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「FXってなに?」
「どうやって利益を出すの?」
「リスクや危険性についても知りたい」
FXに興味があっても、専門用語の多さやお金を投資することから、「難しそう」「なんか怪しい」といったイメージを持っている人は多いと思います。
しかしFXはとても身近な投資方法であり、れっきとした金融商品なんですよ。
こんにちは!現役トレーダーの那須です。私も最初は、投資初心者がFXを始めるのは敷居が高いと思っていました。
しかし、いざやってみると、案外仕組みはシンプルで、必要資金も小さくて済むことに驚いたものです。
今回は、これからFXを始めたい人や興味を持っている人が、まんべんなく基礎知識を学べるよう詳しく解説します。
この記事を読めばFXの仕組みや利益の出し方、リスクや失敗談と対策方法、初心者向けの口座までわかります。
・やめとけと言われる理由と投資初心者向けである理由
・取引に必要な資金の目安
・主な専門用語の意味
・リスクと相場分析の方法
・初心者向けの口座
・失敗談と大損を避けるためのポイント
・取引までの流れとおすすめの少額口座
・FXの税金について
目次(クリックして開く)
・証拠金とは?
・円高・円安とは?
・平日24時間取引できる
・FXにおける4つの取引スタイル
・外貨預金との違い
・株式投資との違い
・FXが「やめとけ」と言われる理由
・FXが投資初心者向けである理由
・副業でもできる?
・FXはいくらから始められる?
・初心者が用意する資金目安
・FXの基礎知識 専門用語の意味を知ろう
・「為替差益」FXで利益が出る仕組み
・「売り」から入ることも可能
・「スワップポイント」金利差による利益
・マイナススワップに注意
・「為替レート」通貨の価格
・「チャート」価格の推移をグラフで表示
・「レバレッジ」少ない資金で大きな金額を取引できる
・証拠金維持率の目安は250%以上
・「スプレッド」取引にかかる実質的な手数料
・自動売買はコストが高くなる
・「ロスカット」最低限の資金を残す仕組み
・FXにおける代表的な3つのリスク
・為替変動リスク
・金利変動リスク
・流動性リスク
・FX会社のシステム上のリスクにも注意!
・どうやって将来の値動きを予測するの?
・テクニカル分析
・ファンダメンタルズ分析
・心強い初心者の味方! 相場分析ツール
・FXではどれくらい稼げる?
・1日5,000円稼ぐには
・稼ぎやすい時間帯はいつ?
・初心者向けの稼ぎ方
・口座を選ぶときの3つのポイント
・コストが安い
・取引ツールが使いやすい
・スワップポイントが高い(マイナススワップが低い)
・初心者向けのFX会社3選
・FX初心者がやりがちな失敗
・失敗の大半は損切りできないのが原因
・サイト編集部の失敗談
・FXで大損を避けるための3つのポイント
・エントリーと同時に損切りポイントを設定する
・トレードルールを作って守る
・根拠の持てない取引はしない
・FXで借金になる危険性はある?
・もしもの時は債務整理
・FX会社が倒産することはある?
・信託保全でトレーダーの資産は安全
・FX初心者が取引を始めるまでの流れ4STEP
・STEP1. FXの勉強をする
・STEP2. デモトレードで練習する
・STEP3. 本番用の口座を開設する
・STEP4. 少額で取引を始める
・FXでの損益は確定申告しよう
・税率は一律20.315%
・損失は繰越控除を活用しよう
・FXではメンタルコントロールも大切
・目標は現実的に
・自動売買も検討しよう
・まとめ まずは基礎をしっかりと!
FXとは? 初心者向けにわかりやすく解説
FXとは、2国間の異なる通貨同士を交換する取引のことです。
「Foreign Exchange」の略称が「FX」で、日本語では「外国為替証拠金取引(がいこくかわせしょうこきんとりひき)」といいます。
私たちが生活するうえで欠かせないものである「お金」。そのお金は国によって流通している種類が異なります。
また価値も日々変化しており、実は永遠に同じ価格というわけではないんです。
そんなお金(通貨)を別の国のお金と交換し、価値の変化を利用して利益を狙うのが、FXです。
利益が出る仕組みについては、後述の【「為替差益」FXで利益が出る仕組み】で詳しく解説するぞ!
あわせて読みたい:【為替とは?】意味とFXのやり方、リスクの対処法を初心者向けに解説
証拠金とは?
証拠金とは、FX会社に預け入れる資金のことです。
担保のようなもので、証拠金を預け入れることで取引できるようになります。
また、取引にかかる最低限必要な資金を「必要証拠金」と呼びます。
- 証拠金:口座資金全体
- 必要証拠金:取引するために必要な最低資金
初心者には少しややこしく感じるかもしれませんが、上記のように理解しておけばOKです。
円高・円安とは?
・円高:他国の通貨に対して日本円の価値が上がること
・円安:他国の通貨に対して日本円の価値が下がること
「円高」や「円安」といった言葉は、普段ニュースでもよく耳にするかと思います。
しかし、「1ドル = 〇〇円」と報じられたとき、その金額が大きくなっているのに「円安」だったり、逆に小さくなっているのに「円高」と表現され、混乱した人もいるのではないでしょうか。
円高・円安とは、日本円の価値が他国の通貨に対して、相対的に上がったのか・下がったのかを表す言葉です。
もっと詳しく
例えば1ドル = 100円から90円になった場合、ドルの価値が下がったことで日本円の価値は相対的に上がったことになります。つまり円高です。
逆に1ドル = 110円に上がれば日本円の価値は相対的に下がったことになるので、円安となります。
一般的に、円高・円安はアメリカの通貨「米ドル」に対して使われています。
また、FXでは通貨ペア(取引する2国間の通貨)を「米ドル/円」のように表記しますが、左側の通貨が主体です。
そのため、米ドル/円で円高になれば「ドル安」、円安になれば「ドル高」と言い換えることもできます。
平日24時間取引できる
FXは平日であれば24時間いつでも取引できます。
なぜなら、取引が行われる「外国為替市場」は世界中にあり、平日は常にどこかしらの市場が開いているためです。
市場と言っても特定の場所があるわけではなく、インターネット上のバーチャルな市場を指します。
例えば日本やアメリカ、イギリスやオーストラリアなど、様々な国に外国為替市場があります。
それぞれ開いている時間帯は異なりますが、週末を迎えるまではすべての市場が閉まることはありません。
FXにおける4つの取引スタイル
FXには、次の4つの取引スタイルがあります。
取引スタイル | 取引の特徴 |
スキャルピング | 数秒〜数分間の短い取引時間で、小さな利益を積み重ねる取引スタイル |
デイトレード | 数時間〜1日以内で取引を繰り返し、コツコツ利益を積み重ねる取引スタイル |
スイングトレード | 数日〜数週間と比較的長い取引時間で、1回の取引で大きな利益を狙う取引スタイル |
長期トレード | 数か月~数年単位でポジションを保有し、主に金利差益を狙う取引スタイル |
自身の性格やFXに割ける時間、資金量などによって取引スタイルを決めますが、初心者におすすめなのは「デイトレード」です。
デイトレードは1日の中で取引を完結し、PCに張り付いている必要もないため、スキマ時間を使って取引できます。
もっともポピュラーな取引スタイルであるデイトレードから始めれば、他のスタイルとの比較もしやすくなるでしょう。
