「ばあちゃん、プロだったのかよ…」30年前に祖父から4億円を継いだ96歳祖母が他界。39歳孫が遺品のノートで発見!預金通帳よりも“衝撃的な数字”と、老い先短い祖母が挑んでいた“最後の勝負”【FPが解説】

「ばあちゃん、プロだったのかよ…」30年前に祖父から4億円を継いだ96歳祖母が他界。39歳孫が遺品のノートで発見!預金通帳よりも“衝撃的な数字”と、老い先短い祖母が挑んでいた“最後の勝負”【FPが解説】
(※写真はイメージです/PIXTA)

資産を遺す際、多くの人が「金額」ばかりに目を奪われがちです。しかし、本当に価値があるのは、その資産を「なぜ持ち、どう運用してきたか」という「持ち主としての責任」の承継です。自分がこの世を去ったあとも資産が健全に育ち続ける仕組みを作ることは、家族に対する最大級の愛情といえるかもしれません。本記事では高橋さん(仮名)の事例とともに、FP相談ねっと・認定FPの小川洋平氏が理想的な相続の形に迫ります。※本記事は実話をベースに構成していますが、プライバシー保護のため、個人名や団体名、具体的な状況の一部を変更しています。

祖母の遺品整理でみつかった「大学ノート」の中身

都内のIT企業に勤める高橋健太さん(仮名/39歳)は、数年前に母を病気で亡くして以来、母方の祖母・静江さん(仮名/96歳)のことを気に掛けるようになっていました。

 

静江さんは見守りサービス付きの高齢者向けマンションで一人暮らしをしており、家族も「なにかあればすぐ連絡が来る」と安心していました。ところがある冬の日、祖母のマンションの管理会社から、叔父のもとに「静江さんが部屋で亡くなっている」という連絡がありました。長時間、部屋のなかで移動が確認されなかったため、スタッフが訪室したところ、静江さんはベッドの上で静かに息を引き取っていたそうです。

 

葬儀を終えたあと、健太さんは父や親族とともに祖母の遺品整理を始めました。すると、祖母の机の引き出しから大学ノートが何冊も出てきたのです。

 

ノートのページをめくると、そこには家族を驚かせる詳細な情報が記されていました。

 

「〇〇証券 口座番号」

「XX生命 契約内容」

「この株は売らないこと」

 

など、資産の所在が細かく整理されていたのです。さらに、遺言書も完璧な内容で残されており、ノートには誰になにを相続させるのか、相続税の納税資金をどの保険契約から支払うのかまで細かく指定されていました。

 

おかげで、証券会社や保険会社への連絡もスムーズに進み、家族は混乱することなく手続きを進めることができました。しかし、本当に家族を驚かせたのは、祖母が遺した資産の“質”だったのです。

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※プライバシー保護の観点から、相談者の個人情報および相談内容を一部変更しています。

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