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頭金の割合:柔軟な発想でリスクとバランスを取る
次に、頭金の割合をどうするかです。これはあなたの資金計画において最も個別性が高いポイントと言えます。
●頭金を多く入れる場合
月々の返済額が抑えられ、総返済額を減らすことができます。ただし、手元の資金が減ることで、突発的な出費への備えが不足する可能性があります。
●頭金を少なくする場合
フルローンを組むことで、手元資金を他の投資や生活費に回す余裕が生まれます。一方で、ローン残高が増えるため、金利上昇時の負担が重くなるリスクがあります。
私自身は、頭金の割合を固定せず、その時々の状況に応じて柔軟に考えることを実践しています。これにより、物件選びの選択肢を広げつつ、リスクヘッジと安定性のバランスを取ることができました。この本を読んでいる皆さんにも、生活状況や家族構成に合わせて柔軟に考えることをおすすめします。
住宅借入は未来を描くツール
住宅借入は、大きな責任を伴うものではありますが、同時に未来への希望を描くための強力なツールでもあります。不動産は株式や投資信託と異なり、実物資産として以下のようなリターンを期待できる点が大きな魅力です。
●売却益(価値が上昇した場合)
●自宅としての利便性(生活の充実)
このように、不動産はリスクとチャンスが表裏一体の資産です。だからこそ、しっかりと学び、自分なりに納得のいく資金計画を立てることで、人生を大きく変える力を持つものになるのです。
夢を現実に変える第一歩
不動産購入において重要なのは、“買える”と“返せる”の違いを理解し、自分たちの人生設計に合った住宅借入計画を立てることです。どんなに魅力的な物件でも、無理な計画を立ててしまうと、その夢はかえって大きな負担になりかねません。
しかし、逆に言えば、住宅借入を正しく活用することで、「手が届かない」と思っていた未来を現実のものに変えることができます。この第一歩を踏み出すことで、人生に新たな可能性が広がります。
和田 真樹
銀座プランニング 代表
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