『資産形成ゴールドオンライン』は複数の企業と提携して情報を提供しており、当サイトを経由して申込みがあった場合、各企業から報酬が発生することがあります。しかし、提携の有無などが本ページ内のサービスの評価や掲載順位に関して影響を及ぼすことはありません(提携会社一覧)。
SBI証券では、「Vポイント」と「Ponaポイント」を使ってポイント投資をすることができます。
本記事では、
「Vポイント投資では何が買えるの?」
「Vポイント投資の買付方法は?」
「Vポイント投資のやり方は?」
という疑問をお持ちの方に、SBI証券におけるVポイント投資のメリットやデメリット、設定方法などを初心者にもわかりやすく解説します。
最後まで読めば、SBI証券でVポイント投資をすべきか否かの判断ができるようになります。
はじめに:「Vポイント」はSMBCグループの共通ポイント
ポイント投資とは、貯まったポイントを現金と同じように金融商品の購入代金などに充てられるサービスのこと。
SBI証券では、VポイントとPonataポイントを1ポイント=1円分として、国内株式(S株を含む)と投資信託の買付に利用することができます。
ちなみに、VポイントはSMBCグループの共通ポイントで、三井住友カードを利用してネットショッピングをしたり、SBI証券で国内株式や投資信託を購入したりすると貯まります。
ただし、クレカ積立でVポイントは貯まっても、使い道はこれまで以下のようなものに限られていました。
- 三井住友カードの請求額に充てる
- 三井住友銀行の振込手数料に充てる
- Vポイントに対応している店舗で使う
- 景品や他社のポイントに交換する
- Amazonギフトカードなどの「オンラインギフトカード」に交換する
しかし、2023年2月からVポイントを利用してSBI証券で金融商品を買えるようになったことから、利便性が向上。
投資を始めるきっかけにもなるので、「ポイントを持て余すのはもったいない」「自分のお金で投資する前に取引を体験してみたい」という方は、Vポイント投資にチャレンジしてみてください。
\新規入会&条件達成で最大28,600円相当プレゼント/
1. SBI証券における「Vポイント投資」の概要
まずは、SBI証券におけるVポイント投資の概要を紹介します。
■「Vポイント投資」の概要
概要 |
買付代金相当額の全額または一部にVポイントが利用可能 |
対象者 |
SBI証券の口座を持っている方 |
対象商品 |
国内株式、投資信託 |
買付方法 |
・国内株式:スポット買付 |
ポイント利用単位 |
1~99,999,999ポイント(1ポイント=1円分) |
Vポイント投資をするためには、以前まではSBI証券の「三井住友カード仲介口座」の開設(基本的な操作やサービス内容は同じ)が必要でした。
しかし、2023年2月27日より、通常のSBI証券の口座を持っている人でもVポイント投資ができるようにサービスが拡充され、気軽に利用できるようになりました(やり方は4章で解説)。
次章では、Vポイント投資のメリットとデメリット(注意点)を解説します。
\2種類のポイントによる投資が可能/
2. SBI証券における「Vポイント投資」のメリット3つ
Vポイント投資には、主に次のようなメリットがあります。
それぞれ解説します。
メリット①:国内株式と投資信託の買付に使える
Vポイントは、1ポイント=1円分として、SBI証券での国内株式と投資信託の買付代金相当額の全額または一部に利用できます。
メリット②:現金を使わず気軽に投資を始められる
SBI証券では通常、100円の少額から投資信託を購入できます。しかし、Vポイント投資であれば、現金を使わず気軽に投資を始めることもできます。
しかもVポイント投資は、通常は100株単位でしか買えない国内株式を1~99株で買えるようにした単元未満株(SBI証券では「S株」)と国内株式積立サービス(日株積立)にも対応しています。
そのため、「投資に興味はあるけれど、まとまったお金がない」「試しに株式や投資信託を買ってみたい」「自分のお金で投資をするのは怖い」という初心者の方にもVポイント投資はおすすめです。
メリット③:Vポイントを現金化することもできる
Vポイントは、Vポイントに対応している店舗や他社のポイントに交換して、現金代わりに利用できます。しかし、交換先によっては1ポイント=0.8円の価値にダウンしてしまうこともあります。
そこで、「ポイントを現金に変えたい」という方におすすめなのが、SBI証券でVポイントを使って投資信託を購入し、すぐに売却して出金する方法。
このやり方であれば、ポイントの価値を下げることなく現金化できます。国内債券で運用する「債券型」の投資信託なら、1日で価格が大きく変動することはほぼありません。
