(※写真はイメージです/PIXTA)

2024年5月、未来都市として注目を集める晴海フラッグで、「まちびらき」が開催されました。しかしこの大規模なイベントは、実は「街の完成」を祝うものではありませんでした。なぜなら、晴海フラッグはあえて「未完成」のまま、その扉を開いたからです。本稿では、和田真樹氏の著書『晴海フラッグ』(つむぎ書房)より、進化する晴海フラッグの可能性について深掘りしていきます。

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2024年5月のまちびらき…晴海フラッグの第二幕

晴海フラッグは、オリンピック・パラリンピックの選手村として活用された施設を基盤に、広範な再整備を経て誕生した“新しい街”です。すでに一部の分譲・賃貸棟では入居が始まり、商業施設や公共施設も順次オープンしていますが、「2024年5月のまちびらき」は、晴海フラッグが本格的に機能し始めた象徴的な瞬間となりました。

 

この催しは、単なる居住空間としての街の始まりではなく、地域全体が一つのコミュニティとしてスタートを切る重要な節目でした。計画当初から、オリンピック終了後に住民が入居を開始することは想定されていました。しかし、コロナ禍や街づくり全体のスケールアップに伴う調整が重なり、最終的に「まちびらき」という形で街の“真の始動”を迎えることとなったのです。

 

この催しは単なる式典ではなく、湾岸地域全体の未来を映し出す、新たな都市の在り方を示す一歩ともいえるでしょう。イベントの狙いと期待まちびらきでは、多くの住民や来訪者が参加できる多彩な催しが開催されました。その内容は、「晴海フラッグという街の魅力を体感できるもの」ばかり。具体的には、以下のようなイベントが行われました。

 

●マルシェやフードフェスなどの屋外イベント

●地域の子どもたちによるパフォーマンスやスポーツ大会

●国際文化交流をテーマにしたワークショップ

●オリンピアンやパラリンピアンを招いたトークセッション

 

これらの催しは、晴海フラッグの持つ「コミュニティの力」を広く発信し、地域内外の人々が交流を深める機会となりました。単なる“大型マンション群”ではなく、多世代・異文化が交わる未来型の街区としての可能性を示す場となったのです。

 

まちびらきを経て、街には新たな賑わいが生まれ、住民同士の繋がりが芽生え始めました。しかし、これは始まりに過ぎません。ここから先、どのように街が進化し、どのような文化が根付いていくのか——そのプロセスこそが、晴海フラッグの本当の魅力を形作っていくのです。

 

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次ページ街全体の完成度を高める取り組み

※本連載は、和田真樹氏の著書『晴海フラッグ』(つむぎ書房)より一部を抜粋・再編集したものです。

晴海フラッグ

晴海フラッグ

和田 真樹

つむぎ書房

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