業者の質が一番わかるのは「クローゼットや押し入れ」
ポイント③ クローゼットでわかる工事業者の腕
部屋のように、一見してわかる場所ではないだけに、クローゼットや押し入れといった収納部には、事業者の質がはっきりと表れます。雑な職人と丁寧な職人の仕事ぶりには、大きく差が出てしまうのです。
そのひとつが、収納内部のクロスを貼らないタイプの物件の場合です。これは、奥の壁の部分に石膏ボードがむき出しで見えますから、継ぎ目の処理を見ることになります。
ボードの継ぎ目を見て、きれいに隙間を埋めるコーキング仕上げがされていれば問題ありませんが、中には継ぎ目がそのままでギザギザが見えている場合があります。
また、石膏ボードの上にクロスを貼った仕上げになっている場合は、石膏ボードの継ぎ目が出ていないか、釘を打った箇所が直に見えていないかを確認しましょう。