コロナ禍、給与収入に不安を覚え、不労所得が手に入る「不動産投資」に興味を抱いた、もしくは実際に始めたという人は少なくありません。今回は、米国認定不動産投資顧問(CCIM)の高山吏司氏が、多くの日本人が驚く、アメリカ不動産の常識について解説します。※本連載は、書籍『日本人が絶対に知らない アメリカ不動産投資の話』(幻冬舎MC)より一部を抜粋し、日本人がアメリカ不動産投資を行うメリットについて解説します。

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「タマゴを一つのカゴに盛るな」という格言の真意は…

国内不動産投資と比較した際のアメリカ不動産投資のメリットが際立ちます。具体的には、①安定的な運用益、②売却益が得られる可能性の高さ、③資産分散によるリスクヘッジ効果、④税効果の4つのメリットです。

 

本記事では「資産分散によるリスクヘッジ効果」「税効果」について詳しく見ていきます。

 

「タマゴを一つのカゴに盛るな」

 

投資や資産運用について興味のある人なら、目にしたことがある格言でしょう。投資対象を分散しておくことで、価格変動などのリスクを最小限に抑えながら効率的に資産を増やすことができるということを示しています。

 

この「カゴ」にはさまざまなレベルがありますが、広くいえば、債券や株式、投資信託などはすべて「金融資産」という同じカゴに入る商品です。

債券と株式は、逆の動きをするといわれていたが…

従来、債券と株式は逆の動きをするといわれていましたが、2008年のリーマンショックや2020年のコロナショックなど、金融システム全体に不安が生じるようなショックの際には、金融資産は総じて同じように売られ、株も債券も暴落しました。これは不動産投資を証券化した金融商品であるREITも同様です。

 

そのため、金融資産というカゴだけに投資対象を集中していた人は、コロナショックの暴落渦中では相当心配だったのではないかと思われます。

 

先行き不透明な世の中…分散投資がリスクヘッジに(画像はイメージです/PIXTA)
先行き不透明な世の中…分散投資がリスクヘッジに(画像はイメージです/PIXTA)

 

一方、投資用不動産の場合は、急激に需要の変化が生じるわけではないことや、そもそも売買に時間がかかることなどから、金融資産のように短期で暴落することはありません。収益の構造も、価格の動きも、金融資産とはまったく異なるのです。

分散投資で、リスクヘッジしながら収益機会を狙える

不動産だけに投資をしていた人は、3月のコロナショックの際にも、比較的安心していられたのではないかと思います。もちろん、ショックの時の値動きが激しい一方、株式なら大きな値上がり可能性があることや、簡単に換金できることなど、金融資産には金融資産の良さもあります。

 

メリット、デメリットが異なるため、「金融資産」というカゴと「不動産」というカゴとに分散して投資をしておくことで、リスクヘッジ(リスクの限定)をしながら、収益機会を狙えるわけです。

 

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[改訂版]日本人が絶対に知らない アメリカ不動産投資の話

[改訂版]日本人が絶対に知らない アメリカ不動産投資の話

高山 吏司
ブロドスキ・ザクリ
豊岡 昂平

幻冬舎メディアコンサルティング

「アメリカ不動産投資」といえば、 一昔前までは、超富裕層が趣味と実益を兼ねて別荘を購入したり、 駐在員や大使館職員が現地に自宅を構えたりするのが主流でした。 しかし、時代は変わり、普通に日本にいながら、日本語だ…

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