SBI証券で「新NISA」を始める方法を、口座開設の流れから三井住友カードによる積立設定のやり方まで徹底解説。SBI証券で新NISAを始めるメリット・デメリット、知っておくべき設定、「つみたて投資枠」のおすすめ銘柄(投資信託)についても、FP資格を持つ証券会社出身のSGO編集者が初心者にもわかりやすくお伝えします。
SBI証券の「新NISA(旧つみたてNISA)」の始め方と買い方…積立設定のやり方と口座開設の流れを解説【つみたて投資枠】

『資産形成ゴールドオンライン』は複数の企業と提携して情報を提供しており、当サイトを経由して申込みがあった場合、各企業から報酬が発生することがあります。しかし、提携の有無などが本ページ内のサービスの評価や掲載順位に関して影響を及ぼすことはありません(提携会社一覧)。

SBI証券は、グループ全体(SBI証券、SBIネオモバイル証券、SBIネオトレード証券、FOLIO)の口座開設数が国内最多の1,300万超(2024年7月時点)となり、国内株式個人取引シェアNo.1のネット証券です。

 

異業種との金融仲介業の取り組みを強化しており、投資信託のクレカ積立に設定できるカードや貯められるポイントの種類が多いことでも人気を集めています。

 

しかし、(旧制度の)つみたNISA口座開設者における「投資未経験者」の割合は90.4%という日本証券業協会のデータもあるように、せっかく口座開設をしてもNISAの積立設定に苦戦して諦めてしまう方もいるはずです。

 

そこで本記事では、旧制度のNISA(少額投資非課税制度)が大幅に拡充される形で2024年からスタートした「新しいNISA(以下、新NISA)」をSBI証券で始める方法を初心者にもわかりやすく解説します。

 

「そもそもSBI証券のNISAってどうなの?」

「積立設定方法がわからない」

「どの銘柄を選んだらいいかわからない」

 

のような要望や疑問を持っている方は、ぜひ参考にしてください。最後まで読めば、SBI証券で自信を持って新NISAを始められます。

 

\SBIグループの口座数が1,300万を突破/

SBI証券の公式サイトへのリンク

 

SBI証券の新NISAの始め方~買い方

 

1. SBI証券で「新NISA」を始める方法(口座開設の流れ)

パソコンを操作する女性
(※写真はイメージです/PIXTA)

 

SBI証券で新NISAを始めるには、株式取引などができる「証券総合口座」を開設する必要があります。NISA口座だけを開設することはできません。

 

必要書類や手順などは『SBI証券の口座開設の流れ…かかる日数や注意点、おすすめ初期設定は?』でわかりやすく説明しているので、証券口座を作ることが初めての人は参考にしてください。

 

ここでは、“流れ”を解説します。

 

 

順番に解説します。なお、SBI証券の証券総合口座を持っておらず、他社で保有しているNISA口座をSBI証券に変更する場合も、ここで説明する方法に沿って口座開設をする必要があります。

STEP1:メールアドレスを登録する

SBI証券の口座開設ページから「口座開設にすすむ>」ボタンをタップすると、次の画像のように、メールアドレスを入力する画面が表示されます。入力して送信しましょう。

 

メールアドレスの登録

 

すると、入力したメールアドレスに6桁の「認証コード」が送られてくるので、認証画面に入力して「次へ」をタップしてください。これでメールアドレスの登録は完了です。

 

STEP2:基本情報を入力する

次に、住所や名前など以下の13項目の基本情報を入力していきます。

入力する基本情報(13項目)

1. 居住地
2. 名前
3. 生年月日
4. 性別
5. 電話番号
6. メールアドレス
7. 住所
8. 特定口座を開設する/しない
9. 本年1月1日時点の住民票記載の都道府県
10. NISAの選択
11. 住信SBIネット銀行 口座開設同時申し込みの選択
12. SBI新生銀行 口座開設同時申し込みの選択
13. SBI証券ポイントサービス申し込み

10番目の「NISAの選択」で、「NISAを申し込む(無料)」を選びます。

 

NISAを申し込む

 

そして、SBI証券で新規でNISA口座を開設する場合は左側の「新規で開設する」、他社から乗り換える場合は右側の「他社から乗り換える」を選択します。

 

13項目の基本情報の入力が完了して「次へ」をタップすると、「規約の確認」が表示されます。PDFに目を通したらチェックをつけて、「同意する」をタップしてください。

 

STEP3:口座開設方法を選択する(ネットもしくは郵送)

これ以降の口座開設手続きを、「①ネット」と「②郵送」のどちらで進めるかを選択する画面が表示されます。

 

ネットで口座開設

 

早く口座を開設したい人や、本人確認書類をネットでアップロードするのに抵抗がない人は、「①ネットで口座開設」を選びましょう。申込後、最短2営業日で取引を開始できます。一方、「②郵送で口座開設」を選んだ場合は、最短7営業日で取引を始められます。

 

ネットでの手続きは最初は苦戦するかもしれませんが、最近の口座開設では主流なので、今後のためにも慣れておくことをおすすめします。

 

ここでは、ネットで口座開設を進める方法を紹介します。

 

「①ネットで口座開設」を選択すると「口座開設申込の完了」と表示されますが、これはまだ仮開設の状態です。ユーザーネームとログインパスワードが発行されるので、スクリーンショットを撮るかメモで保存しておきましょう。

 

STEP4:本人確認書類を提出して審査を依頼(仮開設)

口座開設状況画面からログインID(ユーザーネーム)とパスワードを入力してログインしたら、手順に従って本人確認書類をアップロードします。

 

この際、本人確認書類に「マイナンバーカード」を選び、eKYC(電子本人確認)という技術を用いたセルフィー撮影(自撮り)を選ぶと、より早く口座開設が完了します。

 

(SBI証券公式YouTubeチャンネル『「スマホで撮影!かんたん登録!」での口座開設方法のご紹介(セルフィー+マイナンバーカード)』)

 

一方、本人確認書類に「(紙の)通知カード+運転免許証」の組み合わせを選んだ場合は、スマホもしくはPCに端末に保存した本人確認書類をアップロードする方法で本人確認を行う必要があります。

 

必要書類の提出が完了すると、SBI証券と税務署で審査が始まります(総合口座だけの開設の場合はSBI証券のみ)。

 

STEP5:初期設定をして口座開設通知を受け取る(本開設)