なお、初心者向けのFX会社については後ほど解説しますが、下記の表でもご自身のスタイルに合わせた口座選びの参考にしてみてください。
※GMOクリック証券:南アフリカランド/円とメキシコペソ/円の取引通貨単位は10,000通貨単位
外貨預金との違い
FXと似た資産運用に「外貨預金」があります。
外貨預金も通貨を扱う運用方法ですが、FXとの違いは次の通りです。
|
FX |
外貨預金 |
手数料 |
0.09銭~※ |
2円(普通預金) |
利息 |
0.35% |
0.01% |
レバレッジ |
最大25倍 |
なし |
最低購入金額 |
約5円 |
140円 |
取引時間 |
平日24時間 |
銀行窓口が開いている時間 |
資産保全 |
全額信託保全 |
預金保険制度の対象外 |
課税方法 |
申告分離課税 |
総合課税(利息は源泉分離課税) |
米ドル/円、2022年1月のレートで仮定。 ※ SBI FXトレードのスプレッド。 |
ご覧のように、手数料が安い・金利が高い・少額で取引できるなど、外貨預金よりもFXの方がメリットが大きいと言えます。
株式投資との違い
もうひとつ、FXとよく比較される株式投資ですが、こちらは投資対象から異なります。
「投資」と聞くとまず株式投資を思い浮かべる人も多いと思いますが、FXよりもハードルが高いです。
FX | 株 | |
投資対象 | 各国の通貨(お金) | 企業の株式 |
取引対象数(銘柄数) | 数十種類(FX会社によって異なる) | 数千社 |
手数料 | 0.09銭~※1 | 55円~※2 |
取引時間 | 平日24時間 | 平日9時~15時 |
インカムゲイン(配当) | スワップポイント(毎日付与) | 配当金(年1~2回) |
レバレッジ | 最大25倍 | 現物:なし 信用取引:最大3.3倍 |
資金目安 | 約5円~※3 | 数十万円以上 |
税金 | 20.315% | 20.315% |
※1 SBI FXトレード 米ドル/円のスプレッド(1~1000通貨まで) |
投資初心者には、いきなり大きな資金を用意するのは難しいかと思います。
株式投資では多くの場合、数十万円以上の資金が必要となりますが、FXでは1通貨から取引できる業者もあるので、ワンコイン以下で始められます。
株式投資でも10万円以下で取引できるものもある。
しかし株価水準が低い銘柄は「低位株」といって、下落率が大きくなる傾向にあるのだ。
その点FXは、もっとも取引量のある米ドルを取引するとしても、100円以下の資金で始められるぞ。
FXの資金目安については、後述する【FXはいくらで始められる?】で詳しく解説します。
FXが「やめとけ」と言われる理由
FXが「やめとけ」と言われる理由は、主に次の5つです。
・ギャンブルだと思われているから
・損をする可能性があるから
・ハイレバレッジの取引が危険だから
・精神的な負担が大きいから
・失敗談をよく目にするから
FXについてネットで調べていると、「やめとけ」という言葉を目にしたことはありませんか?
未知のものへの恐怖感や、お金がかかる不安感により、やめた方が良いという意見を持つ方もいます。
しかし、FXのリスクには対策方法があり、正しい知識と運用の仕方を覚えれば、大損せずに取引できるようになります。
「やめとけ」という人は、リスクばかりに目が行き、対策方法を知らない・または実践できないのだろう。
この記事ではFXの基礎知識はもちろん、初心者向けの稼ぎ方や大損をさけるポイントまで解説しているので、ぜひ最後まで読んでくれ。
FXが投資初心者向けである理由
FXが投資初心者向けである理由は、次の3つです。
・投資先(通貨)の種類が少なく、選びやすい
・少額で始められる
・平日24時間取引できる
FXの投資先は通貨であり、すべて合わせても数十種類、メジャーな通貨に絞ればさらに厳選できるので、選択に悩むことが少ないです。
また取引数量やレバレッジにより少額資金で投資でき、なおかつ平日は24時間取引できるため、手軽に始められます。
副業でもできる?
一般的にFXは「労働」ではなく「投資」に該当するため、副業とはみなされません。
そのため、ここでは「空いた時間を使って本業以外で稼ぐ」という意味で解説しますね。
先述したようにFXは手軽に始められるので、サラリーマンや主婦でもやっている人は多いです。
FXだけで生活できるようになるのは難しいですが、毎月お小遣い程度の金額を稼ぐことなら十分に可能です。
また、お金を銀行に預けているだけよりも効率的な運用ができるので、本業以外で稼ぐ方法としては有効な手段といえるでしょう。
あわせて読みたい:FXは主婦にオススメな初心者向きの投資!月に5万円稼ぐのも夢じゃない
FXはいくらから始められる?
FXは約5円から始められます。
なぜなら、最小取引単位が1通貨単位のFX会社があるからです。
「取引単位」とは「取引する通貨の数量」のことで、米ドル/円なら1通貨単位 = 1ドルずつ取引できることになります。
1ドル = 115円だとすると、レバレッジを最大にすれば【115 ÷ 25 = 4.6】となるので、約5円から始められるんです。
1通貨単位で取引できるFX会社は、松井証券とSBI FXトレードだ。
レバレッジについては後述の【「レバレッジ」少ない資金で大きな金額を取引できる】で詳しく解説するぞ。
初心者が用意する資金目安
初心者が用意する資金目安は、できれば10万円以上が理想です。
1通貨単位での取引は利益が出ても金額が非常に小さく、投資をしている実感がわきにくいからです。
投資の意識が薄れるとテキトーな取引になりやすく、そのクセがついてしまうと取引量を上げても上手に運用できない恐れがあります。
そのため最低でも1000通貨単位からの取引が理想的で、米ドル/円なら1000通貨に必要な資金は11万5,000円です。(レバレッジなし)
取引の練習をするつもりなら1通貨単位でもいいだろう。
しかし、相場に対する緊張感や投資の意識を持って取り組みたいのなら、1000通貨単位がおすすめだ。
少額取引ができるFX会社一覧
FXの基礎知識 専門用語の意味を知ろう
FXには様々な専門用語がありますが、中でも基礎となる言葉は次の7つです。
・為替差益
・スワップポイント
・為替レート
・チャート
・レバレッジ
・スプレッド
・ロスカット
FXの理解を深めるためにも、専門用語の意味を学ぶのは大切です。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
「為替差益」FXで利益が出る仕組み
為替差益とは、通貨の価格変動により得られる利益です。
通貨ペアを安く買って高く売る、高く売って安く買うことで利益を出すのが、FXの基本です。
例えば米ドル/円の取引で1ドル100円のときに買い、110円のときに売れば、差額の10円が為替差益になります。
逆に1ドル95円に下がったときに売ると、差額の5円が損失となり、これを「為替差損」と呼びます。
取引する通貨の組み合わせを「通貨ペア」、通貨ペアを保有している状態を「ポジション」と呼ぶよ。
あわせて読みたい:FXの【ポジション】とは?7つの特徴とポジション比率チャートの活用
「売り」から入ることも可能
FXは通貨ペアを売ってから買うことも可能です。
例えば米ドル/円の取引で1ドル115円のときに売り、110円のときに買い戻すと、5円の為替差益を得られます。
