「意思の力」の代わりに「習慣の力」を活用する
出費は「固定費」と「変動費」の2種類に分けることができます。「一定の金額が毎月天引きされる支出」が固定費、「ぜいたくの度合いによって毎月変化する支出」が変動費です。
このうち、より難しいのが「変動費」の削減です。「意思の力」を使って出費を削減するのは事実上困難です。とはいえ、「変動費」をコントロールする術がまったくないわけではありません。キーワードは「習慣」です。「意思の力」の代わりに「習慣の力」を借りてくるのです。
習慣の力は、「支出の額は収入の額に達するまで膨張する」というパーキンソンの第2法則に対抗できる唯一の力です。人間は動物に備わっていた本能の多くを失ってしまいましたが、その代わりにいくつかの素晴らしい能力を手に入れてきました。それは、「学ぶ力」と「習慣」というスゴ技です。
これらのスゴ技を活かして、人類は文明を築き、文化や技術を高めてきました。そして、この2つのスゴ技の片割れである「習慣」を飼い慣らすことができれば、あなたはいとも簡単に「変動費」をコントロールすることができるようになります。
「人間は習慣の動物である」というフレーズ、聞いたことがありますよね?この習慣という万能ツールを使いこなせれば、変動費の削減どころか、健康・運動・勉強などあらゆる難題をコントロールすることができるようになります。
森羅万象の例にもれず、習慣にも「良い習慣」と「悪い習慣」とがあります。たとえば、悪い習慣としてよく引き合いに出されるのが「ラテマネー」ですね。1杯あたり数百円のカフェラテのような小さな出費であっても、積もり積もれば大きな出費に化けてしまう、という戒めとして引用されます。
そこで、こうした悪い習慣をやめることから、始めてみましょう。
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