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「勉強ができる家系」多少の嘘も方便
■お父さんのおじいちゃんは勉強ができたんだよ
子どもが「自分はバカだ」と思った時点で、それ以上勉強する意欲を失います。
先の項目で、親の学歴は関係ないと言いましたが、子どもに「勝てる」という自信を持たせる方法の一つとして、自分の家系に誇りを持たせるのはよいでしょう。
「うちの先祖にはこんなに偉い人がいた」
「うちは勉強ができる家系だよ」
「同じ血が流れているんだから、お前も賢いはずだ」
私の母親は弟に対して、しつこいくらいに、そう繰り返していました。
中学受験に失敗した弟は、自宅から離れた学校に通うようになったのですが、そこはたまたま祖母の家に近く、弟は祖母の家にしばしば立ち寄るようになりました。
祖母は祖母で、弟に対してさんざん戦前の自慢話を聞かせていたようです。敗戦によって土地が奪われなければ、名門の家として立派な暮らしをしていた……などと吹き込んでいたのに違いありません。
半分は母親と祖母の思い込みと願望だったのかもしれません。それでも、弟は「自分は賢い」と思い込み、結果的に中学受験の失敗を挽回して東大に合格したのですから、母親と祖母の教育法は成功したことになります。
直接の祖父や祖母が高学歴でなくても、親戚中を探せば1人や2人は高学歴者が見つかります。その人にかこつけて 「勉強ができる家系だ」 と言い切ってしまってもよいと思います。
多少の嘘も方便です。
少なくとも「うちの親戚には賢い人がいない」と言われるよりは、勉強の動機づけにはなるはずです。あとで実態がわかったところで、親を恨むようなことはないでしょうから。
仮に親戚中に不出来な人間がいたとしても(往々にして1人や2人はいるのでしょうが)あえてその人の話題には触れないようにするのも親の配慮です。
和田 秀樹
和田秀樹こころと体のクリニック 院長
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