【関連記事】社会貢献と事業収益を両立する「障がい者グループホーム」経営
障がい者グループホームの建設…どのように進行する?
①建設業者の選定
まずは上物を建てる建設業者を選定します。その場合、必ず障がい者グループホーム建設実績のある業者を選ぶようにしてください。実績のある建設会社であれば、どのような土地が障がい者グループホーム建設に適しているかをよく理解していますし、運営事業者とのリレーションも築けています。
逆に実績のない建設会社を選んでしまった場合、上物はなんとか建つかもしれませんが、行政の審査が入ったときに、その建物が基準を満たしておらず、やり直しが必要になるなど、予期せぬリスクの可能性が高くなります。
②土地の調査・選定
自己所有の土地を使いたい場合は、その土地に障がい者グループホームを建てることができるかどうか、確認が必要になります。
どの場所にどんな建物が建てられるかは都市計画法で決められていますので、公図を見て確認します。建設会社に頼めば対応してくれるはずです。
自己所有の土地がなく、土地探しが必要な場合には、早くから取りかかったほうがいいと思います。場所は自身の土地勘のあるところから探すのがベストです。
建設希望地の近隣の不動産業者に「こういう目的でこんな規模・用途・予算の土地を探している」旨を伝え、出物があったら連絡してくれるように頼んでおきます。また、障がい者グループホームの実績のある建設会社なら、土地を見る目ももっているので力になってくれるはずです。
障がい者グループホーム事業には
1.グループホームの運営にはかかわらず、不動産投資として家賃収入を得る方法
2.自らが運営に携わり、家賃収入と福祉事業としての収入の両方を得る方法
の2つがあります。
1の場合、運営を任せる福祉事業者を探さなければなりませんが、これまで福祉業界とかかわりがなかった人にとってそうたやすくはないと考えられます。そのような場合でも、福祉業界に精通している建設会社であれば、運営事業者を探すことも頼めます。
杉原 杏璃 氏登壇!
「THE GOLD ONLINE フェス 2025 @東京国際フォーラム」
(入場無料)今すぐ申し込む>>
注目のセミナー情報
【国内不動産】12月12日(木)開催
フルローン×1都3県・駅チカ物件で利回り7%超×買戻し特約で投資家殺到!
「カインドネスシリーズ」年末特別説明会
【国内不動産】12月14日(土)開催
2~3月の入退去の繁忙期対策
不動産専門弁護士がわかりやすく解説!
「難解・原状回復ガイドライン」の読み解き方