10月2日の日経平均株価は終日軟調な展開に。“有事の円買い”も発生するなど投資家によるリスク回避姿勢が強まっています。午後2時20分ごろ、ロイター通信から「イスラエルがイランに対して『大規模な報復』を数日中に開始する」趣旨の報道がでると、日経平均株価の下げ幅は一時1,000円を超えるなど、国内株式市場では売りが一段と強まりました。結局、日経平均株価は前日比843.21円安の37,808.76円で取引を終えています。日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がりが35銘柄、値下がりが187銘柄、変わらずが3銘柄。
日経平均株価の寄与度下位は、ファーストリテイリング〈9983〉、東京エレクトロン〈8035〉、アドバンテスト〈6857〉、TDK〈6762〉、ソフトバンクグループ〈9984〉となり日経平均を押し下げた一方、寄与度上位は、ダイキン工業〈6367〉、エーザイ〈4523〉、三井物産〈8031〉、住友金属鉱山〈5713〉、出光興産〈5019〉となりました。
また、東証プライム市場の売買高は20億5,100万株、売買代金は4兆3,895.38億円となり、前日と比べて増加。
業種別では、鉱業、石油・石炭製品、鉄鋼、不動産業、水産・農林業が上昇した一方、空運業、電気機器、銀行業、保険業、小売業などが下落しました。
東証プライム市場の個別銘柄の値上がり上位は、1位が石油資源開発〈1662〉で+76円(+7.25%)の1,124円、2位が大阪チタニウムテクノロジーズ〈5726〉で+177円(+6.96%)の2,719円、3位がNJS〈2325〉で+200円(+5.76%)の3,675円となりました。
一方、値下がり下位は、1位がラクスル〈4384〉で-118円(-9.08%)の1,181円、2位が宮越ホールディングス〈6620〉で-179円(-9.03%)の1,804円、3位がティーガイア〈3738〉で-257円(-8.79%)の2,668円で取引を終えました。
なお、年初来高値を更新したのは31銘柄、年初来安値を更新したのは7銘柄でした。
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