当然売りから入る取引も、通貨が予想と反対に動いた場合は為替差損が発生します。
売りから入ることを「空売り」と呼ぶ。
通貨の価格が注文時より下がったら利益、上がったら損失となるぞ。
このようにFXでは、円高・円安のどちらになっても利益を狙うことができるんです。
「スワップポイント」金利差による利益
FXでは金利差によっても利益(配当)を得られ、これをスワップポイントと呼びます。
各国の通貨にはそれぞれ異なる金利が付いており、その金利差を元にスワップポイントが決まります。
通貨ペアを保有している間(決済しない間)は毎日付与されるので、外貨預金のようにコツコツと金利をもらう運用が可能です。
具体的な値はFX会社によって異なるので、スワップポイントを狙って運用するなら高スワップを提供しているところを選ぶのがポイントです。
各FX会社のスワップポイント一覧
更新日:2024年12月9日
※広告を含む
あわせて読みたい:【22社比較】スワップポイントとは?稼ぐ仕組みとおすすめ通貨ペア
マイナススワップに注意
スワップポイントにマイナスが付いている場合は、支払いになるので注意しましょう。
例えば米ドル/円の場合、売り取引だとスワップポイントがマイナスなので、支払いが発生します。
また通貨ペアによっては、買い取引にマイナススワップが付くこともあるので、売買のどちらがマイナスなのか確認が必要です。
マイナスが付いていても毎日スワップが発生するのは同じなので、通貨ペアを保有している限りは支払い続けることになります。
「為替レート」通貨の価格
為替レートとは、通貨の交換比率のことです。
先述したようにFXは買い・売りのどちらでも取引できますが、それぞれに価格が表示されています。
(画像:GMOクリック証券)
画像を見るとわかるように、「いくらで買えるか?」がアスクレート(ASK)、「いくらで売れるか?」がビッドレート(BID)です。
取引をするときは、通貨ペアを保有した時点の為替レートから、どれだけ価格が上下するかを予想して利益を狙います。
「チャート」価格の推移をグラフで表示
(画像:GMOクリック証券 プラチナチャート)
チャートとは、過去の通貨の値動きをグラフにしたものです。
縦軸が価格、横軸が時間となっており、現在レートや相場の方向性が確認できます。
チャートは基本的に「ローソク足」で構成されていますが、折れ線グラフのようなバーチャート、点で表示するドットチャートなどに切り替えも可能です。(チャート機能はFX会社によって異なります)
ローソク足とは?
ローソク足とは、1本が始値、高値、安値、終値といった、一定期間の値動きを表したものです。
ローソク足には2種類があり、別の色で表示されています。
始値よりも終値の方が高い場合は陽線、始値よりも終値の方が安い場合は陰線と呼びます。
ローソク足が表す期間は切り替えが可能で、それぞれ1本あたりの期間は次の通りです。
・分足:1分、5分、10分、15分、20分、30分でそれぞれ選択可能
・時間足:1時間、2時間、4時間、6時間、8時間、12時間でそれぞれ選択可能
・日足:1日(24時間)
・週足:1週間(7日間)
・月足:1ヵ月
・年足:1年
「レバレッジ」少ない資金で大きな金額を取引できる
レバレッジとは、元手以上の金額を取引できる仕組みです。
FX会社に担保として預け入れた資金の、最大25倍に相当する金額を取引できるようになります。
例えばレバレッジがなければ、元手10万円で取引できるのは、米ドル/円が1ドル100円なら1000通貨までです。
しかしレバレッジをかければ最大で250万円分(25倍)の金額が取引できるようになり、取引量は2万5000通貨まで保有できます。
レバレッジは「本来必要な資金よりも小さな金額で取引できる仕組み」とも言い換えられるわ。
取引に必要な資金が10万円だったとすると、レバレッジをかければ25分の1の金額、つまり4,000円で10万円分の取引ができるの。
FXが少額でできる理由ね。
あわせて読みたい:【衝撃】FXのレバレッジは2種類あった!正しいかけ方で勘違いを解消
証拠金維持率の目安は250%以上
証拠金維持率とは必要証拠金に対して占める純資産額(口座資金)の割合のことで、レバレッジと密接な関係があります。
なぜならレバレッジを高くするほど、証拠金維持率は低くなるからです。
レバレッジ |
ロスカットレート |
必要証拠金 |
証拠金維持率 |
1倍 |
0円 |
100,000円 |
2,500% |
3倍 |
69.444円 |
33,333円 |
833% |
5倍 |
83.333円 |
20,000円 |
500% |
10倍 |
93.750円 |
10,000円 |
250% |
25倍 |
100.000円 |
4,000円 |
100% |
※米ドル/円で1ドル100円のときに1000通貨を取引した場合。 ※ロスカット基準は証拠金維持率100%と仮定。 |
証拠金維持率は一定の水準を下回ると、後述するロスカットを受け、取引から強制的に撤退させられてしまいます。
証拠金維持率は最低でも250%以上(レバレッジ10倍以下)に保つようにすると、ロスカットのリスクを大幅に軽減して取引できます。
なぜ250%なの?
含み損(確定していない損失)が大きくなることでも、証拠金維持率は低くなります。
例えば米ドル/円でもっとも大きな下落幅は、リーマンショック時の約7円です。
このレベルの下落幅に耐える(ロスカットを受けない)ためには、最低でも証拠金維持率250%にする必要があるんです。
ただし、これはあくまで目安です。証拠金維持率は高いほど口座資金に余裕が持てるので、300%や500%以上に保てればより安全だと言えます。
「安全に取引するためのレバレッジは3倍まで」とよく言われていますが、レバレッジ3倍のときの証拠金維持率は約833%です。
「スプレッド」取引にかかる実質的な手数料
スプレッドは通貨ペアにおける売値と買値の差のことです。
為替レートには売値と買値が表示されていますが、両者にはわずかな開きがあり、その差が取引における実質的な手数料になります。
FXは口座開設費や口座維持費などは基本的に無料なので、スプレッドがメインコストです。
同じ通貨ペアでもFX会社によってスプレッドが異なるため、コストを抑えて取引するにはスプレッドが狭い(安い)口座を選ぶ必要があります。
各FX会社のスプレッド一覧
更新日:2024年12月9日。対円通貨ペアの単位は銭、対円以外通貨の単位はpips。
*GMOクリック証券のスプレッドは原則固定(例外あり)。キャンペーンスプレッドを含む。詳細は公式HPをご確認ください。
*SBI FXトレードのスプレッドは、1~1,000,000通貨の取引をした場合の基準値
*外為どっとコムは原則固定(例外あり)。キャンペーンスプレッドを含む。詳細は公式HPをご確認ください。
*マネーパートナーズのスプレッドは原則固定(例外あり)米ドル/円は5万通貨まで、ユーロ/円、豪ドル/円は1万通貨まで、ポンド/円は5,000通貨まで、メキシコペソ円は3万通貨までのスプレッド。(9:00〜27:00) ユーロ/米ドル、ポンド/米ドルは1万通貨まで、トルコリラ/円、南アランド/円は3万通貨までのスプレッド。詳細は公式HPをご確認ください。
あわせて読みたい:FXのスプレッドは手数料!22社比較と失敗から学ぶコスト節約術
自動売買はコストが高くなる
自動売買は裁量トレード(手動の取引)よりもスプレッドが広かったり、売買手数料が発生する場合があります。
