主婦は忙しいので、スキマ時間でできる副業にする
詳しくはこれまでの連載でご紹介していますが、私が提唱する「妻社長メソッド」では、自分はサラリーマンのままで安定を得つつ、プライベートカンパニーをつくり、その社長に妻を据えます。
妻が社長になって副業をすることで、節税メリットをはじめとしたサラリーマンが持ちえない数々のメリットを得られます。
では、どんな妻は副業をすればいいのか。主婦がやって成功する副業の条件は、家事の合間にできて、ムリなく続けられることです。主婦は暇ではありません。専業主婦だって、かなり忙しいです。いわんや兼業主婦は殺人的に忙しい。
そうである以上、一日中たずさわらなければならない副業は選択肢から外れます。家事と家事の合間のスキマ時間だけでこなしていけるようなビジネスでなければ成り立ちません。
仕組みさえ構築すれば、大家業に手間暇はかからない
大家業は、この条件をクリアしています。一見難しそうに感じるかもしれませんが、管理会社との役割分担や賃貸仲介業者とのパイプづくりといった仕組みをつくってしまうと、あとはその仕組みと不動産とが自動的に社会貢献活動を続けてくれますので、大家業は一般的なビジネスに比べて手間暇がかかりません。
私がとてつもない借金をしていたことも過去の連載でお話していますが、たとえば私の妻は、少しでも私の借金を軽くしようとして、大家業と並行してアルバイトやパートをこなしてくれました。大家業が軌道に乗って生活が安定したあとも、趣味のファッションやお菓子づくりの仕事を見つけてきては、ライフワークの一環として楽しみながら働いていました。
その一方で、アパートやマンション、オフィスビルやコンビニなど多種多様な物件をしっかりと管理してきました。
管理会社が対応するので、妻の仕事は判断業務のみ
なぜ、そんなことができるのかというと、入居者の募集や入退去に絡む実務についてはすべて管理会社が対応してくれているからです。水漏れや電気系統の故障などが発生してもすべて管理会社が対応してくれます。
このように、ルーティンワークについてはすべて管理会社が対応してくれるので、妻がやるべき仕事は家賃体系の変更や大規模修繕のような判断を要する仕事、そして年に一度の決算作業のみでした。家事の合間に手軽にできるのが大家業の特徴なのです。スキマ時間にできるからこそ、ムリなく長く続けられます。
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