(※写真はイメージです/PIXTA)

人生で最も高額な買い物である住宅購入。50年ローンという新たな選択肢が登場するいま、住宅借入は未来への投資としての性格を強めつつあります。本稿では、和田真樹氏の著書『晴海フラッグ』(つむぎ書房)より、金利の選び方から頭金の考え方まで、住まいを手に入れる際のポイントをみていきます。

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マイホームの理想と現実のバランス

住宅借入の世界は進化を遂げ、35年ローンから50年ローンへと新しい時代に突入しています。しかし、“夢のマイホーム”を実現するためには、現実を冷静に見据える判断力が欠かせません。

 

●「買える」と「返せる」の違いを理解する

目先の月々の返済額に惑わされるのではなく、自分たちの人生設計に合った計画を立てることが重要です。

 

●未来を見据えた慎重な選択を

どんなに魅力的な物件でも、自分たちの未来を圧迫するものであれば、本来の「安らぎ」や「喜び」は得られません。

 

不動産購入は人生の大きな節目です。自分たちのリスク許容度を正確に把握し、未来の可能性を描きながら慎重に選択してください。そのプロセスを経ることで、初めて「安らぎ」と「喜び」を兼ね備えた住まいを手に入れることができるのです。

 

では次に、その未来を実現するための必要なステップとして、「いかにして住宅借入を活用してあなたの夢を現実にするのか?」についての具体的な方法をお伝えしていきます。

住宅借入の実践的活用法

不動産投資やマイホーム購入において、多くの方が利用する住宅借入。この住宅借入をどのように活用するかが、夢を現実に変える鍵となります。単なる借金と捉えるのではなく、「未来への投資」として住宅借入を活用する視点を持つことで、そのポテンシャルは大きく広がります。

 

さあ、ここからは住宅借入を賢く使いこなすための具体的なポイントを見ていきましょう。

変動金利と固定金利:どちらを選ぶべき?

まず、最初に選ぶべきは金利タイプです。これは資金計画の骨組みを作るうえで非常に重要な選択となります。

 

●変動金利

超低金利の現在では、変動金利は毎月の返済額を抑える効果が期待できます。初期コストを抑えつつ、柔軟な資金計画を立てたい方には魅力的な選択肢です。しかし、経済状況の変化により金利が上昇するリスクがあるため、返済額が急激に増える可能性もあります。このリスクを軽減するためには、定期的に返済計画を見直し、繰り上げ返済や借り換えを検討することが大切です。

 

●固定金利

一方、固定金利は返済額が一定で、長期的なシミュレーションが立てやすいという利点があります。将来的な金利上昇の影響を受けないため、安定を重視する方に向いています。ただし、変動金利よりも金利水準が高いため、総返済額が多くなる可能性がある点には注意が必要です。

 

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次ページ頭金は多いほど安心?

※本連載は、和田真樹氏の著書『晴海フラッグ』(つむぎ書房)より一部を抜粋・再編集したものです。

晴海フラッグ

晴海フラッグ

和田 真樹

つむぎ書房

不動産のプロが住んで実感!晴海フラッグの本当の魅力を余さず公開! 晴海フラッグは、東京の新たなランドマークとして注目を集めています。しかし、大きな開発プロジェクトという華やかな側面ばかりが取り上げられ、実際の…

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