審査中はまだ取引はできませんが、「①ネットで口座開設」を選択した場合は「初期設定」だけは先にできます。

 

初期設定をしないとどっちみち取引できないので、この流れで以下の情報を登録しておくことをおすすめします。

初期設定で登録する情報

・連絡先
・職業
・勤め先
・世帯主との続柄
・インサイダー登録 ※上場企業の場合のみ
・振込先金融機関
・国内株式手数料プランの選択
・配当金の受取方法の選択
・投資に関する質問
・簡単なアンケート(SBI証券を選んだ理由)
・信用取引口座、FX取引口座、先物・オプション取引口座の申込みの有無

提出書類の審査が完了すると、SBI証券から「口座開設完了通知」が届きます。これで、本開設が完了です。

 

「メールで受け取る」を選択した場合は、メールで「取引パスワード設定ページへのURL」が送られてくるので、アクセスして任意の取引パスワードを設定しましょう。もしくは「口座開設状況の確認」から必要事項を入力し、取引パスワードを設定してください。

 

NISAの積立額を証券口座から引き落とし(現金決済)する場合は、ログインしてSBI証券の口座に入金しておくことをおすすめします。ただし、クレジットカード決済の場合は「後払い」となりカード会社から請求がくるので、SBI証券への入金は不要です。

 

\国内株式個人取引シェアNo.1/

SBI証券の公式サイトへのリンク

 

関連記事

 

2. SBI証券での「新NISA」の買い方(PCで投資信託の積立設定をするやり方)

パソコンを操作している女性
(※写真はイメージです/PIXTA)

 

SBI証券の新NISA口座の開設ができたら、積立設定をしていきましょう。SBI証券のクレカ積立の場合は、毎月10日までに設定すれば翌月から買付が実行されます。

 

なお、新NISAには「つみたて投資枠」と「成長投資枠」があり、つみたて投資枠では投資信託やETF(上場投資信託)の積立買付、成長投資枠では株式や投資信託の買付ができます。つみたて投資枠は月10万円、成長投資枠は月20万円まで投資可能ですが、あとから増額もできるので、無理のない範囲内で始めましょう。

 

ここでは、三井住友カードで月5万円で積立設定する方法を紹介します。設定する銘柄は、個人投資家に人気の「eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)」です。

 

なお、最初にPCによる設定方法を紹介し、3章でスマホアプリから設定する方法をお伝えします。あなたの環境に合った方法で進めてください。

 

 

順番に解説します。

STEP1:ログインして「NISA」をクリック

SBI証券にログイン後、上部メニューの「NISA」をクリックします。

 

NISA

 

STEP2:積立設定するファンドを探す

積立設定する銘柄を探す方法はいくつかありますが、ここではSBI証券が新NISA(つみたて投資枠)で取り扱っている銘柄一覧から検索する方法を紹介します。

 

下にスクロールすると「NISAで買える銘柄を探す」のメニューがあるので、右側の「つみたて投資枠で買える商品」の「投資信託」をクリックしてください。成長投資枠で買う場合は左側の「投資信託」もしくは「国内・外国株式」から探せます。その下には、SBI証券ユーザーがNISAで買付をしている銘柄のランキングが表示されます。

 

つみたて投資枠で買える商品

 

「つみたて投資枠で買えるファンドを探す」の「投資信託」をクリックすると、SBI証券の新NISA(つみたて投資枠)で取り扱っている全銘柄が表示されます。

 

この画面はSBI証券で投資信託を探す「投信パワーサーチ」という機能の1つで、様々な条件を指定することで銘柄を絞り込むことができます。ここでは、一番上の検索ボックスに「Slim」と入力して「検索」をクリックして(全部小文字でもOK)、ファンド名に「Slim」が入った全銘柄を表示させます。

 

投資信託パワーサーチ

 

検索結果から「eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)」を探してファンド名をクリックしましょう。

 

STEP3:「積立買付」から設定内容を入力する

ファンドの基準価額や純資産などの情報が載った画面が表示されたら、「積立買付」をクリックして、設定内容を入力していきます。

 

積立買付

 

① クレジットカードの登録

SBI証券とクレジットカードの紐づけがまだの人は、「クレジットカードを登録する」から登録します。

 

三井住友カードの場合は会員専用サイト「Vpass(ブイパス)」への登録が必要で少々面倒ですが、『SBI証券でクレカ積立…「三井住友カード」の登録・設定方法を解説』を参考にしてがんばって設定してみてください。

 

② 決済方法

決済方法は、ここでは「クレジットカード」を選びます。

 

③ 預り区分

預り区分は、ここでは「NISA(つみたて投資枠)」を選びます。

 

④ 積立コースと申込設定日

クレカ積立の場合、積立コース(積立頻度)は「毎月1日」だけでしたが、2024年6月以降は「毎月3日~9日のいずれか」から選べるようになりました(参照:SBI証券『クレカ積立の発注日を選べるようになります』)。

 

一方、現金決済の場合は「毎日・毎週・毎月」から選べます。「毎週」は何曜日に購入するか、「毎月」は何日に購入するかを設定します。

 

積立頻度の違いで運用成績に大きな差が出ることはないとされているので、クレカ積立の買付日が月1回だけでも心配する必要はありません。

 

⑤ 積立金額

積立金額は、クレカ積立の場合は100円~100,000円の範囲内で入力します。

 

すべて設定したら、「次へ」をクリックします。

 

STEP4:目論見書を確認する

積立設定するファンドの目論見書(投資信託の説明書のようなもの)が表示されたら、中身に目を通しましょう。

 

目論見書(目論見書補完書面を含む)をチェックすると、「確認画面へ」のボタンが青に変わってクリックできるようになります。

 

STEP5:設定内容を確認後、取引パスワードを入力して「設定する」をクリック

設定内容を必ず確認し、取引パスワード(ログインパスワードとは異なる)を入力したら、最後に「設定する」をクリックします。

 

次の画面のように、「積立設定を受付致しました」と表示されたら完了です。

 

積立設定を受付致しました

 

設定内容の確認や解除、変更・追加は、その下の「現在の積立設定を確認する場合はこちら」から行えます。

 

\NISAの銘柄数はトップクラス/

SBI証券の公式サイトへのリンク

 

関連記事

 

