何かと黒い噂が絶えない不動産業界。7年間で約500件の不動産取引の経験を持つグランドネクスト株式会社代表・小島優一氏は、物件の売却をうながすチラシの危険性について指摘しています。

恐ろしい・・・自宅に投函される「チラシ」の真相

■「マンション買います!」「売却物件求む!」チラシは嘘だらけ?

 

「こちらのマンションを買います!」「売却物件求む!」といったチラシを一度は目にしたことがありませんか。このようなチラシや広告には売却をうながす魅力的な言葉が並べられていますが、甘い誘いにつられて連絡し、大変な事態に陥るケースもあるので注意が必要です。

 

本記事ではマンションに投函される「おとりチラシ」の裏側について詳しく説明します。チラシの内容が気になっていた方は、ぜひ参考にしてみてください。

 

(※写真はイメージです/PIXTA)
(※写真はイメージです/PIXTA)

 

■「マンション買います!売却物件求む!」チラシとは

 

まず、マンションのポストによく投函されている「売却物件求む」といったチラシはどのようなものかを説明します。

 

・売却物件募集チラシの内容

 

売却物件募集のおとりチラシや広告に記載されているのは、「このマンション限定で購入希望のお客様がいます!」や「○万円で即金買取!」といった、思わず目を引くような言葉の数々です。

 

なかには、不動産会社の担当者が直筆で書いた手紙風のチラシで「息子さん夫婦の近くに住みたいお客様がいます。こちらのマンション限定で購入をご希望。ご予算は○万円までです」といった具体的な購入希望者像が記載されているものもあります。

 

すぐにでも購入してもらえそうな内容ですが、実は、これらのチラシや広告は嘘であることが多いのです。

 

・「買います」チラシの目的

 

上述のような売却物件募集のチラシや広告を見ると、多くの方は「このマンションは人気があるんだ」「こんなに高額で売れるとは知らなかった」と興味を持ち、売却を検討してみようと連絡をしてしまうことがあります。

 

この「売却を検討してみようか」と思わせることこそが、おとりチラシの目的です。普通に売却物件募集のチラシを配布しても連絡をしてくる人はなかなか現れませんので、すぐに、しかも高く買ってくれそうな雰囲気を出して売却物件を集めているのです。

 

【12/18(木) 『モンゴル不動産セミナー』開催】

坪単価70万円は東南アジアの半額!! 都心で600万円台から購入可能な新築マンション

次ページなぜ嘘をついてまで「売却物件」を探しているのか?
カインドネスシリーズを展開するハウスリンクホームの「資料請求」詳細はこちらです
川柳コンテストの詳細はコチラです アパート経営オンラインはこちらです。 富裕層のためのセミナー情報、詳細はこちらです 富裕層のための会員組織「カメハメハ倶楽部」の詳細はこちらです 不動産小口化商品の情報サイト「不動産小口化商品ナビ」はこちらです 特設サイト「社長・院長のためのDXナビ」はこちらです オリックス銀行が展開する不動産投資情報サイト「manabu不動産投資」はこちらです 一人でも多くの読者に学びの場を提供する情報サイト「話題の本.com」はこちらです THE GOLD ONLINEへの広告掲載について、詳細はこちらです

人気記事ランキング

  • デイリー
  • 週間
  • 月間

メルマガ会員登録者の
ご案内

メルマガ会員限定記事をお読みいただける他、新着記事の一覧をメールで配信。カメハメハ倶楽部主催の各種セミナー案内等、知的武装をし、行動するための情報を厳選してお届けします。

メルマガ登録