5月1日の日経平均株価は寄り付きから小幅に上昇して始まると、買い一巡後は日銀金融政策決定会合の結果発表を控えて横ばいで推移しました。その後、政策金利の据え置き決定が伝わると、1ドル=144円台まで円安が進むなか、海外勢とみられる買いが入り先物主導で指数上昇。日経平均株価は6日続伸し、前日比406.92円高の36,452.30円で取引を終えています。日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がりが145銘柄、値下がりが77銘柄、変わらずが3銘柄。
日経平均株価の寄与度上位は、アドバンテスト〈6857〉、ソフトバンクグループ〈9984〉、TDK〈6762〉、リクルートホールディングス〈6098〉、中外製薬〈4519〉となり日経平均を押し上げた一方、寄与度下位は、村田製作所〈6981〉、ソニー〈6758〉、ニトリ〈9843〉、三井物産〈8031〉、良品計画〈7453〉となりました。
また、東証プライム市場の売買高は18億6,500万株、売買代金は4兆6,085.23億円となり、前日と比べて減少。
業種別では、精密機器、陸運業、ガラス・土石製品、その他製品、非鉄金属などが上昇した一方、海運業、銀行業、パルプ・紙、水産・農林業、電気・ガス業などが下落しました。
東証プライム市場の個別銘柄の上昇率は、1位が小松ウオール工業〈7949〉で+400円(+22.47%)の2,180円、2位がシンプレクス・ホールディングス〈4373〉で+595円(+19.73%)の3,610円、3位がストライク〈6196〉で+504円(+17.20%)の3,435円となりました。
一方下落率は、1位が村田製作所〈6981〉で-283.5円(-12.80%)の1,930.5円、2位がサンウェルズ〈9229〉で-59円(-10.35%)の511円、3位がアバントグループ〈3836〉で-164円(-9.19%)の1,621円で取引を終えました。
なお、年初来高値を更新したのは35銘柄、年初来安値を更新したのは6銘柄でした。
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