システムが自動で取引するのでトレーダーの負担は減りますが、その分コストが高くなります。
また、自動売買でなくても取引量が少ないと売買手数料が発生するFX会社もあるので注意しましょう。
自動売買については後述する【自動売買も検討しよう】で解説します。
あわせて読みたい:【FXのおすすめ自動売買3選】利益実績90%超え口座と稼ぐポイント
「ロスカット」最低限の資金を残す仕組み
ロスカットとは、含み損が一定の水準に達すると取引を強制決済させることです。
さらなる損失の拡大を防ぐためにロスカットがあり、トレーダーの資金を守ってくれる仕組みだと言えます。
ロスカットが発生する基準は証拠金維持率で決まっており、FX会社によって異なります。
最低限の資金を守ってくれる仕組みではありますが、ロスカットを受けると大損することに変わりはないため、強制決済されない水準での取引が大切です。
あわせて読みたい:【FX初心者必見】ロスカットは守護神!損失を防ぐ仕組みと回避策5つ
FXにおける代表的な3つのリスク
投資にリスクは付きもの。中でもFXで代表的なのは次の3つです。
・為替変動リスク
・金利変動リスク
・流動性リスク
大損を避けたりスムーズに取引を進めたりするには、リスクを理解して調整するのが大切です。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
あわせて読みたい:FXのリスク総点検!60.7%の勝者は知ってる初心者が取るべき対策5つ
為替変動リスク
為替変動リスクとは、通貨が値動きするリスクです。
FXは通貨の価格が上下する、つまり為替変動により利益を狙えますが、予想と反対方向へ変動すると損失になります。
そのため取引するときは、常にこの為替変動リスクがともなうのです。
為替変動リスクを軽減させ、相場の予想精度を上げるためには、後述する「テクニカル分析」と「ファンダメンタルズ分析」が必要となります。
金利変動リスク
各国の政策金利の変動も、場合によっては私たちトレーダーにとってリスクになることがあります。
政策金利は各国の中央銀行が経済状況を見て決めているぞ。
なぜなら、金利変動により通貨ペアの金利差が縮小すれば、スワップポイントも低下する恐れがあるからです。
それだけでなく、金利が変動すると為替レートにも影響し、通貨が大きく上下する可能性もあります。
そのためスワップポイントだけでなく、為替レートにも注目する必要があると覚えておきましょう。
流動性リスク
流動性リスクとは、取引の成立しやすさです。
FXでは様々な通貨ペアを扱っていますが、中には取引が活発でない(流動性が低い)ものもあります。
流動性の低い通貨ペアは取引が成立しづらいケースがあるんです。
また重要な経済指標が発表される前後では、流動性が普段と異なり、為替レートが大きく変動することもあるので注意が必要です。
FX会社のシステム上のリスクにも注意!
FXでは取引だけでなく、下記のようなFX会社のシステムに関するリスクにも注意が必要です。
・スリッページ
・システムトラブル
スリッページとは希望した価格通りに取引が成立しないことで、相場が急変したときに起こりやすいです。
システムトラブルはFX会社のシステムに不具合が発生することで、ログインや注文などが正常に行われない恐れがあります。
スリッページは許容範囲を設定すれば、その範囲を超えた場合には約定しないようにできるわ。
システムトラブルに関しては私たちで対処できることはないため、FX会社からの知らせを待ったり、問い合わせをしてみるなどしましょう。
どうやって将来の値動きを予測するの?
将来の値動きを予測するのに相場を分析する方法は、次の2つです。
・テクニカル分析
・ファンダメンタルズ分析
リスクを軽減させるためにも、相場分析は必須。
相場を分析することで、値動きを予測するための判断材料を得られます。
テクニカル分析
テクニカル分析とは、チャートで過去の値動きを見て、将来の値動きを分析する方法です。
チャートから買い時や売り時を示すサインを読み取れるので、今後の相場がどう動くのかを予測できます。
「テクニカル指標」と呼ばれるツールを使うと、チャート上にグラフや数値で売買サインを読めるようになるので、視覚的にも理解しやすいのが特徴です。
相場は過去と似たような値動きをする可能性があり、その習性を利用して将来の値動きを予測していきます。
ファンダメンタルズ分析
ファンダメンタルズ分析とは、各国の政治や経済などの状況から将来の値動きを予測する方法です。
相場は経済指標や金融政策などの影響を大きく受けるので、テクニカル分析だけでなくファンダメンタルズ分析も必要なんです。
例えば雇用統計や政策金利、GDPや景況感指数などを分析材料とします。
一般的には景気が良く安定している国の通貨は上昇し、景気が悪く不安な国の通貨は下落する傾向にあります。
FXでは毎日経済指標や要人発言が発表されるので、それらをチェックしてファンダメンタルズの分析材料を集めるのが重要だ。
心強い初心者の味方! 相場分析ツール
相場分析するときは、高機能かつ分かりやすいツールを使うと便利です。
取引ツールの特徴はFX会社によって様々ですが、中でも次の4つは初心者でも利用しやすく、勝率UPに役立ちます。
プロが使う! チャートの高機能分析ツール
38種類のテクニカル指標でチャート分析ができ、為替だけではなく米国株価や原油、金など様々なチャートを表示できます。
直近の「高値・安値」を自動で表示してくれるので、それを意識したトレードがしやすく、勝率がUPします。
初心者でも使いやすく、FXのプロもうなる高機能チャートがGMOクリック証券のプラチナチャート+です。
ボタン一つで自動分析! 初心者でも高度な分析ができる
自動でトレンドラインを引いてくれて、「直近の高値・安値の自動表示」、「フィボナッチリトレースメントも自動表示」など、至れり尽くせりのラクラク機能が満載!
トレンドラインを引くのは初心者には難しいですが、ヒロセ通商の「LIONチャートPlus+」を使えば自動でできます。
また、他のトレーダーの注文状況もチャート上に表示してくれるので、売り注文や買い注文が厚いレートがわかり、相場の予想が格段にしやすくなります。
自動で未来予想! 上がるのか下がるのか教えてくれる
「みらい予測チャート」は最大約12年分(ローソク足2500本分)の過去チャートの中から、現在のチャートと形状が似ている時期を瞬時に探し出し、「過去の値動き」を参考にして「将来の値動き」を予測します。
過去のチャートとの一致率も表示されるので、高い精度で未来を予測可能!
これを使いたくて、外為どっとコムに口座を作る人がいるほど人気です。
チャート分析不要! 買い時・売り時を教えてくれる
「お天気シグナル」は移動平均線、ボリンジャーバンド、MACD、RSIなど7種類の主要テクニカル指標で自動分析してくれて、「買い時・売り時」をチャート上に表示してくれます。
その通りに売買するだけの手軽さが、FX初心者に人気!
そのテクニカル指標で売買した結果の累計損益が表示されるので、過去にそのテクニカル指標の通りに売買して儲かったかどうかが一目でわかります。
外為どっとコムの「お天気シグナル」はテクニカル分析が苦手な初心者におすすめのツールです。
将来の値動き予想をチャート上に表示したり、売り時・買い時を示してくれるなど、相場予想の手助けをしてくれますよ。
複数の口座を持って、分析用と取引用で使い分けるのも有効な手段です。
FXではどれくらい稼げる?
