念入りにチェックすべき「壁とフローリング」の境目
ポイント④ 巾木の仕上げをチェック
巾木(はばき)とは、壁と、壁の下の部分にあるフローリングとの境目の部分を指します。この巾木のトラブルも、建売住宅でよく見かけます。
巾木は、“フィニッシュ釘”という頭の出ていない釘で留めるのですが、これが最後まで打ち込まれておらず、飛び出しているケースがあります。未処理のフィニッシュ釘は、とても危険です。
また、巾木の下からパッキンがはみ出していることや、ゴミが溜まっている場合もあります。隅の部分に隙間が開いているケースもあります。巾木は、室内のすべての壁の下にありますので、全室にわたって念入りにチェックするようにしてください。
掃除してきれいになる程度なら問題はないのですが、施工不良の箇所については、直してもらう必要があります。隙間が大きく開いている場合は、クロス補修剤(コーキング剤)で隙間を埋めてもらう必要があります。