『元メガバンカーFPが教える シニアのための堅実な資産運用 〈金利のある世界〉で老後を生き抜くための金融知識』
ゴールドオンライン新書 Kindle版
藤波大三郎(著), ゴールドオンライン (編集)
公的年金の支給開始年齢の段階引き上げに伴い、高齢者雇用安定法により2025年4月からは、企業で働く人はだれでも65歳までなんらかのかたちで勤務することができるようになります。とはいえ、60歳以降の賃金の低下は避けられません。
リスクをある程度抑え、期間1年の定期預金の金利プラス3%程度という目標を持ち、分散投資、長期投資、そして積立投資の併用により元本割れの可能性を小さくし、経済的なゆとりを得ることが、シニア世代の方々が健康的に暮らすためには必要だといえます。
シニア世代の方々の資産運用は、増えればよいというものではなく、その時々の期間1年の定期預金の金利プラス年率3%という堅実な資産運用で日々の生活にゆとりを作ることが大切です。
シニア世代の方々は、株式投資と債券投資を必ず組み合わせ、さらに安定的な資産運用のために海外への投資が不可欠です。そのような観点から、分散投資でシステム的にリスクが低減された金融商品である投資信託を活用したいところです。
約2,200兆円の個人金融資産の活性化のための標語は「貯蓄から分散投資へ」。シニアの方々は、無理をしない資産運用で、豊かな老後生活を目指しましょう。
『富裕層のためのオルタナティブ投資の教科書』
ゴールドオンライン新書 Kindle版
長谷川建一(著), ゴールドオンライン (編集)
資産を運用する際の主な運用手段とされる株式と債券は、原則として逆相関性を持つといわれ、資産運用のポートフォリオに両方をバランスよく入れておくことで、市場が多少混乱しても相対的に安定した結果につながるとされてきました。
しかし、この25年間に訪れた金融危機に際して、株式と債券の動きはむしろ相関性を持ち、両者ともに価格が下がってしまうことが多くありました。
こうしたことから、伝統的資産(株式や債券等)だけで組まれたポートフォリオについては分散効果が機能せず、それらの価格下落が続く局面では、じっと耐えるだけしか戦略がないという状況に陥りました。
そのため、機関投資家や富裕層投資家は、伝統的な資産ではない「代替(=オルタナティブ)資産」を運用するオルタナティブ投資に注目するようになってきています。
本書では「オルタナティブ投資とは何か?」から始まり、基本から応用、理解から実践までをカバーします。読み終わったら誰でもすぐ実践できるよう、具体例も入れ込みました。
資産運用がより実り多いものになるよう、本書を活用していただけると幸いです。
『親まかせにしない相続対策 子どもが主役で成功する43のポイント』
ゴールドオンライン新書 Kindle版
岸田康雄 (著), ゴールドオンライン (編集)
少子高齢化が進むなかで、親世代が保有する不動産や金融資産の承継が急務となり、「相続税申告」だけでなく「相続対策」そのものが重要な課題となっています。
これまでの相続の主役は”親”でしたが、親が亡くなったあとに相続の問題に直面するのは、多くの場合はその”子どもたち”です。
本書では、親が亡くなる前から、「子どもが主体的に関与していくべき」というメッセージを明確に伝えることを心がけました。
親が元気なうちは、相続の問題点はあまり明るみに出ません。親が突然病気になったり、認知症になったりしてしまうと、突如として相続の問題が浮上してきます。
本書は、相続対策の「基礎的な考え方」から「具体的な手続き」まで、段階的に学べるように工夫しています。
これらを段階的にマスターしていくことで、子どもたちは「相続対策のエキスパート」になることができます。
『富裕層3.0 日本脱出』
ゴールドオンライン新書 Kindle版
小峰孝史 (著), ゴールドオンライン (編集)
日本の国家財政が悪化するなか、金融課税強化の議論が出てきたことで、増税のターゲットにされやすい富裕層の間では、日本脱出がキーワードになっています。
しかし、富裕層を単純に一括りにすることはできません。
相続、アパート経営、従来的な会社経営で豊かになった富裕層、いわば「富裕層1.0」は、日本脱出に慎重です。また、新世代の富裕層として見られるIT企業経営者など、いわば「富裕層2.0」は、日本脱出に関心が高いですが、意外に動きにくいようです。日本国内で抱えている多くの従業員、会社に資金を入れてくれているVCなどとの関係が足かせになっているのです。
一方、フットワーク軽く日本脱出に動いている「富裕層3.0」がいます。
インターネットが繋がっていればどこにでも住める暗号資産投資家が代表です。また、会社の従業員ではなく業務委託で働いているフリーランスも、住みたい場所に動きます。さらに、会社経営者であっても、フリーランスに仕事を委託して従業員が0人というような会社も増えています。こうしたスモールビジネスのオーナー経営者は、フットワーク軽く海外に移住しているのです。
本書では、そのような方々の実例を数多く取り上げ、ご紹介しています。
『不動産を受け継いだら「相続登記」を急ぎなさい』
ゴールドオンライン新書 Kindle版
佐伯知哉 (著), ゴールドオンライン (編集)
親名義の不動産を相続したら、必ず3年以内に「所有者名義の変更」を!
2024年4月より義務化された「相続登記」。正当な理由なく放置した場合、10万円以下の過料(行政罰の一種)の適用対象になる。
「3年以内なら余裕では」と思いきや、実はそうもいってはいられない。世間では過料ばかりが取り沙汰されているが、期限内であっても、所有権や相続分をめぐるさまざまなトラブルがつきまとう。相続登記を急がないと、実家を泣く泣く売却することにもなりかねない。
本書では、相続登記とは何か?という基礎知識から、専門家だからこそ伝えられる注意点や、損しないために知っておきたい情報をわかりやすく解説する。YouTube総再生回数200万回超・2,400件超の相続をサポートしてきた筋肉系司法書士による渾身の1冊。
『「2024年 歴史的円安」の真実 日本経済を翻弄した「投機円売りバブル」とその破裂』
ゴールドオンライン新書 Kindle版
吉田 恒 (著), ゴールドオンライン (編集)
2024年の歴史的円安――日本経済の凋落か、国威低下の表れか?
米ドル高・円安の真実をここで明らかにする!
2024年を含めたこの3年は毎年、150円を超える円安とその反転を見てきた。これだけ記録的な円安が繰り返されるのは、日本経済の弱体化、国威低下を示しているのだという声も多く聞く。そういったことを受けた「止まらない円安」なのだろうか?
歴史的円安とされた現象が、結果として日本人の自信を失わせるものだったかといえば、それは違う。米ドル高・円安を巡る多くの誤解を正すことで確認するのが、この本が目指しているものである。
『元メガバンカー×不動産鑑定士が教える「地主」のための相続対策』
ゴールドオンライン新書 Kindle版
小俣年穂 (著), ゴールドオンライン (編集)
親から楽して不動産を受け継ぎ、大して働かなくても悠々自適な生活ができるーーそんなイメージを持たれがちな地主。しかし、その実態は大きく異なります。
地主を取り巻く社会経済環境は年々厳しくなっており、相続税、固定資産税などの諸税、修繕費や管理に伴う諸経費等々の負担により、対策を何もしていなければ、資産は自らの代で確実に減っていきます。
本書では、地主の相続・資産承継にまつわる基礎知識とトラブル事例を紹介。元メガバンカー・大手地方銀行員として勤めた経験を持ち、現在は不動産鑑定士として多くの地主の様々な悩みに応えている著者が、具体的な解決策を提示していきます。すべての地主におすすめの一冊!