FXでどれくらい稼げるかは、取引量やレバレッジ、通貨ペアに加え、人によっても異なるので一概に「いくら」とは言えません。
しかしある程度の目安は知っておきたいと思うので、例をあげて解説しますね。
取引量ごとの損益額は次の表に記載している通りです。
取引量 | 1銭(1pips) | 5銭(5pips) | 10銭(10pips) | 50銭(50pips) | 1円(100pips) |
1通貨 | 0.1円(10銭) | 0.5円(50銭) | 1円 | 5円 | 10円 |
100通貨 | 1円 | 5円 | 10円 | 50円 | 100円 |
1000通貨 | 10円 | 50円 | 100円 | 500円 | 1,000円 |
1万通貨 | 100円 | 500円 | 1,000円 | 5,000円 | 1万円 |
1日5,000円稼ぐには
1日5,000円を稼ぐには、米ドル/円であれば次の値幅と取引回数が必要です。
取引量 | 1回あたりの損益額(値幅0.25円) | 5,000円稼ぐのに必要な取引回数 | 必要資金(レバレッジ10倍)※ | 必要資金(レバレッジなし)※ |
1通貨 | 0.25円 | 2万回 | 10円 | 100円 |
100通貨 | 25円 | 200回 | 1,000円 | 1万円 |
1000通貨 | 250円 | 20回 | 1万円 | 10万円 |
1万通貨 | 2,500円 | 2回 | 10万円 | 100万円 |
※米ドル/円1ドル = 100円と仮定。 |
2022年3月15日現在、米ドル/円の過去30日間における1日あたりの平均変動幅は0.68円ですが、この値幅を1回で正確に当てるのは難しです。
それよりも小さな値幅を狙うとして、5,000円稼ぐのにキリのいい0.25円を目標としましょう。
そうすると1万通貨なら2回の取引で5,000円の利益になるので、目標達成です。
表から見て取れるように、取引量は少ないほど取引回数が多く必要になるので、トレーダーの負担も大きくなります。
あわせて読みたい:【1日5千円を稼ぐ!】FX初心者でもできる、稼ぎ方と裏技ツール
稼ぎやすい時間帯はいつ?
16時以降は本格的に相場が動き始め、もっとも値動きが活発なのは日本時間の21時からです。
この時間帯は1日の中で値動きの大きさがピークを迎え、トレンドが発生する可能性も高いので効率よく稼ぎやすくなります。
トレンドが発生すると大きな値幅を狙いやすくなるので、5,000円稼ぐのにも有効な時間帯だと言えます。
ただし、21時からは重要な経済指標の発表とタイミングが重なるので、相場が荒れそうな場合は、取引を控えたりポジションを決済させておくなどの対応が必要です。
トレンドとは?
トレンドとは、「相場の方向性」のことです。
FXには次の3つのトレンドがあります。
・上昇トレンド:価格が継続的に上昇している相場
・下降トレンド:価格が継続的に下落している相場
・レンジ:価格が一定の幅で上下している相場
初心者向けの稼ぎ方
初心者におすすめの稼ぎ方は、トレンドに沿った順張りです。
大きな相場の流れに乗れば、利益を伸ばしやすくなるからです。
先述したように、21時からはトレンドが発生しやすいので、いち早く相場の流れを掴みエントリーすることで、大きな利益を得られます。
順張りの詳しいトレード手法については、下記の記事で解説していますので、よければ読んでみてください。
あわせて読みたい:【簡単】FXトレード初心者に教えたい7つの知識とボリバン順張り手法
口座を選ぶときの3つのポイント
FXでは取引の仕方だけでなく、口座選びも大切なポイントです。
なぜなら、FX会社によって特徴が異なるため、自分に合ったところを見つける必要があるからです。
具体的には、次の3つのポイントが口座選びの判断材料となります。
・コストが安い
・取引ツールが使いやすい
・スワップポイントが高い(マイナススワップが低い)
ではそれぞれ詳しく見てみましょう。
コストが安い
コスト(スプレッド)の安さはとても大切です。
特に取引回数が多いほどスプレッドの負担も大きくなるので、なるべく安く抑えられるようにしましょう。
また取引回数の少ない中長期の運用でも、取引量が大きくなるので、やはりスプレッドを無視するわけにはいきません。
手元に残る利益を多く残すためにも、スプレッドが狭いFX会社を選ぶのがおすすめです。
取引ツールが使いやすい
取引ツールの使いやすさも口座選びにおいて重要な判断材料です。
使いにくいツールだと誤操作による損失が発生したり、スムーズに注文できない恐れがあるからです。
口座を開設する前にある程度ツールの使用感を確かめたい場合は、デモトレードを利用するのがおすすめ。
分析機能や注文機能、チャートの見やすさやレイアウト設定など、取引ツールも自分にとって使いやすいものを見つけましょう。
あわせて読みたい:【目的別おすすめFXツール9選】選び方のポイントと注意点も解説!
スワップポイントが高い(マイナススワップが低い)
スワップポイントは、なるべく高水準であるFX会社がおすすめです。
スワップ狙いの運用で大切なのはもちろんですが、そうでなくてもスワップポイントが高ければそれだけ多く利益を残せます。
また、マイナススワップが低いことも重要。マイナススワップのポジションを数日以上保有する場合、支払う金額が低ければ低いほど良いのは言うまでもありません。
為替差益をメインに運用するとしても、上記を意識するようにしてくださいね。
初心者向けのFX会社3選
それでは、初心者向けのFX会社を3社紹介します。
先述した口座選びのポイントがバランスよく、とても利用しやすいFX会社です。
どの口座を選ぼうか迷った時の参考にしてみてください。
取引コストが安く、分析機能が使いやすい「GMOクリック証券」
スプレッド (ドル/円) |
ユーロ/円 | ポンド/円 |
0.2銭 |
0.4銭 | 0.9銭 |
取引単位 | スワップ | キャッシュバック |
1000通貨 | 新規FX口座開設+お取引で 最大1,000,000円キャッシュバック |
スプレッドは原則固定(※例外あり)。キャンペーンスプレッドを含む。詳細は公式HPをご確認ください。
南アフリカランド/円とメキシコペソ/円の取引単位は10,000通貨単位
・初心者も上級者も持ってて間違いなしの口座
・最安水準のスプレッド!デイトレに最適
・38種類のテクニカル指標があり、分析ツールが充実
スプレッドが安い上に、FXのプロがうなるほどの高機能分析ツールが有名!
初心者から上級者が使っているFX会社だ。
初心者からプロまで、GMOクリック証券が一番おすすめ!
100円からできるFX「松井証券」
スプレッド (ドル/円) |
ユーロ/円 | ポンド/円 |
0.2銭 | 0.5銭 | 1.1銭 |
取引単位 | スワップ | キャッシュバック |
1通貨 |
マイナススワップが大きい |
最大100万円 |
スプレッドは原則固定(※例外あり)
・1通貨(ドル円なら5円)からFXの取引が可能
・最安水準のスプレッド!デイトレに最適
・初心者向けセミナー動画が充実
最小取引単位が1万通貨が多いFX業界で、1通貨(ドル/円なら5円)から取引が可能!
