結婚と同時にスタートする、義親との関係。本物の親子のような関係を築ける場合もあれば、どんなに時がたってもぎこちなさが残る場合も。ときには、いがみ合う関係になることも珍しくはありません。そんな関係にあるとき、配偶者が亡くなったらどうなるのでしょうか。みていきましょう。
嫁「もうあなたとは他人なんで」と言い残し娘と海外留学…ひとり日本に残された「70代義母」がいずれ知る衝撃事実

ひとり息子を激愛する義母にキレる寸前

親子でさえ良好な関係を続けるには、色々と気遣いや苦労があるものですが、それが義親であればなおさらのこと。その関係に悩んだり、時に傷ついたりすることもしばしば。

 

ARINA株式会社/「おうち教材の森」がアンケート調査で『義親に言われて1番傷ついた一言は?』と尋ねたところ、トップは「息子/娘がかわいそう」で19.3%。「給料が少ない」「常識がない」「結婚相手を間違えた」と続きます。どれも想像するだけで胃が痛くなりそうです。

 

このような関係は、離婚の動機になることも。同社が行った別のアンケート調査で「離婚したいと思う1番の理由は?」と尋ねたところ、トップは「性格の不一致」で27%。「金銭問題」「異性関係」などと続き、「義実家とのあつれき」は6.5%。数としては少ないですが、「もう耐えられない!」と離婚を意識することは珍しいことではないようです。

 

義母との関係をたびたび投稿していた40代女性もそのひとり。事あるごとに嫌味をいう70代の義母に、はらわたが煮えくり返る思いをすることはしばしば。

 

――可哀そうに、OOちゃん(=女性の娘)はあなた似なのね

 

と言われたときは、キレる寸前だったといいます。義父は夫が子供のころに亡くなったこともあり、義母がひとり息子である夫を激愛するのは当然といえば当然。だからといって、嫁である女性にきつく当たるのは別次元の問題です。

 

そんなとき、同い年の夫が脳卒中で急逝。突然のことに呆然とするなか、義母はまさに半狂乱。そして悲しみは女性への怒りへと変わったのか「息子が死んだのはお前のせいだ」と言い出す始末。夫を突然亡くした悲しみはすっと消え、「できるだけ義母から離れよう」と、息子と共に海外留学を決意したといいます。

 

もちろん、義母は女性の決断に猛反対。「息子が亡くなったばかりなのに、何を考えているのか」「嫁としての自覚はないのか」などと罵声を浴びせます。しかし女性は冷静に「あなたとは、もう他人なので」とひと言を残して、日本を後にしたといいます。

 

ひとり日本に残された義母。「もう他人……」。嫁(女性)が言った言葉の意味とは……。