(※写真はイメージです/PIXTA)

不動産投資で一定の成果をだしている投資家は地方にいます。そこそこ人口がいて賃貸需要があり、家賃が取れて、地場の金融機関も積極的に貸してくれる地方が、不動産投資しやすいエリアだといいます。大津社長(若杉龍志)が著書『20代サラリーマンでも脱サラできる不動産投資で成功する方法』(日本橋出版)で解説します。

賃貸経営は長期で考え、経営するもの

■将来も貸せるのか

 

賃貸経営は長期で考えるものです。長期ローンを組んで物件を購入しますので、最初だけ客付けできても将来空室で困ると大変です。

 

ただ、未来のことは予想するしかありません。

 

私は人口が維持できるエリアに買うことが大事だと考えています。

 

その中での中心エリアに近ければ、貸せると思っています。

 

調べる際に重要なのは、市町村単位では話になりません。

 

△△市は将来人口がどうなるということを話す投資家は多いですが、よりミクロで考える必要があります。

 

現在行政はコンパクトシティ化(行政施設などを中心部に集めて、外れた地域へのインフラ投資を減らす)を財政問題・人口減少問題から進めています。

 

そうなるとその市町村の人口が維持または増加しても、所有物件が廃れるエリアだと意味がないです。

 

逆に、人口が減る市町村でもコンパクトシティのど真ん中とかなら、勝ち筋な物件だと思います。

 

ではどうやって調べるのかというと、市町村のホームページに「マスタープラン」というものがあるので、そこに書いてあります。

 

読めばわかるので、読みましょう! ミクロでの選定が大事です。

 

しかし、現実的な問題として、コンパクトシティの中心街であれば、地方にも関わらず都会の物件並みに高いので、利回りが出にくいという問題があり、そうなるとたいして地方で買う意味もなくなります。

 

私の所有物件でもコンパクトシティの真ん中にあるような地方の一等地の物件は少なく、妥協して相場より安くそこそこ利回りが出るという物件を買っているのが現状です。

 

大津社長(若杉龍志)
日本リーシング不動産株式会社代表取締役

 

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本連載は大津社長(若杉龍志)著『20代サラリーマンでも脱サラできる不動産投資で成功する方法』(日本橋出版)より一部を抜粋し、再編集したものです。

20代サラリーマンでも脱サラできる不動産投資で成功する方法

20代サラリーマンでも脱サラできる不動産投資で成功する方法

大津社長(若杉龍志)

日本橋出版

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