9月30日の日経平均株価は寄り付きから大きく下げると、終日売り優勢の展開となりました。27日、自民党総裁選における高市早苗氏の勝利を見込んだ「高市トレード」により指数は大きく上昇していたものの、引け後の決選投票で石破茂氏が勝利すると、為替相場では1ドル=146円台から一気に3円ほど円高が進み、また日経先物は暴落。まさに「石破ショック」の様相を呈していました。そのようななか、この日は円相場が1ドル=141円台まで円高に振れ、輸出関連銘柄を中心に幅広い銘柄が下落。日経平均株価は前営業日比1,910.01円安と「過去5番目の下落幅」となる37,919.55円で取引を終えました。日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がりが13銘柄、値下がりが212銘柄、変わらずが0銘柄。
日経平均株価の寄与度上位は、ニトリ〈9843〉、ニチレイ〈2871〉、千葉銀行〈8331〉、しずおかファイナンシャルグループ〈5831〉、ディー・エヌ・エー〈2432〉となり日経平均を押し上げた一方、寄与度下位は、東京エレクトロン〈8035〉、ファーストリテイリング〈9983〉、ソフトバンクグループ〈9984〉、アドバンテスト〈6857〉、TDK〈6762〉となりました。
また、東証プライム市場の売買高は26億万株、売買代金は6兆1,216.23億円となり、前日と比べて増加。
業種別では、銀行業、パルプ・紙、石油・石炭製品、空運業、繊維製品などが上昇した一方、輸送用機器械、不動産業、証券業、電気・ガス業、電気機器が下落しました。
東証プライム市場の個別銘柄の値上がり上位は、1位が楽天銀行〈5838〉で+383円(+13.48%)の3,225円、2位がチェンジホールディングス〈3962〉で+137円(+10.89%)の1,395円、3位がモリタホールディングス〈6455〉で+200円(+9.99%)の2,203円となりました。
一方、値下がり下位は、1位がジェイテックコーポレーション〈3446〉で-237円(-12.63%)の1,640円、2位が北海道電力〈9509〉で-116.7円(-10.79%)の965.3円、3位が三越伊勢丹ホールディングス〈3099〉で-265円(-10.64%)の2,226円で取引を終えました。
なお、年初来高値を更新したのは23銘柄、年初来安値を更新したのは5銘柄でした。
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