【オンライン開催(LIVE配信)】希望日時で対応(平日のみ)
「日本一富裕層に詳しい税理士」による無料個別相談セミナー
富裕層の相続対策から税金対策の悩みを一挙解決!
詳しくはこちら>>>
インターネット広告の種類と特徴
インターネット広告のバリエーションは増え続け、今や10種類以上あります。
①純広告
純広告には、(ア)バナー広告や(イ)メール広告があります。
インターネット広告の中でも一番古くからあるものです。バナー広告は、エリアやユーザーの属性(年代・性別)など、セグメント化して出稿することも可能です。時間帯を絞って表示させる広告もあります。
メール広告には、テキストメールとHTMLメールがあり、HTMLメールは画像の挿入や開封チェックも可能です。メルマガの中に数行の広告を入れる場合と、広告だけで配信されるものがあります。
メルマガ挿入タイプは、メルマガ読者層とフィットしていれば広告効果が高まることが期待できます。いずれもインプレッション数を増やし、認知度を高める効果が期待できます。読者にクリックしてもらい、その先に詳しい宣伝内容を表示させることができます。
②ネイティブ広告
広告を“普通のコンテンツの一部として見てもらう”ことを目的とした広告をネイティブ広告といいます。記事広告もネイティブ広告の一種です。メディア側の記事の体裁で記入されるため、媒体のブランド力・信用力を借りることで読者に読まれやすい特徴があります。
記事内容も他の記事と同程度のクオリティの文章で表現されるため、読者に安心感を持って読んでもらいやすいという利点があります。
③リスティング広告(検索連動型広告)
GoogleやYahoo! Japanなどの検索エンジンでキーワード検索された際に検索結果の上にアイコンで広告として表示されるものです。検索した人がそのキーワードに関する情報を欲しているので、ニーズのある人に広告を見てもらえる効果があります。一方、広告と表示されているためクリックされにくいという難点はあります。キーワードによって広告の値段が変わります。
④アドネットワーク
アドネットワークとは、GDN(Google Display Network)やYDN(Yahoo! DN)等のように複数の広告媒体(Webサイトやソーシャルメディア等)を集めた広告配信ネットワークに広告をまとめて配信する広告手法です。
ユーザーの情報や閲覧履歴から広告対象を選ぶ(ア)ターゲティング広告と(イ)ユーザーのターゲティングを行わない非ターゲティング広告とがあります。(ア)ターゲティング広告には、(a)広告主のリストを使ったターゲティング広告と、(b)アドネットの推計データを使ったものとがあります。
さらにその中に一度自社のWebサイトを訪問したユーザーを対象に広告を配信するリターゲティング広告(通称:リタゲ)があります。
⑤DSP
DSPとは、Demand-Side Platformの略称で、広告主側が利用するプラットフォームです。DSPは、SSP(Supply-SidePlatform)というメディア側のプラットフォームと対になっていて、広告枠を一番高い値段で落札した広告主の広告が瞬時に判別され、表示されるようにした仕組みです。広告主はこうしたサービスを使って、いろいろな媒体に予算に合わせて広告を出すことができます。
⑥アフィリエイト広告
成果報酬連動型広告で、対象とするWebサイトを閲覧し、最終的に購入や入会に繋がった場合に、通常その一部が成果報酬として支払われるタイプの広告です。よくそれとなく特定の商品・サービスを紹介して誘導する広告があります。成果報酬型なので、初期費用が掛からない、もしくは少なくて済むというメリットがあります。
ただ、アフィリエイト側が成果報酬を狙って誇大宣伝や誤解を招くような紹介をすることもあり、トラブルの原因となったりします。
⑦SNS 広告
LINE、Twitter、Facebook、Instagram、TikTok等のSNS(SocialNetworking Service)の利用ユーザーがそれぞれ数千万人に上ることを利用して、その中のユーザーの属性(居住地域、年齢、性別、学歴、趣味、言語等)を選択して、その属性に合ったユーザーに対して広告を発信していく方法です。
LINE広告は、若者だけでなく、50代60代以上の世代の利用数も多く他のSNSに比べ幅ひろい年代層にアプローチできるメリットがあります。
Twitter広告は、リツイートにより拡散力があるのが強みで、推定属性を使いますが、ターゲットに正確性も出て来ています。
Facebookなどではタイムラインのニュースフィード内と横のサイドメニューに広告が掲載されることが多いです。Facebookの場合、10代20代の利用者数が少なくなっています。
Instagramは、現在はFacebook傘下にあるため、Facebookのユーザー属性情報に基づいて広告が打てます。
⑧動画広告
世界最大の動画コンテンツ共有サイトであるYouTubeに掲載された動画のうち、閲覧回数の多いものに対して、その前・中・後等に5〜15秒程度の短い動画広告を入れるものです。これをインストリーム広告といいます。有名ユーチューバーなどは投稿によっては閲覧回数が数百万回に達するものがあり、そこに広告を出せるので効果的です。
動画が視聴完了、または、広告がクリックされた場合のみ料金が発生するため、途中でスキップされた場合など余計な費用がかからないというメリットがあります。
⑨インフルエンサーマーケティング
インターネットの世界で影響力の強い人のことをインフルエンサー(Infl uencer)といいます。彼らのフォロワーが多いことを利用して、インフルエンサーから商品・サービス紹介してもらうことで自社製品・サービスの購入に繋げようという手法です。化粧品や衣料品等嗜好性の強いものや、ワインや特定産地もの等まだ市場認知度が低いニッチな商品・サービスを売り込むのに効果的です。
⑩位置情報マーケティング
スマホの位置情報を利用して、利用者が特定の場所に来たら近隣の飲食店や娯楽施設などを紹介するエリアマーケティングに有効なサービスです。こちらは立地に依存したビジネスでついで立ち寄り等の可能性がある商品・サービスに向いています。ターゲティング広告の一種とも言えます。
様々なネット広告手法からより効果的なものを選ぶ
井口 嘉則
株式会社ユニバーサル・ワイ・ネット 代表取締役
オフィス井口 代表
↓コチラも読まれています
ハーバード大学が運用で大成功!「オルタナティブ投資」は何が凄いのか
富裕層向け「J-ARC」新築RC造マンションが高い資産価値を維持する理由