3. SBI証券での「新NISA」の買い方(スマホで投資信託の積立設定をするやり方)

「かんたん積立アプリ」の画面
■「かんたん積立アプリ」の画面 (引用:SBI証券


PCの次は、『SBI証券 かんたん積立アプリ』で積立設定する方法を紹介します。流れはPCとほぼ一緒です。

 

「SBI証券のPCサイトは使いづらい」という声も一部にはあり、「PCを持っていない」「スマホで気軽に始めたい」という人にはアプリでの設定がおすすめです。

 

 

順番に解説します。

STEP1:『SBI証券 かんたん積立アプリ』をインストールしてログイン

早速、以下より『SBI証券 かんたん積立アプリ』をインストールしてください。

 

 

なお、SBI証券には他にも『SBI証券 株アプリ』など複数のアプリがありますが、新NISAの積立設定ができるのは『SBI証券 かんたん積立アプリ』だけです。

 

ダウンロードしたら、ログインしましょう。

 

「SBI証券 かんたん積立アプリ」にログイン

 

STEP2:積立設定するファンドを選ぶ

PCによる設定と同様、積立設定するファンドを探す方法はいくつかあります。ここでは、右下のメニューアイコンをタップすると表示される「ファンドランキング」から選ぶ方法を紹介します。

 

ファンドランキング

 

タップすると、次のような「週間(月間)の積立設定金額ランキング」が表示されます。

 

ランキング

 

ここでは、「eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)」をタップします。

 

STEP3:「積立買付」をタップして目論見書を確認する

個別銘柄の画面が表示されたら、左側の「積立買付」をタップしてください。

 

積立買付

 

すると、積立設定するファンドの目論見書(説明書)が表示されるので、タップして中身に目を通しましょう。

 

説明書を確認する

 

下の「同意しました」にチェックを入れられるようになったらチェックをして、「進む」をタップします。

 

STEP4:積立設定内容を入力して取引パスワードを入力

「新規設定入力」の画面が表示されたら、設定内容を入力していきましょう。

 

ここでは、決済方法は「クレジットカード」、預り区分は「NISA(つみたて)」を選びます。つみたて投資枠(月10万円)を使い切っている場合は、決済方法を「現金」、預り区分を「NISA(成長投資枠)」にすると、月10万円以上を積立設定することもできます。

 

決済方法と預り区分

 

クレカ積立の場合はコース設定は「毎月1日」だけで、任意の積立頻度を選ぶことはできません。

 

積立金額は、クレカ積立の場合は100円~100,000円の範囲内で入力します。

 

積立金額

 

すべて設定したら、取引パスワードを入力して「設定確認画面へ」をタップします。

 

STEP5:設定内容を確認後、「設定」をタップ

設定内容を確認したら、「設定」をタップします。「下記の設定を受付いたしました」と表示されたら完了です。

 

積立設定状況

 

なお、積立設定内容の確認や削除、変更・追加は、メニューの「積立設定状況」から行えます。

 

\『かんたん積立アプリ』が使いやすいと評判/

SBI証券の公式サイトへのリンク

 

関連記事

 

■お知らせ

SBI証券は、2024年6月25日に『SBI証券 WEBサイトリニューアルに関するお知らせ』を発表。

2024年7月から2025年にかけて順次サイトやアプリをリニューアル中ですが、「株アプリ」はリリースから2週間で「UIが悪い」との意見を受けて「旧アプリ」を再配信。もうしばらく時間がかかりそうです。

 

4. SBI証券で「新NISA」を始めるメリット5つ

(SBI証券公式YouTubeチャンネル『〈2024年からの「新しいNISA」について〉』)

 

SBI証券の口座を開設して新NISA(つみたて投資枠)の積立設定をする方法を紹介してきましたが、

 

「本当にSBI証券でいいのか迷っている」

「実は楽天証券と迷っている」

「もっといい証券会社があるのではないか」

 

と思っている人もいるはずです。そこで本章では、新NISAのサービスを取り扱う金融機関のなかから、“SBI証券ならでは”の新NISAのメリットを次の5つに絞って解説します。

 

 

それぞれ解説します。

 

■補足

その他のメリットに「100円から始められる」「積立頻度で『毎週』が選べる」などを挙げる意見もあります。

しかし、毎月100円を数十年間積み立てても大きな金額にはなりません。また、運用成績は売却時の価格に大きく左右され、どの積立頻度(毎日・毎週・毎月)を選んでも大差はないとされているので、ここではあえて取り上げません。

メリット①:商品ラインナップが充実

ファンド
(※写真はイメージです/PIXTA)

 

新NISA(つみたて投資枠)で積立設定できる銘柄は、金融庁が定めた一定の条件を満たす301本の投資信託とETFに限られます(銘柄一覧は金融庁のサイトを参照)。

 

そのうち、SBI証券は全銘柄の約83%にあたる250本の投資信託をカバー(2024年12月2日時点)しており、新NISAを取り扱う金融機関ではトップ。

 

SBI証券なら銘柄選択の自由度が高く、自分に合った投資対象を見つけられます。

 

なお、SBI証券の新NISA(つみたて投資枠)で購入できる全銘柄は、公式サイト投資信託 パワーサーチから取扱取引の「NISA(つみたて投資枠)」にチェックを入れると確認できます。

 

メリット②:クレカ積立ができるカードの種類が多い

クレジットカード
(※写真はイメージです/PIXTA)

 

投資信託の積立額をクレジットカードで決済する方法が「クレカ積立」で、特定口座や一般口座だけではなく、新NISA口座でもクレジットカードを利用して決済することができます。

 

クレカ積立を実施しているネット証券は他にもありますが、選べるカード会社は1社が基本。しかし、SBI証券は異業種の企業と金融商品仲介業の取り組みを強化しており、8種類のクレジットカードから選んでクレカ積立をして、そのカード会社が発行するポイントを貯めることができます。

 

8種類のカードと付与されるポイントの組み合わせをまとめたのが、次の表です。

 

■SBI証券で「クレカ積立」ができる8種類のカードとポイント付与率

カードの種類 付与されるポイント ポイント
付与率
主なカード(例)
三井住友カード Vポイント 0.0~最大3.0%※1

・三井住友カード(NL)

・三井住友カード ゴールド(NL)

・三井住友カード プラチナプリファード

Olive
フレキシブルペイ

・Olive一般

・Oliveゴールド

・Oliveプラチナプリファード

アプラスカード アプラスポイント 0.5~1.0%

・APLUS CARD with(一般カード)