ただし、信託報酬(投資信託の運用や管理にかかるコスト)は必ずかかるので、完全手数料無料でポイントを現金化できるわけではない点にはご留意ください。
\SBIグループ全体の口座数は1,300万を突破/
3. SBI証券における「Vポイント投資」のデメリット(注意点)
SBI証券でVポイント投資をするときは、投資信託の積立買付において、クレカ積立との併用ができない点にご注意ください。
たとえば月3万円をSBI証券で投信積立する場合、「クレジットカードで29,500円+ポイントで500円分」という組み合わせで決済ができないということです。
Vポイントを使って投信積立をする場合は、現金決済時のみポイントを利用できます。
どうしてもクレカ積立時のポイントも欲しい方は、SBI証券で三井住友カードを使ってクレカ積立をして、カードの利用代金の支払い時にVポイントを充てる方法なら、実質的にVポイントで投資をしたのと同じ効果が得られます。
\国内株式個人取引シェアNo.1/
4. SBI証券における「Vポイント投資」の始め方と設定方法
SBI証券でVポイント投資を始めるには、次の3ステップが必要です。
順番に解説します。
STEP1 :SBI証券の口座を開設する
SBI証券の口座を持っていない方は、『SBI証券の口座開設の流れ…かかる日数や注意点、おすすめ初期設定は?』を参考にして口座を作りましょう。
口座開設は無料で、オンライン申し込みであれば、最短で翌営業日から取引を始めることもできます。
STEP2:メインポイントをVポイントに設定する
SBI証券にログインして、ホーム画面より「ポイント>」をクリックします。
すると、「ポイントサービス」の画面に切り替わるので、「SBI証券ポイントサービス」の「メインポイント設定」をクリックしてください。
「設定可能なポイント」のなかから、Vポイントの「利用を開始する>」をクリックします(画面では、すでにVポイントが選択されています)。
各規約に目を通したら、「上記の内容を確認し同意いたしました」にチェックを入れます。そして、取引パスワードを入力して「同意して認証する>」に進んでください。
STEP3:三井住友カードのVpassで設定する
三井住友カードのVpass(ブイパス)への登録がまだの方は、手元に三井住友カードを用意し、このタイミングで登録をしておきましょう。
Vpassにログインしたら、「アプリメニュー」から「設定」を選択し、「SBI証券」の項目を選択します。そして、SBI証券の口座番号とログインID、ログインパスワードなどの必要事項を入力して設定を完了させてください。
なお、Vpassにはスマホアプリもあり、以下よりインストールできます。
- iPhoneの方:『三井住友カードVpassアプリ』
- Androidの方:『三井住友カードVpassアプリ』
三井住友カードの利用履歴や請求額などをスマホで気軽に確認できるので、一緒に利用することをおすすめします。
\新規入会&条件達成で最大28,600円相当プレゼント/
■SBI証券コールセンター(三井住友カード×SBI証券 専用ダイヤル)
- 固定電話:0800-111-5422(無料)
- 携帯電話:048-545-1202(有料)
- 受付時間:平日8:00~17:00
5. SBI証券における「Vポイント投資」のやり方
SBI証券でVポイント投資ができる環境が整ったら、実際に投資してみましょう。
購入する投資信託を選んだら、注文入力画面で以下のようにVポイントを何ポイント利用するかを指定します。
注文内容を確認したら発注しましょう。なお、詳細な手順は『SBI証券の「ポイント投資」のやり方…Vポイントによる買付方法も解説』で紹介しています。
\「Vポイント投資」で気軽に投資デビュー/
6. まとめ
この記事では、SBI証券における「Vポイント投資」について解説しました。
VポイントはTポイントと2024年4月22日に統合され、「青と黄色のVポイント」にリニューアル。統合により、(新しい)Vポイントのユーザーは旧VポイントとTポイントを合わせて1億5,000万人超となり、楽天ポイントを抜いて国内最大規模のポイントサービスになりました。
統合前よりVポイントが貯まるシーンが多くなったことから、SBI証券でVポイント投資をする人は今後増えることが予想されます。
本記事を参考にしてVポイントを活用して現金の持ち出しを減らし、SBI証券でお得に投資を始めましょう。
\資産形成を始めるなら/
グループ全体の口座数が1,200万を突破し、個人投資家に人気のSBI証券。SGO編集部では、SBI証券の社員に独占取材をして、同社の魅力をたっぷり伺いました。
2023年9月30日発注分から実施している「国内株式売買手数料の無料化」についても言及しているので、『【SBI証券社員インタビュー】「貯蓄から投資へ」の流れを受けて、オンライン総合証券が取り組んでいること』からぜひご覧ください。