今回は、米国認定不動産投資顧問(CCIM)の高山吏司氏が、令和3年度の「所得に対する確定申告」から変更になる点について説明します。

 

インカムについては、国内不動産とアメリカ不動産どちらも時間経過とともに積みあがっていきます。保有中に実感するリターンは、双方ともに変わらないといえます。

 

しかし、キャピタルについて国内不動産は時間経過とともに価格下落によるロスが発生する反面、アメリカ不動産は時間経過とともに価格上昇によるゲインが発生します。そのため、売却まで踏まえたトータルリターンには大きな差が出てきます。

 

キャピタルゲインもキャピタルロスも、実際に売却するまでは顕在化しないため、なかなか実感が湧きづらいものです。しかし、投資の最終結果は売却するなどして出口を迎えて、はじめて決定します。

 

著者は、アメリカ不動産の本質的な魅力は、キャピタルゲインに期待できる投資環境にあると考えています。実際に税制改正後も、弊社経由で新たにアメリカ不動産をご購入頂くお客様の数自体はあまり変わっていません。その意味で、アメリカ不動産の優位性は揺らいでいないと考えています。

 

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[改訂版]日本人が絶対に知らない アメリカ不動産投資の話

[改訂版]日本人が絶対に知らない アメリカ不動産投資の話

高山 吏司
ブロドスキ・ザクリ
豊岡 昂平

幻冬舎メディアコンサルティング

「アメリカ不動産投資」といえば、 一昔前までは、超富裕層が趣味と実益を兼ねて別荘を購入したり、 駐在員や大使館職員が現地に自宅を構えたりするのが主流でした。 しかし、時代は変わり、普通に日本にいながら、日本語だ…

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