・新生アプラスゴールドカード(ゴールドカード)

東急カード 東急ポイント 0.25~3.00%※2

・TOKYU CARD ClubQ JMB

・TOKYU CARD ClubQ JMB ゴールド

タカシマヤカード タカシマヤポイント 0.3~0.5%

・タカシマヤカード

・タカシマヤカード《ゴールド》

UCSマーク
のついたカード
・Uポイント
・majicaポイント
0.5%

・majica donpen card

・UCSゴールドカード

大丸松坂屋カード QIRAポイント 0.25~0.5%

・大丸松坂屋カード

・さくらパンダカード

・大丸松坂屋ゴールドカード

・大丸松坂屋お得意様ゴールドカード

オリコカード ・オリコポイント
・暮らスマイル
・提携先オリジナルポイント
0.5%

・Orico Card THE POINT

・Orico Card THE POINT PREMIUM GOLD

・Orico Card THE GOLD PRIME

・Orico Card THE PLATINUM

・その他提携クレジットカード

※1:クレカ積立分を除く年間カード利用額やカードのランクによってポイント付与率は異なります。特典を受けるには一定の条件がございますので、三井住友カードのHPをご確認ください。
※2:月5万円を超える積立額のポイント付与率は一律0.25%(上限1,500P/月)

 

利用者が多いのが三井住友カードOliveフレキシブルペイで、SMBCグループが発行するVポイントが付与されます。

 

このVポイントは1ポイント=約1円分の価値があり、Amazonギフトカードなどのオンラインギフト券に交換できたり、SBI証券で投資信託をスポット購入できたりします(=「Vポイント投資」)。

 

メリット③:貯められるポイントの種類が多い

SBI証券のポイントサービス
(引用:SBI証券)

 

SBI証券には次のようなシーンでポイントが貯まる「ポイントサービス」があり、貯めるポイントを複数から選ぶことができます。

 

■SBI証券の「ポイントサービス」

 

  • 国内株式の購入
  • 国内株式の入庫
  • 投資信託の購入(クレカ積立)
  • 投資信託の保有(投信マイレージ)
  • SBIラップのおまかせ運用(SBIラップマイレージ)
  • 金銀プラチナ購入(金銀プラチナマイレージ)
  • 新規口座開設
  • ご紹介(ポイント投資紹介プログラム)

 

付与されるポイントの選択肢は次の5種類です。

 

  1. Vポイント
  2. Pontaポイント
  3. dポイント
  4. JALのマイル
  5. PayPayポイント

 

普段から貯めているポイントや、よく利用する店やサービスで使えるポイントを選びましょう(設定方法は「5.1. メインポイントの設定」で解説)。

 

メリット④:投信保有ポイントの付与率が高水準

SBI証券で貯まるポイント
(引用:SBI証券)

 

メリット③で紹介したSBI証券ポイントサービスの1つが「投信マイレージ」で、投資信託の月間の平均保有残高に応じて最大0.25%のポイントが付与されます。

 

同様のサービスは他社にもありますが、SBI証券のポイント付与率は総じて高く、投信残高の増加とともに獲得できるポイントが毎月着実に増えていきます(銘柄ごとの付与率は「ポイント付与率一覧」で確認できます)。

 

そして、投信マイレージで貯まるポイントにもVポイントを選ぶと、三井住友カードによるクレカ積立と合わせて“Vポイントの二重取り”ができます。

 

■SBI証券の投信積立で貯まるポイント

タイミング ポイント
クレカ積立時 Vポイント
→三井住友カードとOliveの場合
保有時 ・Vポイント
・Pontaポイント
・dポイント
・JALのマイル
・PayPayポイント
から1つを選択

 

投信マイレージは、新NISA口座だけでなく、特定口座や一般口座で保有している投資信託の残高に対してもポイントが付与されるます。そのため、たとえば1,000万円といったある程度まとまったお金を投資信託で運用したい場合は、SBI証券であれば初月から多くの投信保有ポイントを獲得することも可能です。

 

メリット⑤:IPOの取扱い銘柄数が多い

IPO
(※写真はイメージです/PIXTA)

 

上場初日に、募集したときよりも高い株価がつく傾向があることで人気の「IPO(新規上場株式)」。SBI証券はIPOの取扱い銘柄数が多く、1年間に新規上場する株式会社の90%超の銘柄の抽選に参加できます。

 

このIPO銘柄をSBI証券で抽選で獲得し、新NISAの成長投資枠で購入して株価が上昇したタイミングで売却できれば、約20%の税金が課されることなく値上がり益をまるまる受け取ることもできます。

 

さらに、SBI証券にはIPOの抽選に外れても“残念賞”として「IPOチャレンジポイント」が1銘柄につき1ポイント付与され、ポイントを貯めて申し込むと当たりやすくなるユニークな仕組みもあります。

 

そのため、SBI証券が取り扱うIPOの抽選に毎回申し込んでIPOチャレンジポイントをコツコツ貯めて、魅力的なIPOの案件が出てきたときに全部のポイントを使って申し込めば、いつかは当選する仕組みになっています。

 

筆者が獲得したIPOチャレンジポイント
■筆者が獲得したIPOチャレンジポイント

 

ちなみに筆者もSBI証券で毎回IPOの抽選に参加しており、上記の画像のようにこれまで819Pを貯めています。

 

\チャレンジポイントでIPOの当選確率アップ/

SBI証券の公式サイトへのリンク

 

関連記事

 

5. SBI証券で「新NISA」を始めるときのおすすめ設定5つ

ポイント
(※写真はイメージです/PIXTA)

 

ここでは、SBI証券で新NISAを始めるときに最初に設定しておくとお得な設定・サービスを5つ紹介します。

 

 

それぞれ解説します。

5.1. メインポイントの設定

ポイント
(※写真はイメージです/PIXTA)

 

メリット④で紹介した「投信マイレージ」をはじめとしたSBI証券のポイントサービスで貯まるポイントは、「メインポイントの設定」をしないと付与されません。

 

口座開設時は、「STEP2:基本情報を入力する」で設定します。

 

ポイント選択
※現在は「Tポイント」は表示されません

 

あとから変更する場合は、WEBサイトにログイン後、「口座管理」>「お客さま情報 設定・変更」>「ポイント・外部ID連携」>「ポイントサービス詳細はこちら」>「メインポイント設定」から手続き可能です。

