税務調査官が「広域担当です」と名乗ったら要注意…税理士が明かす〈税務調査の真実〉調査当日の“NG言動”と、困ったときに使える “魔法のセリフ”

税務調査官が「広域担当です」と名乗ったら要注意…税理士が明かす〈税務調査の真実〉調査当日の“NG言動”と、困ったときに使える “魔法のセリフ”
(※写真はイメージです/PIXTA)

法人や個人事業主、富裕層はもちろんのこと、相続が発生したり住宅を購入したりすると、税務調査は一般宅にもやってきます。その際、なんの対策もせずに調査を受けると、調査官の狙いにハマってしまい「多額の追徴税」を課されてしまうかもしれません。そこで、税務調査の具体的な流れと調査内容に加えて、自分が調査対象となった際の「NG言動」と、困ったときに使える「魔法のセリフ」を覚えておきましょう。税理士法人グランサーズ共同代表で公認会計士・税理士の黒瀧泰介氏が暴露します。

税務調査でやってはいけない「NG行動」4選

税務調査で絶対に守っていただきたいことは下記の4つです。

 

1.焦る

その場でうまく回答しなければと思うと墓穴を掘ってしまうので、焦って回答しないようにしましょう。

 

2.感情的になる

声を荒げたり失礼な態度をとると心象を悪くし、逆に疑われやすくなります。

 

3.嘘をつく

調査の対象期間は通常「過去3年分」ですが、嘘をつくと疑わしいというレッテルが貼られ、5年、7年、10年と遡って調査が行われる可能性があります。

 

4.身に覚えがないのに認める

たとえば売上の帳簿漏れがあった場合、「私的に使ったんでしょう」と言われ「覚えていないけどそうかもしれません」などと認めないようにしてください。うっかり売上抜けとわざと売上隠しではまったく印象が異なります。

 

困ったときに使いたい“魔法のセリフ”

このように、「忘れている」「迷いがある」といった困ったときに使っていただきたい魔法のセリフがあります。

 

それは「顧問税理士と相談して回答いたします」です。

 

落ち着いてこれを言い、後日回答すればいいのです。

 

税務調査には、必ず交渉の余地があります。あくまで強制ではなく、きちんと説明すれば大丈夫というスタンスです。正直に申告するのはもちろんですが、わからないことはむやみに回答せず、税理士に任せましょう。

 

<<社長の資産防衛チャンネル【税理士&経営者】の全編動画はコチラ>>

 

 

黒瀧 泰介

税理士法人グランサーズ共同代表/公認会計士・税理士

 

税理士法人グランサーズの新進気鋭の税理士が解説
個人・法人の税金対策セミナー>>毎月開催*online
マイクロ法人中古太陽光海外移住etc.

 

富裕層だけが知っている資産防衛術のトレンドをお届け!
>>カメハメハ倶楽部<<

 

【関連記事】

■税務調査官「出身はどちらですか?」の真意…税務調査で“やり手の調査官”が聞いてくる「3つの質問」【税理士が解説】

 

■親が「総額3,000万円」を子・孫の口座にこっそり貯金…家族も知らないのに「税務署」には“バレる”ワケ【税理士が解説】

 

「銀行員の助言どおり、祖母から年100万円ずつ生前贈与を受けました」→税務調査官「これは贈与になりません」…否認されないための4つのポイント【税理士が解説】

 

※本記事は、YouTube『社長の資産防衛チャンネル【税理士&経営者】』より動画を一部抜粋・再編集したものです。

カインドネスシリーズを展開するハウスリンクホームの「資料請求」詳細はこちらです
川柳コンテストの詳細はコチラです アパート経営オンラインはこちらです。 富裕層のためのセミナー情報、詳細はこちらです 富裕層のための会員組織「カメハメハ倶楽部」の詳細はこちらです 不動産小口化商品の情報サイト「不動産小口化商品ナビ」はこちらです 特設サイト「社長・院長のためのDXナビ」はこちらです オリックス銀行が展開する不動産投資情報サイト「manabu不動産投資」はこちらです 一人でも多くの読者に学びの場を提供する情報サイト「話題の本.com」はこちらです THE GOLD ONLINEへの広告掲載について、詳細はこちらです

人気記事ランキング

  • デイリー
  • 週間
  • 月間

メルマガ会員登録者の
ご案内

メルマガ会員限定記事をお読みいただける他、新着記事の一覧をメールで配信。カメハメハ倶楽部主催の各種セミナー案内等、知的武装をし、行動するための情報を厳選してお届けします。

メルマガ登録