1月23日の日経平均株価は、寄り付きから上昇してはじまると、その後もじりじりと上げ幅を拡大させる展開に。14時ごろには一時4万円台を回復する場面もみられました。もっとも、この水準では戻り待ちの売りが出やすかったほか、明日の日銀金融政策決定会合の結果を控えるなか、日経平均は引けにかけて上げ幅をやや縮小、前日比312.62円高の39,958.87円で取引を終えています。この日の東京市場は、AIインフラに対する巨額投資プロジェクト「スターゲート」が引き続き材料視されていたとみられ、ソフトバンクグループ〈9984〉ほか、ハイテク株に物色の動きが目立ちました。日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がりが135銘柄、値下がりが88銘柄、変わらずが2銘柄。
日経平均株価の寄与度上位は、ソフトバンクグループ〈9984〉、アドバンテスト〈6857〉、ファーストリテイリング〈9983〉、TDK〈6762〉、リクルートホールディングス〈6098〉となり日経平均を押し上げた一方、寄与度下位は、ディスコ〈6146〉、信越化学工業〈4063〉、レーザーテック〈6920〉、東京エレクトロン〈8035〉、ニトリ〈9843〉となりました。
また、東証プライム市場の売買高は18億7,200万株となり前日と比べ増加した一方、売買代金は4兆6,322.17億円となり、前日と比べて減少。
業種別では、非鉄金属、その他製品、機械、不動産業、パルプ・紙などが上昇した一方、電気・ガス業、医薬品、倉庫・運輸関連業、食料品、化学などが下落しました。
東証プライム市場の個別銘柄の値上がり上位は、1位がTOWA〈6315〉で+200円(+10.41%)の2,121円、2位がハイデイ日高〈7611〉で+248円(+9.73%)の2,798円、3位がインフォマート〈2492〉で+27円(+9.06%)の325円となりました。
一方、値下がり下位は、1位がフジ・メディア・ホールディングス〈4676〉で-154.5円(-7.84%)の1,817円、2位が日野自動車〈7205〉で-46.9円(-7.66%)の565.2円、3位がテラスカイ〈3915〉で-150円(-5.76%)の2,455円で取引を終えました。
なお、年初来高値を更新したのは23銘柄、年初来安値を更新したのは12銘柄でした。
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