 

メインポイント設定画面
■筆者のメインポイント設定画面

 

5.2. クレジットカードの登録

クレジットカードを持った女性
(※写真はイメージです/PIXTA)

 

メリット②でお伝えしたとおり、SBI証券では8種類のクレジットカードからクレカ積立をするカードを選ぶことができます。なかでもおすすめなのが三井住友カードで、積立額に応じてVポイントが付与されます。

 

WEBサイトの場合は、「取引」>「投資信託」>「投信(積立買付)」>「クレジットカード」をクリックし、「カードを登録する」から事前に設定しておきましょう。

 

クレジットカードの登録画面
(引用:SBI証券

 

なお、カードで決済をしなくても、証券口座の「預り金」からの引き落とし(現金決済)でも買付はできます。

 

同じ金額を投資するならカードで決済したほうがポイント付与分だけお得に運用ができますが、クレジットカードを持ちたくない人もいるはずなので、やりやすい方法をお選びください。

 

5.3. SBIハイブリッド預金

SBIハイブリッド預金の仕組み
■「SBIハイブリッド預金」の仕組み (引用:住信SBIネット銀行)

 

SBIハイブリッド預金」は、住信SBIネット銀行におけるSBI証券と連携した預金口座のことです。

 

SBI証券の口座と連携すると、SBIハイブリッド預金の残高がSBI証券の買付余力に自動的に反映されたり、株式の売却代金がSBI証券からSBIハイブリッド預金に自動振替(自動出金)できたりするメリットがあります。

 

SBI証券の新NISAのつみたて投資枠でクレカ積立のみ行う場合はあまり関係ありませんが、成長投資枠で国内株式や外国株式を取引する予定がある人は、住信SBIネット銀行の口座も同時開設してSBI証券と連携すると入出金がスムーズになって便利です。

 

なお、同様のサービスに、SBI証券とSBI新生銀行との連携サービス「SBI新生コネクト」もあります(併用は不可)。

 

しかし、SBI新生コネクトで自動入金ができるのは投信積立の設定金額だけなので、株式取引もできる新NISAにおいては、住信SBIネット銀行のほうがおすすめです。

 

5.4. 手数料プランを無料にする切り替え

FREE
(※写真はイメージです/PIXTA)

 

SBI証券では「ゼロ革命」により、国内株式(現物・信用)とS株(単元未満株)を手数料無料で売買できます。

 

新NISA口座(成長投資枠)では、投資信託、国内株式、外国株式を手数料無料で取引できますが、特定口座や一般口座で取引するときに備えて、初期設定では有料プランになっている手数料を無料プランに変更しておくと安心です。

 

無料でいいですよ!と言ってくれているものに手数料を払うのはもったいないです。

 

無料にするやり方は簡単で、次の3種類の報告書の受取方法を「郵送」から「電子交付」に切り替えるだけ。

 

  1. 円貨建のお取引・米株信用取引の各種報告書
  2. 特定口座年間取引報告書
  3. 米株信用を除く外貨建取引の各種報告書

 

WEBサイトにログイン後、「口座管理」> 「電子交付書面」の順に進み、「電子交付サービス(電子交付書面閲覧サービス)」の画面で「電子交付に変更」をクリックしましょう。

 

電子交付に変更
(引用:SBI証券)

 

5.5. 配当金の受領方法の変更

配当金の受領方法には、「株式数比例配分方式」「登録配当金受領口座方式」「従来方式(配当金受領証方式と個別銘柄指定方式)」の3種類があります。しかし、NISA口座で国内上場株式等の配当金を非課税にするには、配当金の受領方法を「株式数比例配分方式」にしておく必要があります。

 

配当金受取方式の表
(引用:SBI証券)

 

WEBサイトにログイン後、「口座管理」>「お客さま情報 設定・変更」>「お取引関連・口座情報」の「配当金受領サービス」の順にクリックしてご確認ください。

 

配当金受領サービス

 

別の方法を設定していた場合は、「変更」から「株式数比例配分方式」に設定してください。

 

株式数比例配分方式

 

新NISAの成長投資枠では株式取引もできるので、高配当銘柄や海外ETFの取引を検討している人は事前に確認しておきましょう。

 

\新NISAの売買手数料は無料/

SBI証券の公式サイトへのリンク

 

関連記事

 

6. SBI証券の「新NISA(つみたて投資枠)」のおすすめ銘柄(投資信託)10選

ファンド
(※写真はイメージです/PIXTA)

 

SBI証券の新NISAを始める方法がわかっても、どの銘柄を選んだらいいかわからない人は多いはずです。そこで本章では、SBI証券が取り扱っている新NISA(つみたて投資枠)の銘柄から、おすすめの投資信託を紹介します。

 

その前に、長期資産形成に適した銘柄選びのポイントについて簡単に触れておきます。

 

■新NISA(つみたて投資枠)の銘柄選びのポイント

 

  1.  信託報酬が低いインデックスファンド
  2. 「全世界株式」か「先進国株式」か「米国株式」
  3.  純資産が100億円以上
銘柄選びのポイント解説

 

新NISA(つみたて投資枠)やiDeCoのように、数十年にわたって毎月コツコツ積立買付する方法の場合は、コストを最小にして、長期でみると右肩上がりになる確率が高い商品に投資することが重要です。

 

そして、信託報酬(投資信託の運用や管理にかかる手数料)が低い「インデックスファンド」を選ぶことが鉄則。

 

ただし、インデックスファンドなら何でもOKということではありません。世界経済は今度も成長し続けるという予想のもと、「全世界株式」や「先進国株式」、そして「全世界株式」や「先進国株式」の構成銘柄の約60~70%を占める「米国株式」を選ぶことがセオリーとされています。

 

それに加えて、投資家から資金が集まらず運用が途中でストップしないように、投資信託の人気のバロメーターともいえる純資産(株式でいう時価総額)が100億円以上のファンドを選んでおけば、銘柄選びで大きな失敗をするリスクは少なくなります。

 

上記3つのポイントを満たした、SBI証券の新NISA(つみたて投資枠)でおすすめの銘柄が、ここで紹介する10本です(10番目の「バランス型」は、1本のファンドで株式や債券などの複数の資産に投資してリスクを軽減した商品)。

 

