(※写真はイメージです/PIXTA)

不動産投資で一定の成果をだしている投資家は地方にいます。そこそこ人口がいて賃貸需要があり、家賃が取れて、地場の金融機関も積極的に貸してくれる地方が、不動産投資しやすいエリアだといいます。大津社長(若杉龍志)が著書『20代サラリーマンでも脱サラできる不動産投資で成功する方法』(日本橋出版)で解説します。

不動産投資で成功するには地方を選ぶ

■投資エリアの選定方法

 

特にこれから規模拡大しようと思う方は、地方を狙うべきです。

 

私(滋賀県大津市)を含めて不動産投資で一定の成果を出して、出版したり、コラムを書いたり、YouTuber として活動している情報発信者はほとんどが、地方にいます。情報発信をしていない大家さんでも不動産投資での成功者は同じ傾向にあります。

 

また地方といいましたが、正確にいうと地方都市です。

 

そこそこ人口がいて賃貸需要があり、家賃がそこそこ取れて、地場の金融機関も積極的に貸してもらえるエリアが、やりやすいエリアになります。

 

一般的なサラリーマンで不動産投資で生活できる規模になろうと、思うとどうしても地方を選ぶことがおススメです。

 

特別な資産や収入がない方で、東京・大阪の一等地の不動産投資で規模拡大して成功した人は、私の周りには1人もいません。

 

転売益などを狙うには良いのでしょうが、持たざる者が融資を受けて家賃収入で稼ぐというスタイルで規模拡大はかなり難しいのが現状です。

 

そのため、仮に東京に住んでいたとしても、埼玉や千葉と言った戸建投資をやりやすい県で投資すれば大丈夫だと思います! また最近は埼玉・千葉も東京よりは高騰して都心と変わらない状況になりつつあり、さらに地方を攻めざる得ない傾向もあります。

 

しかし、地方での投資となると心配なのは、賃貸需要です。

 

貸せない家を買っても意味がありません。

 

投資エリアの選定方法現在貸せるのか、将来貸せるのか、大きく2つの観点から考える必要があります。

 

■今時点で貸せるのか

 

まずは、「空室率がHomes見える賃貸経営」というサイトで市町村単位で検索できます。

 

これでざっくり、賃貸付けしやすいエリアかどうかの判別出来ます。

 

しかし、もっと細かい分析が必要で、空室率が高いエリアでも、戸建賃貸は少ない・単身向けで派遣会社のニーズが多い・古いアパートのみで築浅物件が少ないなどで厳しいエリアでもすぐ埋まる可能性がある物件はあります。

 

どうすればいいのかというと近隣の不動産会社に聞けばいいのです。

 

なお不動産会社とは賃貸専門の会社のことです。売買メインのとこはわかりません。

 

駅前とかにある、「ミニミニ・エイブル・アパマン」とかのことです。

 

またヒアリング前にネットでの検索して、ある程度の相場観を持っていくべきです。

 

確認すべきポイントは

 

①賃料(下限~妥当ライン~上限は聞いてイメージをつけましょう)

 

複数社に聞くことがおすすめです。

 

②客付け難易度

 

学区が人気で良い、単身は供給過剰だけどファミリーは数が足りない、競合物件が多いから大変かもなど営業マン独自の意見がもらえて参考になると思います。

 

なお私ほどの上級者になると、お客さんつかないので、営業マンから絶対買うなよ、絶対買うなよ、絶対買うなよ、と言われても安いからと言って購入してしまうことがあります。

 

こういうことをすると客付けに苦戦して、昇天する可能性がありますので、辞めるべきです。

 

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本連載は大津社長(若杉龍志)著『20代サラリーマンでも脱サラできる不動産投資で成功する方法』(日本橋出版)より一部を抜粋し、再編集したものです。

20代サラリーマンでも脱サラできる不動産投資で成功する方法

20代サラリーマンでも脱サラできる不動産投資で成功する方法

大津社長(若杉龍志)

日本橋出版

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