レバレッジ1倍なら100円、25倍なら5円という少額で取引ができるのが最大の特徴よ。
少額から取引ができるので大損するリスクが無く、初心者でも安心して取引ができるわ。
低スプレッド・高スワップ!「GMO外貨」
スプレッド (ドル/円) |
ユーロ/円 | ポンド/円 |
0.2銭 | 0.4銭 | 0.9銭 |
取引単位 | スワップ | キャッシュバック |
1000通貨 |
マイナススワップが大きい |
最大1,000,000円 |
スプレッドは原則固定(※例外あり)
*キャンペーンスプレッドを含む。詳細は公式HPをご確認ください。
・1000通貨(ドル円なら5千円)からFXの取引が可能
・トルコリラなどの高金利通貨のスワップが高く、スワップ狙いの取引に最適
・スマホの取引ツールが使いやすいことで有名
最小取引単位が1万通貨が多いFX業界で、1000通貨(ドル/円なら5千円)から取引が可能!
スプレッドが安く、高スワップなので短期から中長期まで対応できる万能型のFX会社よ。
高機能の分析ツールが有名で、スマホでのツールも使いやすく人気の高いFX会社。
あわせて読みたい:【2024年最新版】おすすめFX会社!22社を21項目で徹底比較
FX初心者がやりがちな失敗
いざ口座開設をしても、取引を始める前に注意してほしい点があります。
下記は初心者がやりがちな失敗です。
・損切りができない
・高レバレッジで取引する
・むやみにポジションを持つ
私は最初の頃にたくさん失敗してきましたので、これからFXを始める人には同じような状況になってほしくはありません。
このような取引にならないよう、厳しく自分の行動を管理して、FXにのぞみましょう。
詳しい失敗内容と対策方法については、下記の記事で紹介しています。
あわせて読みたい:【FXの失敗談】初心者によくあるミスと対策!大切な3つの心得とは
失敗の大半は損切りできないのが原因
FXで失敗する原因の大半は、正しく損切りができないことです。
こちらは金融先物取引業協会によるデータですが、ご覧のように、損失を出した原因の85%が損切りに関しての内容となっています。
FXでは利益を大きく、損失を小さくする「損小利大」になる取引が大切です。
損失が利益よりも大きければ当然お金が増えていくわけでもないため、損切りはFXにおいてもっとも重要なテクニックだと言えます。
サイト編集部の失敗談
それでは、ここでサイト編集部の失敗談を紹介します。
100万円近くの損失を出したときの経験です。
ポンド/円の取引で節目を超えたところでエントリーしたら、すぐに逆行しました。
その後も売買する度に相場が予想と反対に動き、含み損が拡大。
とどめは損を取り戻そうとエントリーしたポジションで予想と反対に大きく動いてしまい、取引終了です。
支払いスワップとあわせて7万円の損失を出した体験談です。
原因は損切りと利益確定のポイントを設定せずにエントリーしてしまったことですね。
含み損が出ているにも関わらず決済をしないで、そのままダラダラとポジションを保有してしまい、結局損失を確定させました。
含み益の2倍の損失を一気に出したときの経験です。
数秒単位の短期売買をする際、相場分析する時間や瞬間的な判断力がないため、ローソク足だけを見て売買しました。
取引量は少なかったものの、1時間弱で1万円近くの含み益に。
しかしその後相場がエントリーした方向と逆に大きく動き、一気に含み損が2万円まで拡大し、決済しました。
私たちサイト編集部はFX歴が10年近くになる者もいますが、誰でも最初は初心者であり、はじめから順調に取引をしてきたわけではありません。
これからFXを始める人は、私たちと同じような失敗をしないよう心掛けてくださいね。
あわせて読みたい:【実際に負けました】7つのFX失敗談!大損を避ける5つの方法とは
FXで大損を避けるための3つのポイント
大損を避けて取引するためには、次の3つのポイントを実践するのが大切です。
・エントリーと同時に損切りポイントを設定する
・トレードルールを作って守る
・根拠の持てない取引はしない
失敗例を読んだら、次は自分の取引に活かしましょう。
初心者でも実戦できるように、それぞれのポイントについて詳しく解説しますので、取引の際に意識してくださいね。
エントリーと同時に損切りポイントを設定する
エントリー(ポジションを保有)する際は、必ず損切りポイントを設定しましょう。
失敗談にもあったように、含み損が出ているポジションを保有し続けると、さらに損失が拡大する恐れがあります。
FXでは損失を最小限に抑えることが重要で、そのためには適正な損切りポイントを決めなければなりません。
例えばOCO注文のような、利益確定と損切りを同時に発注できる機能を使うと便利ですよ。
具体的な損切りポイントの決め方
損切りポイントの目安として、許容する最大損失を口座資金の2%に設定する方法があります。
これは「2%ルール」と呼ばれており、多くのトレーダーが実践している有名な損切り方法です。
例えば口座資金が10万円であれば、含み損が最大で2,000円に達したところに損切り(決済)注文を設定します。
あわせて読みたい:【FXの注文方法】トレードスタイル別の最適な注文と適切な売買タイミング
トレードルールを作って守る
トレードルールを作って、それを徹底して守ることも大切です。
上手く損切りしたりリスクを抑えて取引するためには、感情による影響をなるべく減らす必要があるからです。
「はやく稼ぎたい」「損を出したくない」、こういった感情が、失敗を生み出す原因となります。
下記の表を参考にトレードルールを作り、感情に左右されないためにしっかり守って、淡々と取引できるようになりましょう。
決める項目 | 具体的な内容 |
資金と取引量 | ・初心者は10万円以上がおすすめ ・レバレッジを10倍までに抑えた取引量で行う(最初はできれば3倍まで) |
通貨ペア | ・初心者には米ドル/円が取引しやすい ・安定性と適度な値動きのあるメジャー通貨ペア |
時間帯 | 16時~翌1時が値動きが大きくなりやすい |
損切り目安 | 口座資金の2%が目安 |
損失・利益の割合 | 1:2以上にすると、勝率が少し下がってもトータルで利益を残しやすい |
ポジション保有期間 | 初心者は1日の間に決済し、持ち越さないことでリスクを軽減できる |
取引の手法 | ・ボリンジャーバンド + MACDがわかりやすい ・トレンドに沿った順張りがおすすめ(初心者は逆張りしない) |
取引を控えるケース | 相場分析をしても方向感が定まらないときは取引を控える |
根拠の持てない取引はしない
相場分析をしてもエントリーする根拠が持てないときは、思い切ってお休みしましょう。
むやみにポジションを持つと無駄な損失を増やす可能性があるため、それなら取引しない方が無難です。
為替相場は常に動いているので、休んだからといって「2度とチャンスが来ない」なんてことはありません。
取引したい気持ちをグッとこらえ、次のチャンスを待つのも大事です。
FXで借金になる危険性はある?
FXにはロスカットがあるので、基本的には借金のリスクはとても低いです。
しかし可能性はゼロではなく、下記の理由で借金になる恐れがあります。
・レバレッジを高くして、相場が急変したときに口座資金以上の損失になる
・FX会社のシステムエラーによりロスカットが執行されず、口座資金以上の損失になる
・そもそも投資に使うお金を借金している
レバレッジを低く抑える、損切りを徹底するなど、取引においてはこの記事で紹介したことを実践すれば、借金を作るようなことはありません。
また、投資に使うお金は必ず余裕資金から出すようにすることで、生活に負担をかける状況を無くせます。
あわせて読みたい:【悲惨】FXで借金した人のブログから分かる失敗する人の特徴と傾向
もしもの時は債務整理
万が一、FXで借金を作ってしまい返済が困難な場合は、債務整理をしましょう。
債務整理には次の3つの方法があります。
- 自己破産
- 任意整理
- 個人再生
どの方法で手続きを行うかは、弁護士や司法書士に相談して詳しく聞きましょう。
これはもしもの時の方法だが、やはり借金にならないように取引するのが一番だぞ。
FX会社が倒産することはある?
