任意の注文数量を入れてください。
取引数量の右側には最大取引可能数も表示されます。
STEP 4 注文ボタンを押す
注文の設定が完了したら「確定画面」を選んで、注文確定後に約定となります。
STEP 5 注文後、決済注文を入れる
ポジションを持ったあとに、「利確」「損切り」したいときの決済注文をいれます。
ただし、「指値」「逆指値」をいれている場合はこの限りではありません。
建玉のリスト内にあるポジションを選択し、STEP2〜4の順に決済手続きを行い一連の取引が完了となります。
スマホアプリを使った場合の注文手順
続いてGMOクリック証券のスマホアプリでの注文手順を紹介します。
スマホアプリでは、パソコンよりも直感的な取引が可能です。
STEP 1 取引する通貨ペアを選ぶ
ここでは任意の通貨ペアを選択します。
STEP 2 成行、指値、逆指値注文のどれかを選ぶ
【成行注文(ストリーミング注文)・新規】
①取引数量を選ぶ。
②買いたいときは、(買)ASK、売りたいときは、(売)BIDのどちらかをタップすると取引完了です。
【指値、逆指値注文】
ここではIFD-OCO注文を例に説明します。
チャート画面で「Action」ボタンをタップしてください。
売買区分で「買」か「売」を選択。
今回はIFD-OCOを選択します。
するとIFD(新規注文)、OCO-指値(利確)、OCO-逆指値(新規)の横線が現れます。
横軸の線をタップで移動ができ、チャートを見ながら直感的な注文設定が可能です。
横軸を任意のレートに合わせたら、上にある「注文画面」をタップ。
①取引数量を入れる
②新規の注文レートを入れて「決済入力」へ
③指値(利確)、逆指値(損切り)を入れて確定画面へ
【成行注文(ストリーミング注文)・決済】
成行注文の決済では、ポジションすべてを手放したい場合は「全決済」、一部を決済したいときは、数量を指定してポジションと逆のボタンをタップします。
例:買いポジションの場合は「売り」ボタンをタップする
指値、逆指値注文の場合はポジションが目標の額に達すると決済されます。
途中で決済をしたくなったら、成行と同様の手順で注文確定です。
注文機能が使いやすいおすすめFX会社は?
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FXの注文方法 まとめ
損失を抑えながら効率よく取引を行うには、注文方法を使いこなせることがポイントです。
この記事を読めば、様々な注文方法の内容だけでなく、PCやスマホアプリでの注文手順までわかり、スムーズに取引を行えるようになります。
最後に今回の内容をおさらいしましょう。
・成り行き注文は現在の価格ですぐに発注できる
・指値注文は現在よりも有利なレートを指定できる
・逆指値注文はトレンドフォローや損切りに効果的
・IFD注文は新規と決済を同時に出せる
・OCO注文は利確・損切りを同時に設定できる
・IFO注文は新規・利確・損切りの3つを同時発注
・トレール注文は利益を伸ばしつつ損失を限定できる
いきなり本番の取引を始めてしまうと、誤発注による損失を出す恐れがあります。
そのためまずはデモトレードで様々な注文方法を試してみて、発注~決済までの流れをマスターしてみてください。
そうすれば本番でも、迷うことなく取引を進められるようになりますよ。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
用語集 - DMM FX
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