10月7日の日経平均株価は、先週末の米株高の流れを引き継ぎ、終日堅調な展開に。NY時間4日に発表された9月の米雇用統計の結果を受けて米株主要3指数が揃って上昇していたほか、為替相場では米ドル円が1ドル=148円台まで円安となるなど、投資家のリスク選好姿勢が強まっていました。そのようななか、この日の国内株式市場では円安の恩恵を受けやすい輸出関連銘柄を中心に買いが広がり、日経平均株価は前日比697.12円高の39,332.74円で取引を終えました。日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がりが193銘柄、値下がりが29銘柄、変わらずが3銘柄。
日経平均株価の寄与度上位は、ファーストリテイリング〈9983〉、アドバンテスト〈6857〉、リクルートホールディングス〈6098〉、コナミ〈9766〉、ソフトバンクグループ〈9984〉となり日経平均を押し上げた一方、寄与度下位は、ディスコ〈6146〉、ニトリ〈9843〉、住友不動産〈8830〉、イオン〈8267〉、安川電機〈6506〉となりました。
また、東証プライム市場の売買高は19億1,200万株、売買代金は4兆4,765.13億円となり、前日と比べて増加。
業種別では、銀行業、保険業、証券業、その他製品、サービス業などが上昇した一方、パルプ・紙、空運業、鉄鋼、海運業、不動産業が下落しました。
東証プライム市場の個別銘柄の値上がり上位は、1位がウェザーニューズ〈4825〉で+730円(+13.18%)の6,270円、2位が芝浦メカトロニクス〈6590〉で+1,060円(+12.54%)の9,510円、3位が瑞光〈6279〉で+125円(+10.25%)の1,344円となりました。
一方、値下がり下位は、1位がディスコ〈6146〉で-2,490円(-6.27%)の37,220円、2位が霞ヶ関キャピタル〈3498〉で-930円(-4.99%)の17,720円、3位が広済堂ホールディングス〈7868〉で-18円(-3.46%)の502円で取引を終えました。
なお、年初来高値を更新したのは80銘柄、年初来安値を更新したのは銘柄はありませんでした。
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