FX会社が倒産する可能性はかなり低いですが、あり得ない話ではありません。
実際、札幌FXやアルファーFX、日本ファースト証券など、過去に倒産したFX会社があります。
そんな話を聞くと不安になるかもしれませんが、FX会社の財務状況は、各社ホームページで開示されている「自己資本規制比率」で確認できます。
自己資本規制比率は120%以上に保つことを法律で定められており、数値が高いほど財務状況は健全です。
信託保全でトレーダーの資産は安全
もしFX会社が倒産したとしても、私たちトレーダーが預けた資金は返還されます。
なぜなら、国内のFX会社には「信託保全」が義務付けられているからです。
FX会社の倒産と聞けば、一番気になるのは自分のお金がどうなるかですよね。
信託保全により、預入証拠金、スワップ損益、評価損益、実現損益の全額が補償されるので、お金が無くなってしまう心配はありません。
日本の金融庁に登録されているFX会社には、すべて信託保全があるので安心だ。
あわせて読みたい:信託保全とは?分別管理とどう違う?海外FXと違って補償の上限無し
FX初心者が取引を始めるまでの流れ4STEP
FX初心者は次の手順を踏むと、スムーズかつ大損を避けながら取引を始められます。
STEP1. FXの勉強をする
STEP2. デモトレードで練習する
STEP3. 本番用の口座を開設する
STEP4. 少額で取引を始める
リスクや資金の安全性についてわかったところで、いざFXを始めようとしても「どういう流れで始めればよいか」が疑問な人もいるでしょう。
そこでここからは、初心者がFXを始めるまでのステップを詳しく解説していきます。
STEP1. FXの勉強をする
まずはFXの勉強をしましょう。
なぜなら、FXはギャンブルではなく投資なので、正しい知識を学ぶ必要があるからです。
この記事を読んでいただいているように、取引を始める前に基礎知識を勉強するのはとても大切です。
インターネットの記事を読む他に、本やFX会社主催のセミナーで勉強するのもとても有効。
事前に最低限の知識を身につけるようにしてくださいね。
FXの知識をもっと深めたい人はこちら:FXの記事 目次(カテゴリー別)
STEP2. デモトレードで練習する
一通りの勉強が済んだら、次は練習をしてみましょう。
勉強した知識を試したり、取引ツールの使いやすさを確かめたりするのには、デモトレードがおすすめです。
デモトレードでは仮想の資金でFXを練習できるため、もし損失が出ても実際にお金が減ることはありません。
また提供されているツールも本番とほとんど同じ環境なので、お試し感覚でFXを体験するのにもってこいです。
ただし、FX会社によってはデモトレードが用意されていない場合があるよ。
そんなときは1通貨単位や100通貨単位などの少額取引で練習しよう。
FX会社のデモトレード一覧
FX会社 | 手軽さ | 取引ツール | スマホ アプリ対応 |
スプレッド (銭) |
デモの期限 | 最低取引単位 | 詳細 |
メアド + ニックネーム + パスワード |
0.2 (原則固定) |
1ヶ月間 | 1,000通貨 ※南アフリカランド/円と メキシコペソ/円は 10,000通貨単位 |
デモトレ登録 | |||
登録不要 | 0.2 | 無期限 | 1,000通貨 | デモトレ登録 | |||
メアド + パスワード | 0.2 | 1ヶ月間 | 1,000通貨 | デモトレ登録 | |||
メアド + ニックネーム | 0.2 | 3ヶ月間 | 1,000通貨 | デモトレ登録 | |||
ID + パスワード | 0.1 | 無期限 | 1,000通貨 | デモトレ登録 | |||
ソーシャルアカウント | 0.2 | 30日間 | 1,000通貨 | デモトレ登録 | |||
メアド + パスワード + ニックネーム |
0.2 | 3ヶ月間 | 10,000通貨 | デモトレ登録 | |||
メアド + ニックネーム | 0.2 | 3ヶ月間 | 1,000通貨 | デモトレ登録 | |||
メアド + ニックネーム + パスワード |
0.2 原則固定(例外あり) | 90日間 | 1,000通貨 | デモトレ登録 | |||
メアド + ニックネーム | 1.0 | 無期限 | 1,000通貨 | デモトレ登録 | |||
上記データは2024年2月2日調べ。資金・スプレッドは米ドル/円のもの。 |
あわせて読みたい:【FXデモトレードの意味ある始め方】11口座比較と6つの練習法!
練習方法をもっと詳しく:【初心者向けFXの練習方法】おさえるべきポイントと本番に活かすコツ
STEP3. 本番用の口座を開設する
数週間~1ヵ月ほど練習したら、本番用の口座を開設しましょう。
練習だけしてても資産運用はできないので、区切りをつけて実際に取引を始める必要があります。
もしデモトレードをして気に入ったFX会社があれば、取引ツールや機能が変わらないため、そのまま本番用の口座を持つのが理想的です。
口座開設の申し込みはインターネット上で完結すれば、最短で当日から取引をスタートできますよ。
STEP4. 少額で取引を始める
口座開設ができたらいよいよ取引開始となりますが、最初は少額で始めましょう。
いくら練習したとはいえ、本番の取引では実際にお金を使うため、緊張感やプレッシャーが大きくなります。
そのため練習通りの取引ができず、損失を出す可能性があります。
最初から大きな資金で取引してしまうと損失も大きくなってしまうため、本番に慣れるまでは少額で経験を積むのがおすすめです。
次のFX会社は少額で始めるのにうってつけなので、口座選びの参考にしてくださいね。
※松井証券とSBI FXトレードにはデモトレードがありません。
100円からできるFX「松井証券」
スプレッド (ドル/円) |
ユーロ/円 | ポンド/円 |
0.2銭 | 0.5銭 | 1.1銭 |
取引単位 | スワップ | キャッシュバック |
1通貨 |
マイナススワップが大きい |
最大100万円 |
スプレッドは原則固定(※例外あり)
・1通貨(ドル円なら5円)からFXの取引が可能
・最安水準のスプレッド!デイトレに最適
・初心者向けセミナー動画が充実
最小取引単位が1万通貨が多いFX業界で、1通貨(ドル/円なら5円)から取引が可能!
レバレッジ1倍なら100円、25倍なら5円という少額で取引ができるのが最大の特徴よ。
少額から取引ができるので大損するリスクが無く、初心者でも安心して取引ができるわ。
取引コストが安く、分析機能が使いやすい「GMOクリック証券」
スプレッド (ドル/円) |
ユーロ/円 | ポンド/円 |
0.2銭 |
0.4銭 | 0.9銭 |
取引単位 | スワップ | キャッシュバック |
1000通貨 | 新規FX口座開設+お取引で 最大1,000,000円キャッシュバック |
スプレッドは原則固定(※例外あり)。キャンペーンスプレッドを含む。詳細は公式HPをご確認ください。
南アフリカランド/円とメキシコペソ/円の取引単位は10,000通貨単位
・初心者も上級者も持ってて間違いなしの口座
・最安水準のスプレッド!デイトレに最適
・38種類のテクニカル指標があり、分析ツールが充実
スプレッドが安い上に、FXのプロがうなるほどの高機能分析ツールが有名!
