1月24日の日経平均株価は、前日の米株高を受けて上昇してスタート、前場は4万円台で推移していました。しかし、日銀の金融政策決定会合にて追加利上げが決まると、長期金利は上昇、為替は円高に振れたことから、株は売り優勢となりマイナスに転じました。結局、日経平均株価は前日比26.89円安の39,931.98円で取引を終えています。とはいえ、日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がりが130銘柄、値下がりが89銘柄、変わらずが6銘柄と、構成銘柄の約6割が前日比プラスで終えていることから、株式相場の地合いは悪くないとみられる。
日経平均株価の寄与度下位は、ソフトバンクグループ〈9984〉、東京エレクトロン〈8035〉、ディスコ〈6146〉、ソニー〈6758〉、第一三共〈4568〉となり日経平均を押し下げた一方、寄与度上位は、ファーストリテイリング〈9983〉、ファナック〈6954〉、任天堂〈7974〉、KDDI〈9433〉、TDK〈6762〉となりました。
また、東証プライム市場の売買高は18億6,600万株、売買代金は4兆5,000.84億円となり、前日と比べて減少。
業種別では、その他製品、海運業、証券業、サービス業、食料品などが上昇した一方、輸送用機器械、石油・石炭製品、ガラス・土石製品、パルプ・紙、その他金融業などが下落しました。
東証プライム市場の個別銘柄の値上がり上位は、1位がエムティーアイ〈9438〉で+98円(+9.78%)の1,100円、2位が藤田観光〈9722〉で+810円(+9.54%)の9,300円、3位がクロスキャット〈2307〉で+85円(+8.10%)の1,134円となりました。
一方、値下がり下位は、1位がYTL〈1773〉で-6円(-7.14%)の78円、2位が三菱自動車〈7211〉で-33.1円(-6.88%)の447.9円、3位がディスコ〈6146〉で-3,430円(-6.74%)の47,430円で取引を終えました。
なお、年初来高値を更新したのは18銘柄、年初来安値を更新したのは1銘柄でした。
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