資産形成について学んでいる最中の方は、このなかから1本を選んで始めてみましょう。あとから増額もできるので、まずは勉強のために1,000円などの少額でも大丈夫です。1本の投資信託で何百や何千という企業に分散投資されているので、無理して複数のファンドを購入してポートフォリオ(資産配分)を組む必要はないと筆者は考えます。

 

なお、純資産やトータルリターンの数字は、ウェルスアドバイザー株式会社の2024年12月2日時点のものです。

 

①「eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)」

ファンド名 eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)
資産クラス 全世界株式
連動する指数 MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス
基準価額 26,624円
純資産額 4兆7,247.29億円
信託報酬(税込) 0.05775%
トータルリターン +38.89%(1年)、+17.22%(3年)、+19.34%(5年)    
運用会社 三菱UFJアセットマネジメント(旧三菱UFJ国際投信)
ファンドの特色

業界最低水準の運用コストを将来にわたって目指すことで人気の「eMAXIS Slim」シリーズ。
愛称は『オルカン』。日本を含む47ヵ国の先進国と新興国の株式に投資できる。
投資先の割合は、1位がアメリカ、2位が日本、3位がイギリス。
2024年9月に中国株を60銘柄除外(追加2)&インド株を7銘柄追加(除外1)し、構成銘柄の入れ替えを実施。
投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2023のイベントでは、5年連続で1位を獲得。

※表のなかのファンド名をクリックすると、最新の価格やチャートが見れます。

 

②「SBI・全世界株式インデックス・ファンド)」

ファンド名 SBI・全世界株式インデックス・ファンド
資産クラス 全世界株式
連動する指数 FTSEグローバル・オールキャップ・インデックス
基準価額

24,860円

純資産額 2,386.90億円
信託報酬(税込) 0.1102%
トータルリターン +37.66%(1年)、+16.3%(3年)、+18.64%(5年)
運用会社 SBIアセットマネジメント
ファンドの特色

愛称は『雪だるま(全世界株式)』。3つのETF「バンガード・トータル・ストック・マーケットETF」(VT)、
「SPDR ポートフォリオ・ディベロッブ・ワールド(除く日本く)ETF」(SPEW)、
「SPDR ポートフォリオ・エマージングマーケッツETF」(SPEM)を通じて、
日本を含む先進国・新興国などの全世界の株式約8,000銘柄(大型・中型・小型株)に投資できる。

※表のなかのファンド名をクリックすると、最新の価格やチャートが見れます。

 

③「SBI・V・全世界株式インデックス・ファンド」

ファンド名 SBI・V・全世界株式インデックス・ファンド
資産クラス 全世界株式
連動する指数 FTSEグローバル・オールキャップ・インデックス
基準価額 16,210円
純資産額 490.63億円
信託報酬(税込) 0.1338%
トータルリターン +37.76%(1年)
運用会社 SBIアセットマネジメント
ファンドの特色 愛称は『SBI・V・全世界株式』。2022年1月31日に設定。
世界最大級の運用会社バンガード社の「バンガード・トータル・ワールド・ストックETF」を通じて、
日本を含む先進国・新興国などの全世界の株式約8,000銘柄(大型・中型・小型株)に投資できる。

※表のなかのファンド名をクリックすると、最新の価格やチャートが見れます。

 

④「eMAXIS Slim全世界株式(除く日本)」

ファンド名 eMAXIS Slim全世界株式(除く日本)
資産クラス 全世界株式
連動する指数 MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス(除く日本)
基準価額 26,975円
純資産額 6,052.24億円
信託報酬(税込) 0.05775%
トータルリターン +39.82%(1年)、+17.47%(3年)、+19.77%(5年)   
運用会社 三菱UFJアセットマネジメント(旧三菱UFJ国際投信)
ファンドの特色 業界最低水準の運用コストを将来にわたって目指し続けることで人気の「eMAXIS Slim」シリーズ。
『eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)』から日本を除く先進国と新興国の株式に投資できる。
投資先の割合は、1位がアメリカ、2位がイギリス、3位がカナダ。
すでに日本の個別株式を保有しており、日本株の資産構成比を高めたくない人におすすめ。
投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2023」のイベントでは、5位にランクイン。

※表のなかのファンド名をクリックすると、最新の価格やチャートが見れます。

 

⑤「eMAXIS Slim米国株式(S&P500)」

ファンド名 eMAXIS Slim米国株式(S&P500)
資産クラス 米国株式
連動する指数 S&P500指数
基準価額 32,768円
純資産額 6兆0,492.89億円
信託報酬(税込) 0.09372%
トータルリターン +45.08%(1年)、+21.11%(3年)、+23.51%(5年)    
運用会社 三菱UFJアセットマネジメント(旧三菱UFJ国際投信)
ファンドの特色

業界最低水準の運用コストを将来にわたって目指し続けることで人気の「eMAXIS Slim」シリーズ。
S&P500インデックスマザーファンドへの投資を通じて、米国企業500社に投資する。
投資先の割合は、1位がアップル、2位がマイクロソフト、3位がアマゾン。
投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2023のイベントでは、3位にランクイン。

※表のなかのファンド名をクリックすると、最新の価格やチャートが見れます。

 

⑥「SBI・V・S&P500インデックス・ファンド」

ファンド名 SBI・V・S&P500インデックス・ファンド
資産クラス 米国株式
連動する指数 S&P500指数
基準価額 29,968円
純資産額 1兆9,481.16億円
信託報酬(税込) 0.0938%
トータルリターン +45%(1年)、+21.03%(3年)、+23.37%(5年) 
運用会社 SBIアセットマネジメント
ファンドの特色 愛称は『SBI・V・S&P500』。2021年6月15日に『SBI・バンガード・S&P500』から名称変更。
世界最大級の運用会社バンガード社の「バンガード・S&P500ETF」を通じて、米国企業500社に投資する。

※表のなかのファンド名をクリックすると、最新の価格やチャートが見れます。

 

⑦「SBI・V・全米株式インデックス・ファンド」

ファンド名 SBI・V・全米株式インデックス・ファンド
資産クラス 米国株式
連動する指数 CRSP USトータル・マーケット・インデックス
基準価額 18,965円
純資産額 3,054.84億円
信託報酬(税込) 0.0938%
トータルリターン +44.77%(1年)、+19.22%(5年)  
運用会社 SBIアセットマネジメント
ファンドの特色

