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ホームページを作ったほうがいい理由
■ホームページやSNSをどう活用する
ホームページは作ったほうがよいです。紹介を中心に仕事を獲得することが多いので不要という人もいますし、実際にホームページを作らないで成功している先生もいないわけではありません。
集客という観点ではあまり期待できなくても、信用度をアップするためには必要です。今の時代、ホームページがない会社は「?」となるのではないでしょうか。
レストランやホテルを予約する際にも、ホームページの印象を重視する人が多いと思われます。士業にも同じことがあてはまります。個人企業ならともかく、ある程度の規模の会社であれば、担当者の判断で発給先が決まるのではなく、社内稟議を経た上で決まります。その際の判断材料となるのがホームページなのです。
また、ホームページを開設するのであれば、顔写真は載せたほうがよいでしょう。
抵抗を示す人もいるでしょうが、独立するとなるとある程度の自分をさらけ出す覚悟を決めなければなりません。
学歴や経歴については、個人情報の関係もあり、あまり出さない人も多いようです。履歴書のようにすべて記載する必要はありませんが、最終学歴や直近または長く在籍した会社名は書いたほうがよいかと個人的には考えております。同窓生というだけで親密感を抱いてくれる人は多いからです。
SNSは毎日のように発信している人と、アカウントだけ開設している人、ほとんど発信もしていない人に二極化しているように思われます。無理して発信する必要はありませんが、可能であれば始めたほうがよいでしょう。人となりを知って貰えるというメリットがありますし、発信した内容から仕事につながる可能性があるからです。
ただしホームページやSNSに関して過大な期待を抱くのはやめましょう。
検索上位になるようにSEO対策に力を入れる、SNSのフォロワーを増やすために毎日、何時間も割くなどは本末転倒です。
Webによる成功事例についての書籍や記事も目にしますが、人それぞれであり再現性が高いとはいえないからです。士業であれば、地道に営業活動をして実務能力を磨いていくのが成功の近道であると思われます。
プラスアルファとして考えるのはよいですが、それだけで顧客を増やせるほど簡単ではないと考えます。またホームページを開設すると、SEO対策会社など様々な業者から営業をかけられる可能性があります。すべて話を聞くなというわけではありませんが、あっさりと承諾するとあっという間に貯金が減ってしまうので留意してください。
佐藤 敦規
社会保険労務士
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