注意すべき40代、50代の生活保護
④若い生活保護
高齢、身体障がいがあるなど、働けない理由が明確な場合は割と大丈夫です。
しかし、特に40代以下の生活保護の男性は危険です。
精神疾患があったり元犯罪者な可能性大です。
理由の確認は重要です。
また社会で孤立している傾向があり、働いていませんので何かあっても発見されず孤独死する可能性が一番高いのは40代、50代の生活保護です。
意外に高齢者は福祉が入っている&周囲が気に掛けることも多いので仮になにかあっても早く発見される傾向があります。
④建て替え狙い
建て替えるので一時的に住むとこが欲しいという層がいます。
広告料を払ってもすぐ出ていくので最悪です。
先述の通り短期退去違約金(私は通常は1年以内2か月、2年以内1か月)を設定すべきです。また夜逃げ時についてですが、実は夜逃げはラッキーです。
一番困るのは居座りです。
私の知り合いは居座られ、裁判になり、約4か月と弁護士費用約30万円掛かった方がいます。
もちろんその間の家賃や弁護士費用の回収は不可能です。
夜逃げはまだましとポジティブな気持ちで頑張りましょう(笑)。
基本的に夜逃げは残置物が大量です。最悪なケースでは60万円掛かりました(汗)。猫の放し飼いで匂いがすごいことになっていました。
私は初心者のころジモティー経由だと保証会社に入れないと思っており、保証会社をいれずに入れてましたがそのころの爆弾がたまに爆発しています。
家賃保証会社は入れるべきです。また家賃保証会社がどこまで残置物撤去費用や原状回復をしてくれるのかは要確認です。
なお注意事項として、連絡が取れない入居者の荷物を勝手に撤去すると、裁判で負けます。よく「母の形見」などが定番でなくなるらしいです(笑)。
あと注意事項は、カギを保証会社に貸して保証会社が無茶なことをすると、大家も共同不法行為となり裁判で負けます。
警察を呼んで安否確認をする、裁判をするなど自力救済禁止という法律の原則を理解した、高いコンプライアンスが大家業には求められると思います。
私の夜逃げした方はなぜか律儀な方で、夜逃げされた部屋に残置物処理同意書と退去届が置いてありました。(入居時に日付を空欄で書かせたわけではありません)
大津社長(若杉龍志)
日本リーシング不動産株式会社代表取締役
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