初心者から上級者が使っているFX会社だ。
初心者からプロまで、GMOクリック証券が一番おすすめ!
低スプレッド・高スワップ!「GMO外貨」
スプレッド (ドル/円) |
ユーロ/円 | ポンド/円 |
0.2銭 | 0.4銭 | 0.9銭 |
取引単位 | スワップ | キャッシュバック |
1000通貨 |
マイナススワップが大きい |
最大1,000,000円 |
スプレッドは原則固定(※例外あり)
*キャンペーンスプレッドを含む。詳細は公式HPをご確認ください。
・1000通貨(ドル円なら5千円)からFXの取引が可能
・トルコリラなどの高金利通貨のスワップが高く、スワップ狙いの取引に最適
・スマホの取引ツールが使いやすいことで有名
最小取引単位が1万通貨が多いFX業界で、1000通貨(ドル/円なら5千円)から取引が可能!
スプレッドが安く、高スワップなので短期から中長期まで対応できる万能型のFX会社よ。
高機能の分析ツールが有名で、スマホでのツールも使いやすく人気の高いFX会社。
あわせて読みたい:【少額FXでおすすめの口座3選】小さく始め大きく稼ぐ2ステップ!
FXでの損益は確定申告しよう
最初からここまで読んでいただいた方、お疲れ様でした。早く取引を始めたくてウズウズしてる方もいるのではないでしょうか。
ここまでの情報で、FXを始めるための基礎知識は十分にご理解いただけたかと思います。
しかしFXをするなら税金についても学ばないと、「知らず知らずに脱税してしまった」なんてことになりかねないので、もう少しだけお付き合いください。
FXでの損益は、次の条件にあてはまる場合は納税する必要があるので、必ず確定申告しましょう。
【給与所得者の場合】
・FXの利益が20万円以上(給料以外においてFXでのみ利益がある場合)
・給与所得および退職所得以外の所得(FXを含む)の合計金額が20万円以上
【FX以外で収入がない人の場合(主婦や学生など)】
・FXの年間利益が48万円以上
課税対象となるのは、決済して確定している為替差損益と、スワップポイントです。
税率は一律20.315%
国内であれば、FXの税率は一律20.315%です。
FXの税金は申告分離課税となり、所得税15%、住民税5%、復興特別所得税0.315%が含まれています。
海外FXは累進課税なので所得税だけでも最大45%かかりますが、国内であればどれだけ稼いでも税率は変わりません。
復興特別所得税は東日本大震災の復興財源とすることを目的に、2037年までが対象期間です。
震災被害に遭われた皆様へお見舞い申し上げますとともに、震災で亡くなられた方々のご冥福をお祈り申し上げます。
損失は繰越控除を活用しよう
もしFXにおける年間損益がマイナスだったとしても、確定申告するのをおすすめします。
なぜなら、「繰越控除」を行えば損失を3年間繰り越せ、その間の損益を相殺できるからです。
例えば今年に100万円の損失があり、2年後までに合計50万円の利益が出たとすると、【-100万円 + 50万円 = -50万円】となりますよね。
この場合各年の損益合計がマイナスとなっているため、利益が出ている年も課税対象にはならないんです。
ただし、繰越控除は確定申告をしないと適用されないわ。
上手に節税するためにも、損失が出た年も確定申告をしておきましょう。
FXではメンタルコントロールも大切
FXでは取引手法の他に、メンタルコントロールも大切です。
なぜならFXで失敗する原因は、感情による影響が大半だからです。
大切なお金がかかる投資なので、まったくの無感情で取引するのは難しいでしょう。
しかしFXに対する心構えを持てば、感情による影響を減らせます。
目標は現実的に
利益の目標は、現実的に考えましょう。
一攫千金を狙うと、取引量を大きくしたりレバレッジを高くし過ぎるなど、無謀な取引をしがちになります。
自身の余裕資金の範囲内で、レバレッジ抑えつつ、通貨ペアの特徴に合わせた取引をするよう心掛けてくださいね。
特に初心者のうちは下記の表を参考に目標を設定し、利益よりも「相場に慣れること」を重点に置いて取引してみましょう。
レバレッジ | 1~3倍で始めて、慣れてきても10倍までに抑える。 証拠金維持率は250%以上に保つ。※1 |
ポジション量 | レバレッジ10倍なら1万通貨まで保有可能。※2 |
通貨ペアの変動幅 | 米ドル/円なら1日平均で約0.68円。 ユーロ/円は約1.09円。ポンド/円は約1.3円。※3 |
損益比率 | 取引1回あたりの損失と利益の比率は1:2以上にすると、 トータルで利益を残しやすい。 |
※1 2005年~2021年までにおける米ドル/円の変動幅の最高値は約7円。 仮に7円の変動があっても証拠金維持率250%以上であればロスカットされない。(ロスカット比率100%の場合) ※2 米ドル/円=1ドル100円、1000通貨単位の取引と仮定。 ※3 2022年3月15日時点での過去30日間の平均値。 |
自動売買も検討しよう
FXの知識はあるのに、どうしても感情の影響で上手く取引できない場合は、自動売買も検討してみましょう。
自動売買は、トレーダーに代わってプログラムが自動で取引を繰り返してくれます。
最初に設定を行っておけば、あとは24時間、トレーダーが寝ている間や仕事している時間でも利益を積み上げていきます。
ただし、自動売買を上手に運用するには自分に合ったシステムを見つける必要があるので、詳しく知りたい人は下記の記事をご覧ください。
あわせて読みたい:勝率90%超えのFX自動売買とは?3つのポイントを押さえれば勝てる
まとめ まずは基礎をしっかりと!
FXは2国間の異なる通貨を取引する投資方法です。
投資初心者でも手軽に始められるメリットがありますが、大損を避けながら取引するにはまず基礎知識をしっかり学ぶのが重要。
この記事が、あなたがFXの勉強をする手助けになれば幸いです。では、今回の内容をおさらいしましょう。
・FXは異なる国の通貨を売買して利益を狙う
・「やめとけ」と言われるのは正しい知識を知らないから
・平日24時間取引でき、少額で始められるので投資初心者にも向いている
・基本的な専門用語の意味を知っておこう
・FXはリスクのともなう投資なので、対策方法を学ぼう
・初心者向けのFX口座はGMOクリック証券、松井証券、GMO外貨
・失敗談を読んで同じ失敗をしないよう注意しよう
・大損を避けるためのポイントを実践に取り入れよう
・少額でおすすめの口座は松井証券、GMOクリック証券、GMO外貨
・FXでの損益は確定申告しよう
・取引手法だけでなくメンタルコントロールも大切
【松井証券】 |
|
【GMOクリック証券】 |
|
【GMO外貨】 |
サラリーマンや主婦にも人気で、身近な投資方法であるFX。
今はスマホ一台あれば手軽に始められるので、興味のある人は検討してみてはいかがでしょうか?
最初から読んでいただいた皆様、お疲れ様でした。この記事が少しでも参考になればうれしく思います。
最後までご覧いただき、本当にありがとうございました。