愛称は『SBI・V・全米株式』。2021年6月29日より運用開始。
世界最大級の運用会社バンガード社の「バンガード・トータル・ストック・マーケットETF」を通じて、
米国株式市場で投資可能な約4,000銘柄(大型・中型・小型株)に投資できる。

※表のなかのファンド名をクリックすると、最新の価格やチャートが見れます。

 

⑧「eMAXIS Slim先進国株式インデックス」

ファンド名 eMAXIS Slim先進国株式インデックス
資産クラス 先進国株式
連動する指数 MSCIコクサイ・インデックス
基準価額 32,677円
純資産額 8,516.08億円
信託報酬(税込) 0.09889%
トータルリターン +41.26%(1年)、+18.69%(3年)、+21.04%(5年)
運用会社 三菱UFJアセットマネジメント(旧三菱UFJ国際投信)
ファンドの特色 業界最低水準の運用コストを将来にわたって目指し続けることで人気の「eMAXIS Slim」シリーズ。
日本を除く世界の主要先進国(22ヵ国・地域)の株式に投資できる。
投資先の割合は、1位がアメリカ、2位がイギリス、3位がカナダ。
投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2023」のイベントでは、6位にランクイン。

※表のなかのファンド名をクリックすると、最新の価格やチャートが見れます。

 

⑨「ニッセイ外国株式インデックスファンド」

ファンド名 ニッセイ外国株式インデックスファンド
資産クラス 先進国株式
連動する指数 MSCIコクサイ・インデックス
基準価額 43,161円
純資産額 7,906.85億円
信託報酬(税込) 0.09889%
トータルリターン +41.24%(1年)、+18.63%(3年)、+21.01%(5年)、+14.2%(10年)
運用会社 ニッセイアセットマネジメント
ファンドの特色 2013年12月10日に設定され、同タイプのファンドとしては長い運用実績をもつ。
日本を除く世界の主要先進国の株式に投資できる。
投資先の割合は、1位がアメリカ、2位がイギリス、3位がカナダ。
投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2023のイベントでは、2位にランクイン。

※表のなかのファンド名をクリックすると、最新の価格やチャートが見れます。

 

⑩「eMAXIS Slimバランス(8資産均等型)」

ファンド名 eMAXIS Slimバランス(8資産均等型)
資産クラス バランス型
連動する指数 バランス型なのでなし(合成指数)
基準価額 16,767円
純資産額 3,116.20億円
信託報酬(税込) 0.143%
トータルリターン +19%(1年)、+7.76%(3年)、+8.24%(5年)
運用会社 三菱UFJアセットマネジメント(旧三菱UFJ国際投信)
ファンドの特色

業界最低水準の運用コストを将来にわたって目指し続けることで人気の「eMAXIS Slim」シリーズ。8つの資産
「国内株式」「先進国株式」「新興国株式」「国内債券」「先進国債券」「新興国債券」「国内REIT」「先進国REIT」
に12.5%ずつ均等に投資(ロシアは除外)するのが特徴で、ミドルリスク・ミドルリターンの運用成績を目指す。
投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2023」のイベントでは、9位にランクイン。

※表のなかのファンド名をクリックすると、最新の価格やチャートが見れます。

 

\新NISAの銘柄数はトップクラス/

SBI証券の公式サイトへのリンク

 

関連記事

 

7. SBI証券で「新NISA」を始めるときの注意点(デメリット)

(SBI証券公式YouTubeチャンネル『#29 現金を使わずに投資ができる!SBI証券のポイント投資サービス』)

 

SBI証券で新NISAを始めるときのデメリットを強いて挙げるとすれば、ポイント投資をするときはクレカ積立との併用ができないことです。

 

SBI証券でポイント投資ができるのはVポイントとPontaポイントだけで、日本株と投資信託(スポット・積立)の買付に利用できます。しかし、投信積立は現金決済時のみポイント利用が可能で、クレカ積立との併用ができません。

 

つまり、月100,000円を投信積立する場合、「クレカで99,500円+ポイントで500円分」という組み合わせで決済ができないということです。

 

ただし、貯まったポイントは必ずしもポイント投資に使う必要はなく、使い道は他にもたくさんあるので、大きなデメリットに感じる必要はありません。

 

関連記事

 

■補足

その他のデメリットに、SBI証券の新NISA(つみたて投資枠)の取扱い銘柄にETFがない点を挙げる意見もあります。

ただし、ETFと同じ運用方針(テーマ)の銘柄は投資信託にも用意されており、コスト(信託報酬)も気にするほど変わらないので、大きなデメリットではありません。

 

8. SBI証券で実施中の「新NISA」のキャンペーン

青いギフトボックス
(※写真はイメージです/PIXTA)

 

SBI証券では、常に複数のキャンペーン・プログラムを実施しています。ここでは、現在実施中の新NISAに関するキャンペーンとプログラムを1つずつ紹介します。

 

8.1. 景品総額1億円!? SBI証券NISA応援キャンペーン

SBI証券NISA応援キャンペーン
(引用:SBI証券)

 

■キャンペーンの概要

概要

●キャンペーン1
Xのフォロー&リポストで500円相当のデジタルギフト券が1,000名に当たる

●キャンペーン2
NISAの口座開設&クイズに全問正解+エントリーでもれなく2,000円

●キャンペーン3
投信積立デビューor増額で抽選で最大10万円が当たる

実施期間

●キャンペーン1
2024年12月2日(月)~2024年12月31日(火)

●キャンペーン2
2024年10月1日(火)~2025年2月28日(金)

●キャンペーン3
2024年10月1日(火)~2024年12月30日(月)

参加方法 下記本文を参照
補足
(注意点)

・エントリー要す

・他社のNISA口座からの変更も対象

 

それぞれ紹介します。

 

キャンペーン1:Xのフォロー&リポストで500円相当のデジタルギフト券が1,000名に当たる

キャンペーン1の参加手順
(引用:SBI証券)

 

キャンペーン1は、SBI証券の公式Xアカウントをフォローし、本キャンペーンの投稿をリポスト後、URLから抽選に参加すると、「giftee Box Select」から500円相当のデジタルギフト券が抽選で1,000名に当たるという内容です。

 

上限に達し次第、早期終了となる場合があるので、X(旧ツイッター)を利用している人は早めに参加しましょう。

 

 

