災害による損失は税務上の取り扱いも
災害時には、補助金や融資だけでなく、税務上の対応も重要です。
災害によって企業の資産が損害を受けた場合、法人税上の処理を適切に行う必要があります。
例えば、
・店舗や事務所など固定資産の損失
・被災した資産の取り壊し費用
・土砂など障害物の除去費用
などについて、それぞれ税務上の取り扱いが定められています。
また、被災した資産を元の状態に戻すための修繕費については、修繕費として処理できる場合があります。
一方で、災害を契機として設備を高性能なものへ変更するなど、資産価値を高める支出については、資本的支出として扱われる可能性があります。復旧費用の処理については、顧問税理士など専門家への確認も重要です。
主な災害時企業支援制度一覧
これまで紹介した制度を整理すると、以下のようになります。
「災害復旧貸付」は日本政策金融公庫が定める標準的な融資条件ですが、それ以外の制度は災害ごとに対象地域・補助率・上限額などが個別に決定されるため、今回の熊本地震への適用可否や具体的な内容は、現時点(2026年7月29日)では未定です。今後の発表を確認する必要があります。

