税務調査でやってはいけない「NG行動」4選
税務調査で絶対に守っていただきたいことは下記の4つです。
1.焦る
その場でうまく回答しなければと思うと墓穴を掘ってしまうので、焦って回答しないようにしましょう。
2.感情的になる
声を荒げたり失礼な態度をとると心象を悪くし、逆に疑われやすくなります。
3.嘘をつく
調査の対象期間は通常「過去3年分」ですが、嘘をつくと疑わしいというレッテルが貼られ、5年、7年、10年と遡って調査が行われる可能性があります。
4.身に覚えがないのに認める
たとえば売上の帳簿漏れがあった場合、「私的に使ったんでしょう」と言われ「覚えていないけどそうかもしれません」などと認めないようにしてください。うっかり売上抜けとわざと売上隠しではまったく印象が異なります。
困ったときに使いたい“魔法のセリフ”
このように、「忘れている」「迷いがある」といった困ったときに使っていただきたい魔法のセリフがあります。
それは「顧問税理士と相談して回答いたします」です。
落ち着いてこれを言い、後日回答すればいいのです。
税務調査には、必ず交渉の余地があります。あくまで強制ではなく、きちんと説明すれば大丈夫というスタンスです。正直に申告するのはもちろんですが、わからないことはむやみに回答せず、税理士に任せましょう。
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黒瀧 泰介
税理士法人グランサーズ共同代表/公認会計士・税理士
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