(※写真はイメージです/PIXTA)

ビジネスの場で第一印象を決めるのは、ほんの数十秒の自己紹介。ここで相手の記憶に残らなければ、効率的な信頼関係の構築は難しくなります。では、どのような自己紹介が「この人と仕事をしたい」と思わせるのでしょうか。今回は、プレゼンス・コンサルタントの丸山ゆ利絵氏の著書『一流のエグゼクティブが実践する 初対面から信頼関係を築く 第一印象の磨き方』(日本実業出版社)より、印象に残る自己紹介のためのステップについて詳しく解説します。

自身が思い描く理想を定義する、3つのキーワードをもつ

自分が人に与える価値を考えたり、またそれを金額にしてみたりすると、自分の印象を評価するうえでひとつの基準点が生まれます。つまり、その価値や金額にふさわしい印象を自分がきちんと持てているかどうかです。このようなアプローチで自分を見ると、今の自分に何が足りないかもわかりやすくなると思います。

 

実際私が行うコンサルティングコースで、「わー、全然なっていないじゃないですか、僕!」と嘆いた人も何人かいらっしゃいました。目指すイメージが自分にはあると思いながらも、自分の価値やビジネス相手の期待にまったく合っていなかったことがわかったのです。これではビジネスの現場では信頼されにくいですね。

 

でも安心してください。「全然なっていない」現状がわかれば、あとはゴールとするところまで進むだけです。ゴールとは、「自分がどうありたいか」や「どんな印象を与えたいか」など理想とするイメージをより具体的に定義することです。

 

ここでおすすめするのは、自分が目指すイメージを端的に表す言葉を見つけ、それを自分の持つべきイメージの基準を表すキーワードとして3つほど持っておくことです。弊社の研修でもワークとして登場しますが「理知的」や「落ち着き」、女性だと「優雅」、起業家の方は「創造力がある」などが人気です。

 

自分がビジネス関係者にうわさされるとき「あの人は○○だね」の「○○」に入る言葉を想像して、感覚的にぴったりくる言葉を選ぶといいでしょう。それがあなたのイメージキーワードになります。言葉のリストがあると選びやすいですね。人を表す形容詞などを調べるとリストアップしやすいと思います。

 

キーワードがあれば、自分の印象を選択するとき、たとえば服装や振る舞いを選ぶときに照らし合わせることができ、自分がほしい印象と矛盾がない選択ができます。

 

POINT

自分の理想を表すキーワードで印象を評価する基準をつくる

 

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※本連載は、丸山ゆ利絵氏の著書『一流のエグゼクティブが実践する 初対面から信頼関係を築く 第一印象の磨き方』(日本実業出版社)より一部を抜粋し、再編集したものです。

一流のエグゼクティブが実践する 初対面から信頼関係を築く 第一印象の磨き方

一流のエグゼクティブが実践する 初対面から信頼関係を築く 第一印象の磨き方

丸山 ゆ利絵

日本実業出版社

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