成功する副業の条件
成功する副業の条件は、簡単に学べて再現性があり、片手間で手軽にできることです。すでにプロレベルに達している特技でもないかぎり、私たち素人が、プロレベルの専門的な知識やノウハウを必要とするに副業に取り組むことはナンセンスです。
世間の素人のみなさんがことごとく成功している副業でなければ、意味がありません。自分でビジネスを立ち上げることは容易なことではありません。
ビジネスモデルを確立すること自体が至難の業ですし、並みいる競争相手と戦いながら、収益力と資金繰りとを永続的に維持しなければならない。
プチ起業しても、軌道に乗るまでには3年かかるのが普通なので、マインドの高い起業家にとってもハードルは高いのです。
「衣食住」で比較すると、大家業の敷居の低さがわかる
その点、大家業は「簡単に学べる」ビジネスです。入門レベルの民泊や初級レベルの中古の戸建て賃貸であれば、本を何冊か読めばすぐにでも取り組めます。なぜなら、ビジネスモデルがとても単純だからです。シンプルだからこそ再現性が高く、誰にでもマネできてしまうのです。
利他的な気持ちさえ失くさなければハードルはさして高くはありません。だからこそ、ずぶの素人が次々と参入して、続々と成功を収めているのです。「衣食住」のうちの「衣食」と比較するとよくわかります。
「衣」も「食」も、海外の安い現地労働力と原材料とを活用して、現地で安くつくってから日本に運んでくることができます。それだけに、企業間の競争は熾烈を極めていますし、高度なノウハウとビジネスモデルが必要になってきます。素人や一般人が入り込む余地はほとんどありません。
しかし、「住」に関しては、そんな事情が一切ありません。それは、海外のアパートから毎日日本に通勤・通学することが、物理的にも経済的にも不可能だからです。
したがって、海外の安い土地に安い労働力を使ったローコストアパートを建てて、日本市場に殴り込みをかけられる、なんていう脅威もありえません。
また、オーナーが変わることによってアパートの立地が悪くなるとか、日当たりが悪くなる、ということも起こりえません。本来であれば、誰が大家業をやっても大きな差は生じないはずなのです。
人間には必ず住処が必要ですから、マーケットのボリュームにも厚みがありますし、少子化に対応した解決策も多数存在します。だからこそ、大家業のノウハウを持っていない旧来型の大家さんでさえも「手軽」に安定経営を続けて来られたわけです。
注目のセミナー情報
【相続・事業承継】2月25日(火)開催
富裕層のための「相続対策」最新スキーム
現金・ゴールド・株式・暗号資産・不動産〈守る→渡す〉超・実践的ノウハウ
【資産運用】2月25日(火)開催
カリスマFPが伝授!
人生100年時代に備える「新NISA」資産形成術