恐ろしい…銀行が「100万円を定期預金しませんか」と言うワケ

銀行や保険会社の中には「日本人、特に70代以降のかたは金融機関のことを疑わない」という傾向を悪用して、本人のライフプランには不要な保険や金融商品を売りつける会社もあります。なぜこのようなことが起きているのかをファイナンシャルプランナー・安田まゆみ氏の『そろそろ親とお金の話をしてください 』(ポプラ新書)より解説していきます。

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知識のない高齢者に金融商品は売るってどうなの?

もったいない、損をしたくない。これは私の口ぐせですが、お金のプロとしてはやはり、誰かが「しなくてもいい損」をしているのを見るのはつらいものなのです。

 

最近、気になっているのは、生命保険も含む金融商品です。2019年に、かんぽ生命保険が高齢の契約者に不適切な販売を繰り返していたことが発覚した時は、大きな憤りを覚えました。

 

日本人、とくに70代以降の人たちは金融機関をあまり疑わないようですし、とくにもともと郵政の事業は国営だっただけに「かんぽ生命なら安心」と思っていたでしょう。そういう「信用」を利用したやり方に、他人事ながらとても腹が立ちました。

 

実は、このかんぽ生命のような手口での販売方法は以前にもあり、初めてのケースではありません。そして、今回のようなことが今後も起こらないとは言い切れないと思います。

 

私は何も、金融商品がすべて悪い、高齢者を騙していると言いたいわけではありません。ただ、たとえ生命保険であっても「金融商品」を購入する際には、それについてのリスクを知って、慎重に検討してほしいと思うのです。

 

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マネーセラピスト
ファイナンシャルプランナー
有限会社マイプランニングオフィス代表取締役
一般社団エンディングメッセージ普及協会代表理事
元気が出るお金の相談所所長 

大学卒業後、雑誌編集者を経て、外資系損害保険代理店に勤務。アメリカのリスクマネジメントを徹底的に学び1996年に独立、保険代理店「マイプランニングオフィス」を設立する。

自身の実父、舅の死や実母、姑の介護で「相続対策、財産管理の重要性」「介護に関するお金の必要性」を強く実感したことを機に、より有益でお客様の立場に立った情報を提供することを目指して、2012年に「元気が出るお金の相談所」、2013年に「一般社団エンディングメッセージ普及協会」を設立。

「お金の貯め方」から老後のお金の問題、介護や相続問題まで、クライアントの話をじっくり聴き、心に寄り添う独自の「マネーセラピー」を行ない、"相談すると元気が出る"と多くのファンを獲得している。これまでの相談件数は7000件以上、講演回数は1000回を超える。

著書、テレビ出演、雑誌インタビュー、寄稿も多数あり、毎週配信のメールマガジンや無料オンラインサロン「安田まゆみのここだけの話」、ブログ連載などで情報を発信中。



※安田まゆみの元気が出るお金の相談所
http://www.my-fp.net/

著者紹介

連載犯罪や税金から「親のお金」を守る方法

そろそろ親とお金の話をしてください

そろそろ親とお金の話をしてください

安田 まゆみ

株式会社 ポプラ社

離れて暮らす親の老いは、子どもにとって心配の種。 そのひとつに「お金」の問題があるが、親子の間でもお金の話はなかなか聞きづらく、つい先送りにしてしまっている人が多い。 だが、もし親が認知症になってしまったら、…

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