インカムについては、国内不動産とアメリカ不動産どちらも時間経過とともに積みあがっていきます。保有中に実感するリターンは、双方ともに変わらないといえます。
しかし、キャピタルについて国内不動産は時間経過とともに価格下落によるロスが発生する反面、アメリカ不動産は時間経過とともに価格上昇によるゲインが発生します。そのため、売却まで踏まえたトータルリターンには大きな差が出てきます。
キャピタルゲインもキャピタルロスも、実際に売却するまでは顕在化しないため、なかなか実感が湧きづらいものです。しかし、投資の最終結果は売却するなどして出口を迎えて、はじめて決定します。
著者は、アメリカ不動産の本質的な魅力は、キャピタルゲインに期待できる投資環境にあると考えています。実際に税制改正後も、弊社経由で新たにアメリカ不動産をご購入頂くお客様の数自体はあまり変わっていません。その意味で、アメリカ不動産の優位性は揺らいでいないと考えています。
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