キャンペーン2:NISAの口座開設&クイズに全問正解+エントリーでもれなく2,000円

キャンペーン2は、SBI証券のNISA口座を開設後、ログインして簡単なクイズに全問正解してエントリーすると、もれなく現金2,000円がもらえるという内容です。

 

NISA口座の開設は他社からの変更でもOKなので、現在のNISA口座に不満を持っている人はこの機会に乗り換えを検討しましょう。

 

 

【NISAデビュー!4,000円 ゲットキャンペーン】

 

NISAデビュー!4,000円 ゲットキャンペーン
(引用:SBI証券)

 

キャンペーン2と連動して実施しているのが本キャンペーンで、エントリー後、対象取引期間中(2025年1月7日~3月31日)にNISA口座(成長投資枠またはつみたて投資枠)で合計1万円以上の投資信託を積立買付すると、抽選で以下の現金がプレゼントされるという内容。

 

  • 10万円:1名
  • 4,000円:全員(はずれなし)

 

はずれはなく、キャンペーン2と合わせて確実に6,000円を獲得できるので、この機会を逃さないようにしましょう。

 

 

キャンペーン3:投信積立デビューor増額で抽選で最大10万円が当たる

キャンペーン3の参加手順
(引用:SBI証券)

 

キャンペーン3の対象は、以下のいずれかの人。SBI証券で新規でNISA口座を開設する人だけではなく、他社から乗り換える人、すでにSBI証券のNISA口座を持っている人すべてが対象になります。

 

  1. SBI証券でNISA口座を開設した人
  2. NISA口座を他社からSBI証券に乗り換えた人
  3. すでにSBI証券のNISA口座を持っている人

 

キャンペーン3にエントリー後、投資信託を新規の人は月額平均5,000円以上の積立設定、すでに積立中の人は9月の積立額と比較して平均5,000円以上を増額すると本キャンペーンの対象になります(課税口座でもOK)。

 

特典の内訳は以下のとおり。

 

  • 10万円 :10名
  • 1万円 :300名
  • 1,000円 :1,000名

 

抽選に外れた人全員で500万円を山分けするので、確実に現金を獲得できます。

 

 

 

8.2. LINEでNISA紹介プログラム

LINEでNISA紹介プログラム
(引用:SBI証券)

 

「LINEでNISA紹介プログラム」は、家族や友達を紹介してその人がSBI証券の総合口座とNISA口座を開設すると、「giftee Box Select」で使用可能なギフトポイントが最大6,000円分もらえるという内容です。

 

LINEでNISA紹介プログラムの手順紹介
(引用:SBI証券)

 

獲得できるポイント数は紹介者1名につき3,000円分で、合計2名の紹介で最大6,000円分となっています。スマホから次のQRコードを読み取ってエントリーしてご参加ください。

 

QRコード
(引用:SBI証券

 

SBI証券の口座を持っていなくても紹介はできますが、なるべく自分でも利用して使い勝手を教えてあげましょう。

 

 

\新NISAを始めるなら/

SBI証券の公式サイトへのリンク

 

関連記事

 

9. よくある質問

Q&A
(※写真はイメージです/PIXTA)

 

最後に、SBI証券の新NISAに関するよくある質問に5つ回答します。

Q1. 他社から乗り換えて2025年からSBI証券で新NISAを始める手続きはいつからできますか?

他社のNISA口座を持っている人は、2024年10月から変更手続きが可能になっています。

 

以前は書面でのやり取りでしたが、9月27日から電子化に対応し、WEBで手続きできるようになりました。

 

関連記事

 

Q2. SBI証券の新NISA(つみたて投資枠)の対象商品の銘柄一覧はどこで見れますか?

SBI証券の新NISA(つみたて投資枠)の対象銘柄は、PCの場合は、メニューの「NISA」>「NISAで買える銘柄を探す」のつみたて投資枠で買える商品「投資信託」をクリックすると一覧を確認できます。

 

Q3. 新NISAで買付ができなかったときの原因は?

クレカ決済ではなく現金決済の場合、買付日の前日までに口座内に購入金額分の残高がないと引き落としは実行されません。ご注意ください。

 

Q4. SBI証券の新NISAでは、金額などの変更はどこからできますか?

WEBサイトにログイン後、メニューの「取引」>「投資信託」>「投信(積立買付)」の設定銘柄一覧から各種変更や追加ができます。

 

Q5. SBI証券の新NISAでは、設定解除はどこからできますか?

WEBサイトにログイン後、メニューの「取引」>「投資信託」>「投信(積立買付)」の設定銘柄一覧の「解除」から手続き可能です。

 

10. まとめ

SBI証券のエントランス

 

この記事では、SBI証券の新NISA(つみたて投資枠)を始める方法を中心に解説しました。

 

SBI証券は、2024年1月4日に発表された「オリコン顧客満足度🄬ランキング」のネット証券ランキングにおいて、楽天証券と同点で1位を獲得。それに加えて、「取扱商品」「取引手数料」「資産管理」「システムの安定性」の項目でトップの評価を受賞した人気ネット証券です。

 

NISAは、利益に対して本来かかる約20%の税金が非課税になる優れた制度です。1分1秒を争うトレードではないので、日中は忙しい方でも、一度設定するだけであとは基本的にほったらかしで大丈夫です。

 

この記事を参考にしてSBI証券で新NISAを始めて、将来に備えた資産形成の第一歩を踏み出しましょう。

 

\資産形成を始めるなら/

SBI証券の公式サイトへのリンク

 

関連記事

■SBI証券のサポートデスク

 

(平日)※ガイダンス番号「3番」がNISA・投資信託

  • 固定電話:0120-104-214(無料)
  • 携帯電話:0570-550-104(有料)
  • 受付時間:8時~17時(土日祝・年末年始を除く)

 

(土日)※NISA・投資信託専用

  • 固定電話:0800-170-2888(無料)
  • 携帯電話:03-6629-9719(有料)
  • 受付時間:9時~17時(平日・年末年始を除く)

 

【注目記事】 
SBI証券への取材風景

 

グループ全体の口座数が1,200万を突破し、個人投資家に人気のSBI証券。SGO編集部では、SBI証券の社員に独占取材をして、同社の魅力をたっぷり伺いました。

2023年9月30日発注分から実施している「国内株式売買手数料の無料化」についても言及しているので、『【SBI証券社員インタビュー】「貯蓄から投資へ」の流れを受けて、オンライン総合証券が取り組んでいること』からぜひご覧ください。