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投資用不動産では購入時より低い価格で売れたとしても、売却によって儲けが出るケースはよくあります。自己資金を超えて利益が出るのなら、投資としては成功だといいます。不動産売却実績4000件の新川義忠氏が著書『速く、高く、不安なく!トータルで収益を増やす“不動産売却”の極意』(ごま書房新社)で不動産売却のコツを解説します。

購入価格より低価格売却でも儲かる理由

これを不動産業者に相談すると「物件を入れ替えた方が良い」というアドバイスを受けるかもしれませんが、理由は不動産を動かさないと私たちは商売にならないからです。投資手法については自身の意思を尊重するのが良いでしょう。

 

ただ、これは買った時期によって異なり、結局、「安く買っているかどうか」の話であり、売却はその時々の相場が大きく影響します。

 

売却時の相場よりも安く買えていれば売却益が出ますし、相場よりも高く買ってしまっていれば売却損が出るのです。

 

マイナスの理由のケースでは、物件を買った時期によって状況が異なります。

 

安く買える時期であれば、概ねプラスになりますし、高い時期に買った人や騙されて高値をつかんでしまった人、新築区分マンションや破綻した新築シェアハウス「かぼちゃの馬車」のような物件を買った人はマイナスになってしまいます。

 

それでも全体として見れば、売却で儲かっている人のほうが多いです。

 

ただし、これは「2000万円で買った物件が3000万円で売れて、1000万円が儲かった」というシンプルな例だけとは限りません。

 

例えば、10年のフルローンで2000万円の物件を買ったとします。

 

売却したのは長期譲渡に切り替わった5年経過時点です。元金均等法の場合、運用期間5年分の返済があるため、単純計算で1000万円を返済したことになります。

 

すると、たとえ1700万円(つまり購入時より低い価格)で売れたとしても、700万円の儲けが出ることになります。

 

ここから2割の税金がかかったとしても、500万円近くのお金が手元に残ります。

 

フルローンで買った人なら、ほぼお金を出していないのに、5年後に大金が入るわけです。

 

このように、購入時より低い価格で売れたとしても、売却によって儲けが出るケースはよくあるのです。

 

新川 忠義
株式会社クリスティ代表取締役
富士企画株式会社代表取締役

 

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※本連載は新川義忠氏の著書『速く、高く、不安なく!トータルで収益を増やす“不動産売却”の極意』(ごま書房新社)の一部を抜粋し、再編集したものです。

速く、高く、不安なく!トータルで収益を増やす“不動産売却”の極意

速く、高く、不安なく!トータルで収益を増やす“不動産売却”の極意

新川 義忠

ごま書房新社

不動産投資において、「売却」は不可欠なものです。そもそも不動産投資には「家賃収入によるインカムゲイン」「売却時の利益、キャピタルゲイン」と2つの利益があります。 安く買って、高く売れば利益になりますが、10年前に…

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